コオロギ食陰謀論や反コオロギ運動が想像以上の規模になってきたので、私が観察した結果をまとめておきます。元々、コアな陰謀論界隈には昆虫食陰謀論があり、少なくとも昨年6月には1,000RT越えのツイートが存在していました。(続きます)

https://twitter.com/caffelover/status/1581782079024828421

この時から目立っており、その後も怪情報を拡散していくのがLaughing Manというアカウントです。食に関する陰謀論やインパクトの強い陰謀論は元々バズりやすく、昆虫食もその一つであることを、この時点で見抜いていたのだと思います。↓

橋本琴絵氏のツイートがbuzfeedの記事になっている

/「コオロギは食べてよいと聖書が書き換えられた」昆虫食めぐる“陰謀”が拡散→誤り。実際の記述は…？ buzzfeed.com/jp/kotahatachi… 私がファクトチェック(というか経緯の調査)をしてもらいたいのはどちらかというとこっちです。昆虫食はどこからやってきて、どのようにして広がったのか。そもそも"誘導"されていると言える程の政府の後押しがあるのか、等は調査に時間をかけられる記者や研究者でないと取り組むのが難しいと思います。

チャーチマーケティングで検索すると日本語資料があまり見つかりませんでしたが、「教会成長運動（Church Growth Movement）」で検索すると結構出てきて「山森鉄直」という人物が有名と出てきますね。これは原稿終わったら調べたい。

encyclopedia.com/religion/legal… 重要項目に'exploring experiences of "power encounter" and "spiritual warfare" as challenges to twentieth-century Western understandings of reality'というのがあって不穏な感じがする

参政党がチャーチマーケティングを利用しているのではないかという指摘を聞くようになったため、Amazonで評価の高いこちらの書籍を読み、複数のチャーチマーケティングサイトも見てみました。長く読まれているようで、基本となる考え方が書かれており分かりやすかったです。
amzn.to/3LTpnAg この本に書かれている内容で印象深かったのは、「信者は歩く広告板である」という一文です。つまり、信者による勧誘が重視されている。信者の勧誘で成長するため、居心地がよく勧誘しやすい雰囲気を作ることが重要とされます。そのためにターゲット層を定義し研究するのです。

参政党が一番やばいのは、陰謀論やスピリチュアルで人と資金を集め、全選挙区+比例での候補擁立、選挙資金3億5千万円超え、党員数7万人超えを実現している上、政治経験者が中核にいて議席を取りかねないところです。

news.yahoo.co.jp/articles/d3ac0… 既に指摘されてますが、ヤフコメに支持者が集まっていてかなり濃い投稿が行われてます。
また、参政党はウェブサイトでは危険なワードをあまり出さない一方、街宣では「ユダヤ勢力にマスコミが支配されている」といった差別に繋がる陰謀論を堂々とやって支持者を沸かせており、かなり計算されています

フォロワーさんからリクエストがありましたのでマッドフラッド-タルタリア陰謀論についてツイートします。
この陰謀論は、「かつてタルタリアという巨大な帝国があったが、19世紀に泥の洪水によって滅亡した。洪水の原因は闇の勢力(ディープステート)による核攻撃で、 タルタリアはフリーエネルギーを実現した高度な文明であり、また巨人と共存していたが闇の勢力によって滅ぼされてしまった。闇の勢力は滅ぼした後に孤児を入植し、真の歴史を隠蔽した教育を行ったため真実は忘却された。」というものです。