Tsunehisa Nakajima Profile picture
永住権に当選して渡米、帰化したサンフランシスコ在住の日系一世。システム開発会社の経営して〼。ベース弾き〼。ブラジリアン柔術青帯になりました(2024年9月)
Sep 29 34 tweets 1 min read
ここ数年、40代半ばにして大学院に行ったり、いくつかの資格を取ったりしてるんですが、なんかこういうのを格好悪いとする言説がXにはあるじゃないですか?(ない?)個人的には、これには結構効能があったので棚卸で疲れ切った勢いでツラツラと書いていきたいと思います。 なんで「学び」が必要だったのか?という背景から書きますね。2010年にホームレスから這い上がるために、初めて正社員というものになったんですよ。日系の食品卸の会社の事務員に。で、毎日毎日与えられた作業をこなす日々を送ってたんですが、ある日ふと思ったんです。「このままだと差が縮まらない」
Dec 2, 2024 25 tweets 1 min read
家と家族と仕事を失い、身を寄せた友人宅のガレージで車と枕を並べて眠っていた2010年のお正月。刃物をちょこちょこ研ぐだけだった前年2009年の収入は、やっぱりと言うか何というか1万ドルを切っていた。当然だが、この収入ではカリフォルニアでは自立して生きてはいけないのだった 2009年末の全米の所得の中央値は$49,779.23。ざっくり5万ドル。まずはホームレス状態から抜け出すのに必死だったが、それから数年間は常に頭の中に目標として年収5万ドルというのがあった。優良企業にお勤めの方や、駐在員の方からすれば「は?」という金額なのは百も承知だが、この壁を破るのは本当に
Aug 17, 2024 22 tweets 1 min read
あと数年で50歳になるのだけど、ここ最近気を付けていることがある。それは加齢によって確実に肉体も精神も衰えていくということ。肉体の衰えは誰にでもわかりやすいと思うので、ここ最近どういうところで精神の衰えというものを感じ始めたのかを書いてみたいと思う。シンプルに言うと 自分の感情のコントロールが出来なくなっていき、加えてそれを自覚できなくなっていく、のが老いなんだと思う。そして感情をコントロールできない事で誰かや何かに「執着」してしまうし、そのことで感情が揺さぶられすぎて負の方向に引っ張られてしまう。若い時だったら諭してくれる誰かが
Mar 5, 2024 8 tweets 1 min read
大学中退して高卒としてアメリカに渡ったら学歴の壁でヒイヒイ言うことになって、コロナ禍をなんとか乗り越えた時に「こりゃちゃんと勉強しないとマズイ」と思って通信制の大学で勉強を始めたのが43歳だった2021年の時。その後、飛び級で大学院に入学して今月末に卒業予定なんだけど、その過程で段々 自分の状況に捉え方や考え方が変わってきた。学歴が無いからヒイヒイ言ってた訳ではなくて、経験と実績が無いから箸にも棒にもかからなかったんだな、と。学校で勉強したことで良かったのは、自分の状況を客観視出来るようになったことと、相手が学位を持ってるからと言ってその道の実践者とも専門家と
Dec 30, 2023 9 tweets 1 min read
昔「つまんない人生だねぇ」って言われたことがあった。その人は日本の会社からアメリカに駐在員としてやってきていた人だった。飲みの席での会話で僕がキャバクラに行った事が無いと言ったところ冒頭の発言が そこから彼のキャバクラ体験談が繰り広げられ「今度日本に来た時には連れてってあげるよー」と上機嫌。更にいかに会社の中でグレーなことをやってきたかを饒舌に語ってた。多分、当時の彼は40代前半で、そこの会社一筋で生きてきた人
Aug 19, 2020 24 tweets 1 min read
昔のブログからサルベージしたところ、この出来事は2006年9月の事だった様です。渡米して2年ちょっとの頃。英語サッパリ話せなかったんですねぇ。そして、話せる自分がイメージ出来なかった時です。この出来事が無かったら本気で英語に取り組まなかっただろうなぁ。。。 折角だから、当時書いたものを転載してみよう。今書くのと当時書いたのでは臨場感が違うはずだから(笑)
Jan 19, 2020 14 tweets 1 min read
十数年前、高速道路を走行中、この動画の0:44からみたいにボンネットから煙が吹き出した

慌てて高速から降りたもののどうして良いか分からずに呆然としていると。。。

後ろを走っていたらしい車がついてきてドライバーが

「早くボンネットを開けろ!!」

と。開けてみるとバッテリーから火が上がっており大炎上。それをみた彼は着ていたシャツを脱ぎ水たまりに浸して消火してくれ、熱で溶けたケーブルの皮膜をナイフで綺麗に削ぎ落として絶縁テープを巻いてくれ
Oct 16, 2019 18 tweets 1 min read
ミラクルを起こしている男がいる。口下手で社交性が無い彼は数年前までスーパーの品出しのバイトをしながら、毎晩毎晩コードを書き続けた。偶然僕の目の前に現れた時「開発の仕事がしたい…」とポツリと言った。「じゃあ、うちの開発責任者にポートフォリオを見せてよ」と特に期待せずに言った。 数時間後「あれは天才ですよ!」という連絡が来た。うちの会社でしばらく開発の仕事をやった後に、得意の数学と完璧な日英バイリンガル能力を活かし、ある会社の新製品開発にたずさわっている。この間たったの3年。