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りきちーの労働大学校(@RC_Laborcollege)非公認教授 りき大非公式キャラクター
Jul 18, 2025 20 tweets 5 min read
ITバブル初期の頃は、まさに百家争鳴の時代で、さまざまな革新的なイノベーションが次々と生まれました。このIT革命は、①1995年〜2006年のパソコン革命と、②2007年〜2025年のスマホ革命という二つの大きなフェーズに分けることができます。 どちらの時代も、初期にはアイデアや創造性が勝負を決め、競争が激化する後期になると、資本の蓄積が大きな力を持つようになりました。この流れは、IT業界が成長する過程で一貫して見られるパターンと言えるでしょう。 e-sales.jp/eigyo-labo/mat…Image
Jun 4, 2025 36 tweets 5 min read
国家が衰退するときに、一番文化が爛熟するんですよね。経済が成長している間は、強いものが幅を利かせて、お金を稼ぎ、その稼いだ分を再投資していく好循環が続きます。 しかし、その成長が停滞すると、資源を再投資するよりも、分配(福祉)や精神的文化へのバラマキが増えてしまうんです。成長が止まると、生産的な投資よりも目先の分配に頼る傾向が強まるからです。
Jun 1, 2025 33 tweets 4 min read
陽キャのマイルドヤンキーが幸せそうに見えるのは、実は生存者バイアスの影響なんですよね。田舎で地元密着型の生活を楽しみ、家族を作り、車や家を持って楽しそうに暮らしている彼らを見ると、確かに「勝ち組」に見えるかもしれません。 【田舎のねずみと都会のねずみ】
でも、それは成功した一部の人たちだけが目立っているからなんです。都会に逃げたインテリインキャがそのライフスタイルを真似できるかと言ったら、まず無理でしょう。
Apr 6, 2025 29 tweets 5 min read
【米国の分業と製造業の変遷】
資本主義の富の源泉は分業と交換にあります。そして、米国の経済的本質はフォーディズムに象徴されます。マニュアルを作成し単純作業に分解して分業を行い、効率的に組み立てる手法です。フォードが自動車産業で確立したこの仕組みを、米国製造業は得意としていました。 1. アメリカの資本主義とフォーディズムの本質
米国は移民の国であり、多様な背景を持つ人々が集まっています。この多様性が分業を促進しました。 e-falcon.co.jp/column/hr/post…Image
Apr 5, 2025 19 tweets 3 min read
米国ドルは基軸通貨なので、世界で唯一擬似的なMMT(現代貨幣理論)が機能する国なんですよね。新興国が貿易で得た米ドルを何らかの通貨に換金しない限り、米国政府は米ドルを事実上無限に発行できるんですよ。 米ドルが1944年のブレトンウッズ協定以降、世界の準備通貨として確立されたとされています。そして、ニクソンショックで金兌換をやめてから、米国の貿易赤字垂れ流しを可能にしたんだすが、当初は「米ドルは紙切れになる」って言われていたんですよね。 sankei.com/article/202302…Image
Feb 5, 2025 23 tweets 5 min read
日本社会は信用(クレジット)では無くて信頼(トラスト)を重視するからですよ。東京のように不特定多数が参加して、新規参入や退出が多い大都会では契約書を遵守する代わりにドライに接するのが合理的です。しかし、それ以外の田舎では人間関係を軸に仲間内で取引を完結させる方が合理的なんですね。 Image 11~12世紀の地中海においてイスラム圏と欧州をつなぐ二つの商業集団がいました。

一つは北アフリカのイスラム圏を拠点とするユダヤ商人を中心としたマグリブの商人です。彼らは、身内からなる内集団を組織することで、鉄の結束を築き、拡大していきました。マグリブの商人にとって「自分の良い評判を保つこと」は、内集団のなかに居続けるために何より重要でした。なぜなら一度でも仲間を裏切り悪評がたてば、その経済圏でビジネスを続けることが困難になるためです。

そしてもう一つはキリスト教圏、現在のイタリア北西部を中心としたジェノバの商人です。彼らは内集団を組織する代わりに、法システムを発展させ、契約による取引で商圏を広げることに成功しました。彼らにとって重要なのは、未知の相手と良好な関係を築くための「信頼」だったのです。

この二つの商業集団は地中海を舞台に覇権を競いましたが、最終的に欧州貿易の中心となったのはジェノバの商人でした。マグリブの商人は評判の仕組みを使いながら内集団の裏切りを防ぐ「安心ネットワーク」をつくり出しましたが、商圏が拡大するにつれてそれを維持することが困難になりました。

一方、ジェノバの商人は、裏切りに遭うリスクやルールをつくる手間等のコストをかけつつも、多様な相手と「信頼ネットワーク」を築くことに成功しました。これが結果的に、商圏を拡大する段階では有利に働いたのです。

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