藤巻健史 Profile picture
(株)フジマキ・ジャパン代表取締役。元モルガン銀行(現JPモルガン・チェース)日本代表・東京支店長。元ジョージソロス氏アドバイザー。一橋大学卒、ケロッグ経営大学院修了MBA取得。米News week 誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出。 朝日新聞で「藤巻兄弟」を共に連載していた元伊勢丹バイヤーの故藤巻幸夫の実兄
Mar 28, 2022 6 tweets 1 min read
「ソロスに負けた英中央銀行と日銀がだぶる」通貨統合に向けて(ヨーロッパの国はマルクに対して通貨を固定しなければならない。それが通貨統合に参加できる条件。基本的には1ポンド2.95マルクで固定。最低でも1ポンド2.77マルクまでに抑えろとの制約 (注:ポンド は円と違って(続) (続)ポンド中心に考えるので数字が小さいほどポンドが弱い)92年のイギリスは非常に景気が悪くポンドは下がろう、下がろうとしていた・その圧力をはねのけて1ポンド=2.77マルク以上にしたかったのが英中央銀行。それを防ぐ方法は二つ 一つはイギリスの利上げ。 ところが景気が悪い時に(続)
Mar 26, 2022 5 tweets 1 min read
昨日のマネックスグループの講演会でも言及させていただいたが、今の米国は土地と株の急騰によって経済が狂乱した日本のバブルに類似している。類似していることを説明するいい記事が金曜の日経新聞夕刊に出ていた(続)
nikkei.com/article/DGXZQO… (続)「FRBのウォラー理事は24日、住宅市場について講演し『ここワシントンで家を買おうとしているのでわかるが、市場はクレージーだ』と語った。理事が自分で家を買おうとしているからこそ強く理解できるのだ。日本のバブル時より悪いことに日本は当時、円急騰という強烈なデフレ要因のおかげで(続
Mar 26, 2022 4 tweets 1 min read
ちょっと大げさな表現だとは思うが、「明日の朝10時10分は、日本の運命を決めるかもしれない。日銀が「指値オペ」をするか否かが大注目だ。金曜日の米長期金利上昇に伴って、朝は日本国債の金利も上昇して始まるだろう。日銀の保有国債が評価損になるかの分岐点に到来だ(続) (続)ここで指値オペをおこない、長期金利の上昇を抑える姿勢を示せば「日銀は金利を上げません」との宣言を世界に高らかに発することになる。ドル/円暴騰の引き金になる可能性がある。瞬時に暴騰しなくてもドル高/円安は明白と世界中が認識するだろうから、長く力強いドル高/円安時代が始まる(続)
Mar 26, 2022 6 tweets 1 min read
「MMTとロシア」本日、お会いした時、松本さんに許可を取ったのでここに昨日のマネックスメールのうち「松本大のつぶやき」の部分をコピペさせていただきます。 「皆さん、MMT=現代貨幣理論って覚えてますか?ちょっと前によく聞いた、税金なんて上げるな、中央銀行がバンバンお金刷って(続)、 (続)国債を買えばそれでいいじゃん!というアノ論です。しかしこのMMTはまやかし、或いはあやかしのようなもので、そんな錬金術がある訳がありません。でも日本に居ると、国の歳出は歳入より全然大きい状況が恒常化していて、その為に国債の大量発行を続けていますが金利は上がってこないので(続)
Dec 18, 2021 8 tweets 1 min read
本日 午前にアップされた朝日新聞デジタルの中で原真人編集委員が私のことに触れてくださった。「先月出版された国際的な有力経済誌「ザ・インターナショナル・エコノミー」に「米国が『日本化』するリスクはどれほどあるか?」というタイトルの特集が組まれた(続)
asahi.com/articles/ASPDK… (続)27人の経済専門家たちが論考を寄せ、冒頭にはフジマキ・ジャパン代表・藤巻健史氏の寄稿が掲載された。 藤巻氏は元モルガン銀行東京支店長で、同行トップから「伝説のディーラー」と称されたこともある市場のプロ。そして元参院議員でもある(続)
Dec 16, 2021 4 tweets 1 min read
昨日の日経新聞夕刊「十字路」の筆者がどなたか知らないが、「『日本病』という言葉を目にする機会が、増えてきたような気がする」と書かれたからには、この方は「井の中の蛙」ではない(続)
nikkei.com/article/DGXZQO… (続)私も最近は頻繁に寄稿を依頼される「The International Economy」では「世界最大規模にバラまきを続け、世界最大の赤字国になったにも関わらず40年間世界断トツのビリ成長」の日本の現状をすでに(確か2018年冬号)「日本病」と名づけ「日本病は世界に蔓延するか?」との特集を組んでいる(続)
Dec 16, 2021 4 tweets 1 min read
英中央銀行も予想外の利上げを行い、世界の中央銀行はインフレ対応にかじを切り始めた。取り残されているとはいえ、私が「MR 時期尚早」と揶揄した栗田日銀総裁も、もう出口戦略(=金融引き締め策)を語るべき義務があろう(続)
bloomberg.co.jp/news/articles/… (続)「金融引き締め時に日銀が債務超過にならないか知りたいからシミュレーションを出せ」との国会での要求を私の落選で逃げ切った黒田日銀も、もう提出しなければいけない時期だろう。当時、「いろいろ条件が変わるので」と逃げを打った日銀に対し「全部日銀の都合の良い条件でいいから(続)
Dec 16, 2021 4 tweets 1 min read
テーパリングのことを、多くのマスコミ(「資産購入の縮小」にすぐ修正したブルムバーグを除いて)が「量的緩和の縮小」と誤訳し続けてきたから、「FRBが金融政策の方向転換をしたのにマーケットでは何も起きていないではないか?」と日本では誤解してしまったようだ(続)
nikkei.com/article/DGKKZO… (続)何十回も書いてきたようにテーパリングの開始は金融政策の方向転換ではない。テーパリングの終了でさえも金融政策の方向転換でもない。登山中、高度が高くなり、登る速度を緩め始めたのがテーパリングの開始だ。登れば登るほど空気が薄くなるので、速度を落とす。今はトボトボと登っている(続)
May 8, 2021 5 tweets 1 min read
「米雇用統計の予想外れ」しかしここまで予想が外れると「いかに予想のたてかたがいい加減か」と思ってしまう。同業他社の数字を見比べながら鉛筆をなめて予想を作っているのではないか?とさえ思ってしまう(続)
nikkei.com/article/DGKKZO… (続)もしくは政府発表の方が、速報性を重視するあまり、頼りにならないか?(推定の入りすぎ)今後の修正数字を見れば判明するだろう。興味深い。
しかし、この日経新聞の「飲食や輸送など活動が急速に回復している業種は働き手の確保が追いつかない矛盾が生じている(続)
May 7, 2021 4 tweets 1 min read
最近来た米国人2人からのメールには2度目のワクチン接種が終わったとあった。フランス人からのメールには2回目が今週末だそうだ。外国人とのメールではワクチン接種が、今やメールに必ず挿入される「あいさつ代わりの文言」になっている。そして必ず「タケシは終わったか?」と聞かれる(続) (続)「まだ気配もない」と返事するたびに日本政府を情けないとつくづく思う。まだ世界では日本がワクチン接種後進国だとは認識されていない。オリンピックが近づけば、世界にワクチン後進国ぶりが喧伝されるだろう。昔のように、日本が興味の対象ではなくなっている(続)
Jan 5, 2019 5 tweets 1 min read
私は暗号通貨の未来は極めて明るいと思っているが、どの暗号資産が将来生き残っていくのかはわからない。しかし次男が教えてくれたWeb Pageを見て驚いた。 ripple本社のページでは世界のどこでtransactionが行われているかのmapがリアルタイムで見られる(続く)xrpcharts.ripple.com/#/topology (続き)最新の暗号資産関連の技術はここまで来ている。こういう先端分野に絡んで行かないと日本はますます遅れをとる。「日本の技術はすごい」などと言いながら現金決済をしてご満悦の日本は世界にどんどん取り残されていく。いまだ紙社会の政治の世界など100年遅れている、