イナダシュンスケ Profile picture
エリックサウスとかの中の人/変態料理人/ナチュラルボーン食いしん坊/近著『現代調理道具論』(講談社)/質問https://t.co/GVt5jbj83Y (相談箱)https://t.co/DZqqzDdY9P (mond)
Jan 23 9 tweets 2 min read
今日の昼にやらかしたささやかな狼藉について連投しておきます。
これは僕が「キッチンすき焼き」と呼んでいる、おそらく家庭で最もおいしくすき焼きを食べるためのメソッドです。 Image ポイントは他に誰もいない時の家のキッチンで、ひとり立ったまま極上のすき焼きを楽しむ、というところにあります。
ちょっといい牛肉を買ってくるところからこのイベントは始まります。今日はグラム980円のそこそこ良い黒毛和牛を130g用意。
先ずはフライパンに上白糖を敷き詰めて火にかけます。 Image
Apr 29, 2024 8 tweets 1 min read
20年以上前の話。全国コンクール常連だったスターバーテンダーのパイセンが、
「缶チューハイがヤバい」
といつも言っていた。
缶チューハイが年々確実にうまくなっていってる、と。

そしてそもそもバーテンダーがどれだけ炭酸を逃さないステアの腕を磨いたところで、当然缶チューハイには勝てないと 言っておくけど20数年前の話であり、当時の缶酎ハイなんて、せいぜい「アルコール入りのファ○タ」くらいのイメージだったわけだけど、その時点でライバルとしての脅威を感じていたというのは、さすがその道の一流は違うなと思うわけです。
当時の僕は酒場のネタトークくらいにしか思ってませんでした
Aug 4, 2021 12 tweets 1 min read
古いスパゲッティ屋さんの、ずっと気になりつつ食べたことなかったメニュー「カプレーゼ」を初めて食べた。
モツァレラのサラダではない。
「白身魚のトマトクリームスパゲティ」と説明書きがある。
その店のメニュー構成の中で「白身魚」も「トマトクリーム」も唐突すぎてずっと不思議だったやつ。 そしたら、その「白身魚」って何だったと思いますか。このメニューを食べたことのない人は絶対当てられないと思う、その驚きの食材とは「干し鱈」。

50年前から粛々と「バッカラのパスタ」を、しかもおそらく日本の干し鱈で代用して出し続けていた老舗!
かっこよすぎて変な声が出ました。
Aug 3, 2021 6 tweets 1 min read
昔浅草のKバーで、タブレット開いて仕事してたら見知らぬ泥酔男が「もしかして物書き?」と話しかけてきた。
「自分はそのつもりなんだけど数年前に某新人賞を貰ってその後は泣かず飛ばず」という話をでっち上げてたら、泥酔男はショーペンハウアーの言葉を引いて慰めてくれて超申し訳なかった。 「ショーペンハウアー読んだ? あいつやべえよな、マジやべえ。俺若い頃にあいつの言葉で雷に打たれたことがあってさ、こうこういうやつなんだけど、それって今のあんたもまさにそれなのよ。だからあんた間違ってない。大丈夫。」
Aug 2, 2021 5 tweets 1 min read
焼売がらみで1920年代の料理本見てたらいろいろ面白いものがあって、中でも個人的にグッときたのが

「バターのサンドウィッチ」

文字通りバターだけを挟んだサンドウィッチ。
俺が食いたいのはもしかしたらコレなのでは、と心がザワつきました。 あと、カレーライスのレシピで、皿にライスを盛ってカレーをかけたらそこに
「生卵を割り込む」
と。

自由軒のあれは殊更特別な事ではなかったという事なのか、自由軒の影響は甚大だったという事なのか
Mar 22, 2019 4 tweets 1 min read
世界的に見ると山羊を食べる地域のほとんどが臭みのない大型種に移行している中、沖縄は今でも臭みの強い小型種を食べ続けている稀有な地域と聞いた事があります。 山羊や羊とコリアンダーはだいたいセットになる中、それがない沖縄本島はやっぱり世界的には珍しいとか。沖縄でも八重山地方はコリアンダー食べるんでしたっけ