貝柱 Profile picture
人からはミサンドリストと呼ばれるラディカルフェミニスト。 生命倫理学者小松美彦を支持すると同時に、宮台真司を批判する立場。詳しくは暴力AV「女犯」を巡って両者が対峙した小松宮台論争の一部を転載した固定ツイ参照のこと。この世からポルノ被害が無くなることを願っている。colabo応援。
Jun 15, 2023 5 tweets 1 min read
あるとき、往復で十万円ほどの交通費がかかる遠方に住む親類が亡くなった。駆けつけてお焼香をあげるほど親しく付き合ったわけでもなく、といってスルーするわけにもいかない。どうしたもんかと悩んでいたとき、年上の女性に知恵付けられた。「貝柱さん、電報よ。電報って案外効くわよ。それから ご仏前に備える銘菓でも送ればOKよ」。なるほどと思って、とはいえ電報だけではあまりに寂しいので、電報、スタンド花、それからご仏前のお菓子の三点セットをお送りした。すると相手はめちゃめちゃ感激し、貝柱ちゃんにはすごくよくしてもらったというのである。聞くと寂しい葬式だったそうで、
Jun 14, 2023 8 tweets 1 min read
フェミニズムは「学者の小難しい屁理屈」を「はあそうでございますか、自分にはわからないなあ」と卑屈になるためにあるんじゃない。自分の実感を、言葉で解き明かしてもらうためにあるんだ。ドウォーキンがどれだけわたしの実感に迫ったか。上野千鶴子なんて小物のたわごとに耳を貸す必要はない。 ドウォーキンは自身を「ポルノの女」と称した。ドウォーキンは街娼をしていた。当事者だった。学者としてではなく、当事者として発言した(かつ、作家として)。だからその言葉には重みがあった。実体験と恐ろしいほどの頭脳。
Jan 21, 2023 5 tweets 1 min read
外国周りの元船乗りだったから、おしゃれな人で、葉巻をふかしていたっけな。昼間っから二人でイタリアンレストランで白ワインあけたりしていた。夜はゴールデン街。いつも彼は奢ってくれて、思えば無理させたものだ。彼が足で稼いだお金を、たいしておしゃれもせずに出かけて飲み食いしてしまった。 服装はだいたいいつもINDIVIかUNTITILDで、そうは悪くなかったんだけど、わたしは致命的にメイクが下手なんだよ。母親に「おまえは絵を描くのも下手だけど顔に顔を描くのも下手だね」って言われたものだ。もうちょっと美人を連れ歩いている感じにしてあげたかったよ、せめて。
Jan 20, 2023 9 tweets 1 min read
2008年、ノンフィクション作家から、ある相談を受けた。寡作な人で名は知られていなかったが実力のある人で、受賞した賞のパーティーでは桐野夏生が彼のことを絶賛していた。相談の内容は、盗作被害だった。あるベストセラー小説家が、彼のノンフィクション作品を盗作して、小説を書いた。小説家と ノンフィクション作家は知り合いで、編集者に呼び出された席で、「納得」させられたのだという。ちなみにこのベストセラー作家は、2011年からいまに至るまで新作を出していない。ノンフィクション作家はわたしより年上で、Webに詳しくなかった。「君、この件をネットで騒いでくれ!」という。遡ること
Nov 29, 2022 11 tweets 1 min read
こんな夜だからわたしにとっての宮台真司をツイートしよう。彼は暴力AV、『女犯』に素人男優を送り込んで来た男である。バッキー事件で言うところの「監禁友の会」にあたるのがこの素人男優たちだ。『女犯』の監督、バクシーシ山下がどんなAVを撮影してきたかを、書き起こしでなくて申し訳ないが、 『証言 現代の性暴力とポルノ被害』から引用しよう。『「泣きながら撮影を拒否する女性を、男優がベッドに放り投げ、衣服を引きちぎり、複数の男たちが取り囲み、恫喝し、押さえつけ、無理矢理『レイプ』する。男性たちは泣き叫ぶ女性の髪を引きずりまわし、女性の口をふさぎ、平手打ちをあびせる。
Nov 5, 2022 5 tweets 1 min read
わたしは手持ちの本が少ない。若い時期に貧乏するたびに本を売り飛ばしていたのと、母親に捨てられたから、そしてとどめには引っ越しで多くの本を手放した。本を失うというのは精神的支柱を失うのとよく似ている。 もう本というものそのものへの執着は手放したのだが、それでも失いたくない本はある。小松美彦の主著『「自己決定権」という罠』と、アンドレア・ドウォーキンの主著『ポルノグラフィ』だ。
最後に削り取られて二者が残った。
Nov 4, 2022 15 tweets 1 min read
冒頭からおしまいまで泣きじゃくりながら腹をなぐられ、踏みつけられ、ウォークインクローゼットのなかに引きずり込まれて犯されて、膣に陰茎が入る瞬間に、絶望的な声をあげる、というAVを見た。143cmという身長と低年齢が売りのAV女優だったので、思い出したAVがある。 『幼膣破壊 家出少女ボコボコ輪姦 子宮再生不能編』というAVで、colaboのバスで食事貰ってるような女の子たちが撮影だと知らされずにホテルについていき、多人数の素人男優風の男たちに囲まれ、泣きながら輪姦されるという内容で、このAVとの出会いがcolabo支援に繋がったと言っても過言ではない。
Oct 28, 2022 16 tweets 1 min read
本日は「闇のエキストラ」問題について。
AV「人間家畜牧場」を取り上げるが、言葉で説明するよりパッケージを一目見るほうが早いのでリンクを貼る。パッケージのみどうぞ。センシティブ注意。
h ttps://duga.jp/ppv/sodcreate-0816/
駄目なら頭に「d」と入れ下記URLへ。
d uga.jp/ppv/sodcreate-… 多人数の女性を非人道的に飼育するという系統のAV。最近はオークが女子高生を飼育するとかの異世界物に進化している。例にあげたAVのシリーズ3では、家畜として人間の女性を飼っている牧場のレポートをテレビが放映しているという態をとっている。多人数の企画女優が動員されており、
Oct 27, 2022 4 tweets 1 min read
この「闇のエキストラ」問題だけど、これに関しては業界側が規制して欲しくなかった、つまり自主規制では手つかずのソーンがあって、そこに法の手が及んだという話が隠れてる。これ、今週末、ツイりますのでよろしく。
ここ、愚痴。そのためにいくつかAVを見直さないとならないんだけど、すごく気が重い。肉体破壊という意味では、バッキーを観た身には優しいんだけど、これ女性に対する完全なヘイト表現で、ユダヤ人相手にやったら一発アウトだよっていうAVのジャンルがあるんだよね。
Oct 13, 2022 16 tweets 1 min read
2015年、AVの撮影に応じなかった女性が、芸能プロダクションから契約書を盾に、2460万円もの損害賠償請求をされる民事裁判を起こされた。彼女はどのようにしてAVの世界に足を踏み入れ、そしてAVの撮影を強要されたのか。まずはちくま新書の「AV出演を強要された彼女たち」から引用しつつ解説する。 Cさんは高校時代、繁華街で芸能界のスカウトを名乗る男に声をかけられ、プロダクションの「業務委託契約書」にサインする。業務委託契約書というのは、プロダクションが営業を行うこと、プロダクションの指示に従うといった内容のもの。交わした内容に「アダルトビデオ」の文字は「存在しない」。
Oct 9, 2022 14 tweets 1 min read
「バッキーが取り締まられたのだから、AV業界を取り締まる法律を作る必要はない」との声が聞かれるが、それに対する反論のため、インジャン古河を例にあげたい。『激姦 ヤマンババスターズー生きる価値のないメス共に制裁を』である。以下、閲覧注意。 『題名からも女性憎悪があからさまなこのビデオは、AV撮影するとだけ聞いてきた、現代的なファッションの若い女性をマンションの一室に連れ込んで撮影されたもので、彼女はインターネットで募集された複数の暴行者(男優)たちに徹底的な暴行を受け、レイプされ、最後はオイルをかけられて火を