Genki Imamura Profile picture
ブランドコンサル会社 B&H代表 @beeshoneytokyo 経営学者・哲学家としてブランドの戦略立案・理念体系の整理・CI策定・CM制作・プロダクトデザイン・建築・R&D・サービス開発等を担当。経営戦略に美意識やアート、建築の思想を融合させる事によって企業がどのように変革するかを研究 https://t.co/owmWPIgs3i
Jul 15, 2022 8 tweets 1 min read
デザインを依頼する際の予算感をレベル別にまとめてみました。把握している中では日本トップレベルは最低予算2000万円〜数億円。基本的には「予算≒実力」ですが気をつけなければならない点は「知名度≒実力」「予算≒結果」ではない事。重要な点は「解決したい目的」に適したデザイン会社を選定する事 主観ですが各レベルの特徴を記載してみました

Tier6|デザイン初心者or副業デザイナー
Tier5|難易度高いゾーン(失敗が多い)
Tier4|普通の品質(程よい)
Tier3|納得の品質(賞なども受賞している)
Tier2|プロフェッショナルとしての品質
Tier1|唸るほどの納得感と品質
Jul 13, 2022 5 tweets 1 min read
弊社がブランドの理念体系を設計する際に使うフレームワークです。経営者によってどこから思考がスタートするかは変わると思いますが、下記の順番で考えると割と策定しやすいのではないでしょうか Image ① 原体験を元に業界を観察・調査
② 業界の背景を踏まえて問題提起
③ 仮説や戦略を立て実行
④ ミッションやパーパスを策定
⑤ ビジョンを策定
⑥ バリューを策定
⑦ 経営理念を策定
⓪ イデオロギーを認知

上記を繰り返す
Jul 6, 2022 4 tweets 3 min read
B&Hでは新登場したリンナイの食洗機「Dishwasher Stainless Door」のビジュアル制作およびカタログ制作を担当。 @bh_kanayama が良い感じにブランドディレクションしてくれてます Rinnai / Dishwasher
CG Design(LIT design)
Jul 6, 2022 5 tweets 1 min read
幸福に関わる要因を図式化してみました。基本的に以下の4つに分けられると思います。幸福とは主観的厚生であり、辿り着く先は「自分がどう思うか」に大きく左右されます。

①心の強度(精神的要因)
②体の健康・生化学物質(身体的要因)
③強い・弱いつながり(社会的要因)
④環境(物質的要因) 禅問答だと達磨と慧可の話が腑に落ちます。慧可が「私の心を安心させてください」と尋ね達磨が「その心というものをここへ出してみせるのなら、汝のために安んじてみせよう」という問答。つまり不安を抱えているのは自分の心であって、それは自分でしか解決できないという事。幸福も同じく。
Jul 5, 2022 5 tweets 1 min read
ブランド戦略と定量的な結果について
ブランド戦略は「投資対効果が見えない」「定量分析が難しい」という認識がありますが、顧客価値分析(CVA)を活用すれば定量的に評価することが可能になります。ブランド戦略によって顧客の「認識価値と認識価格」を高めることで価格や数を増やす事ができるのです Image 顧客価値分析によって2つの戦略的な目標を設定する事が可能です。それはブランド戦略によって顧客の「認識価値」を高めた上で①「価格を維持」すれば「顧客数(シェア)」を伸ばす事ができる ②「価格を高く」すれば「顧客単価」を増やす事ができる。です。
Jul 1, 2022 8 tweets 1 min read
実は「ビジョン」にはいくつかの種類があります。ブランドの理念を策定する際にはユングの「12種類のアーキタイプ」を活用して人格を「メタ認知」しておくと便利です。特に日本の経営者が考えるビジョンはHero(正義感)Care Taker(献身性)Ruler(秩序・権威)などの人格が強く出る傾向にあります Image 日本男性は幼少期に戦隊モノやヒーロー系の番組を見て育つので「なりたい職業」でも、消防士・警察官(hero)等が常に上位にきます。そのため、大人になっても正義感と秩序を大事にする人格になるため「パーパス・社会課題解決」などに賛同する人が多くなるのです(これは一種のマインドコントロール)
Jun 27, 2022 6 tweets 1 min read
アートとデザインにおける論争。これも学問という視点から考えると整理がつきます「ARTS」とは人間が創り出したものに関する学問「SCIENCE」とは自然が創り出したものに関する学問。つまり「アートもデザイン」も人間が創り出したものであり「ARTS」という学問に分類されます(所謂文系と理系ですね) Image では「ARTS」の中にある「ART」とは何か。私はARTとは「人間が創り出す物や観念に対する批判の最先端」であると考えます。「ART」には必ず観念に対しての批判(=吟味)が存在し、その批判の品質が高く先進的なものであればあるほど人間の精神を感化させます。だからこそ人間は「ART」を求めるのです。