MASA(航空宇宙・軍事) Profile picture
軍事・航空宇宙・自律化(Military・AeroSpace・Autonomous) の情報をXでつぶやいているMASAと申します。
May 1 4 tweets 1 min read
シイコさんは己の信念と執着が家族の存在より大事だったのでしょう。
「人間はみんな家族や子供が最優先」だという、視聴者の勝手な思い込みが「シイコさん強化人間説」を生み出している。
創作上でも現実でも、人の価値観はそんな狭いスケールで構成されていないでしょう。
人間の価値観というのはバラバラ。「あの人は強化人間にされたから非人間的選択をしたのだ」と合理化する事自体が危険な思い込みです。
事実をありのままに見ようとしていない。
彼女は修羅だったのです。一年戦争が彼女をそういう人にしてしまったのでしょう。それだけです。Image まぁ温厚な外見や物腰と修羅のギャップを「強化人間」という単語で説明したくなる気持ちもわからないでもありませんが。
100機撃墜のエースが激戦の恐ろしい殺し合いを潜り抜けて、なお常人の範疇に留まっているかどうかは、全く未知数でしょう。 Image
Feb 9, 2024 7 tweets 1 min read
おそらく、ザルジニー司令官の解任を決定付けたのはこのエコノミストへの寄稿だと思うのですが、「15万の損害を出せば普通の国家は戦争を停止する交渉に入る」という見通しが間違っていたのを認めたのは、やっぱり正しい事だと思うんですよね。

>ザルジニー総司令官が反攻作戦の評価に言及、私が間違っていた grandfleet.info/war-situation-… >ザルジニー総司令官は「最近引き渡しが始まった長距離攻撃兵器はハルキウやヘルソンでの反撃時に最も必要とされていたものだ。来年に引き渡し予定のF-16もロシアが防空能力を向上させたため、あまり役に立たないだろう。

この戦争は旧世代の武器システムで勝利できないと理解することが重要で、現状を打破するには中国が発明した火薬のような新技術が必要だ」と述べ、何らかの革新的なブレークスルーがやって来るまで「1日に数メートルしか前進できなくても攻撃を続けて戦場の主導権を握り続けるしかない」と主張。

ただザルジニー総司令官は「正直に言おう。ロシアは封建的な国家で最も安い資源は人間の命だ。逆に我々にとって最も高価なのは国民の命だ。戦いが長引けば長引くほど戦場に動員できる人的資源(兵士数)の維持が困難になる。
我々は解決策を探さなければならず、火薬のような新技術を見つけて素早く使いこなし迅速な勝利に結び付けなければならない。なぜなら長期的に人手不足に陥るのが目に見えているからだ。
Oct 4, 2022 4 tweets 2 min read
ウクライナのスタジオが製作したアニメ映画を、日本語吹き替えで公開しようというクラウドファンディングプロジェクト。
集まった資金の一部は寄付されます。

要チェック!ウクライナ発アニメ映画『THE STOLEN PRINCESS(英題)』日本語吹替版制作&全国... @motiongallery motion-gallery.net/projects/Ukrai… @motiongallery 監督の日本に向けたメッセージと予告編映像。
戦争の結果スタッフは世界にちりじりになり、リモートで製作するなど困難な製作だったそうです。

Oct 4, 2022 6 tweets 1 min read
ここで改めて東部のウクライナ国境を見て欲しいんだけど、ハルキフ州が奪回されたいま、ルハンシク、ドネツクの2州を奪回するとどうなるか。
ロシア本土とロシア占領地への連絡はケルチ大橋を通るクリミアルートだけになってしまう。
だからウクライナ軍は積極的に2州奪回を目指すはず。 現に今ルハンシク州をすごい勢いで西から東に向かって攻勢をかけている。
今ロシア軍はスバトボを中心とした戦線を作ろうとしているけど、そこが落ちたら北部ルハンシク最大の兵站拠点スタロビルスクが無防備になる。
Oct 3, 2022 4 tweets 1 min read
ただ、そもそもどのような和平プロセスを取るかは、ウクライナ政府が主体的にロシアに要求する事で、ローマ法皇だろうとイーロン・マスクだろうと、口を挟むべきじゃないと思うけどな。 だいたいテスラの工場作ったりロボット作ったり自動運転を改良したり、スターリンク打ち上げたりスターシップ作ってるイーロン・マスクが、ウクライナの現状について詳しく知ってる訳がない。

「国連の監督下で住民投票をやって〜」みたいな、今のロシア政府が到底同意しない話をしてるのがその証拠。
Oct 3, 2022 5 tweets 1 min read
なんていうか、侵略する側の国家って自分の事しか考えてないから、交渉に当たって「自分たちの侵攻前に戻す」という発想がないんですよ。
だから領土を10とって負けた時に3とか4とか保持するのが当たり前だと思っている。 本来なら0で当たり前の交渉なんですけどね。
逆に侵攻されるとそういう国は全く領土交渉では妥協しない。
身の回りにもいませんか?自分の要求は最低限実現するのが当たり前だと思っている人。
Oct 3, 2022 5 tweets 1 min read
クリミアとドンバス含む、2014年までにロシアが実行支配した地域と引き換えに和平が成立したって、ウクライナの人は誰も喜ばない。
もしそういう案が成立するとしたら、ウクライナ軍が大打撃を受けて継戦が難しくなった場合だろう。
しかし現状はそうではない。 そもそもドンバスやクリミアの実効支配自体が国際社会の基準から著しく外れていて許容範囲外だが、現実問題として軍事力で実効支配されてしまうと、ほとんどの場合にはそのまま事実上の領土になってしまう。
ソビエトがフィンランドからカレリアをもぎ取ったように。
Oct 2, 2022 4 tweets 1 min read
ウクライナに各国の兵器が続々と送られているけど、主力戦車は新しいのを送るのが難しいな。
冷戦後、地上からの脅威は薄れた(と思われた)ため、イギリスもフランスも新規製造能力がない。
既存戦車のアップグレードで十分と思われていたから。 ドイツは輸出用に製造しているから製造能力はあるにはある。しかし年間輸出量なんて数十両。
トルコのアルタイの生産能力も似たようんもんだろう。
ポーランドのK-2ポーランド仕様戦車が生産開始されればだいぶ違うだろうが、まだまだ先の話。
Oct 2, 2022 4 tweets 1 min read
アルペジオ艦のタカオ。窓などが光るように作りました。ブラックライトで模様も光る。 艦底部の各種推進スラスタも、アニメ準拠で光っています。
Oct 2, 2022 5 tweets 1 min read
それにしてもロシア軍はやばい。
クピャンスク、イジューム、リマンと鉄道がとおった重要拠点をことごとく守れてない。
特にクピャンスクが守れなかったのは痛くて、ロシア軍がモスクワ方面から補給する北からの鉄道は、全占領地でスタロビルスクを通る一本だけになってしまった。 それも前線からは200km近く離れている。
東側のロシア領からの鉄道はまだ何本かあるけど、大きく迂回する事になるのでロスがデカい。
Oct 1, 2022 6 tweets 1 min read
リマン戦役が終わった。
次は北のボロバを守っているロシア軍が南北から挟撃を受ける事になる。
リマンから北東へウクライナ軍が進撃するとクレミンナが危うくなり、ロシア軍は戦線を引き直せるかどうか試練を迎える。 ボロバが落ちるとスバトボが、クレミンナが落ちるとルビジュネが圧力を受ける。
スバトボ、ルビジュネ間を防衛しようとするとセヴェロドネツクががら空きになってしまう。
Oct 1, 2022 4 tweets 1 min read
プーチンがくだらない演説してる時に作業用人型ロボットの発表してるイーロン・マスク最高だな。 発表会で手を振る「オプティマス」君。
去年「AIの研究と合わせて人型ロボットを作るよ」と言った時にはロボット風の衣装を来た人がロボットダンスして表現してたのに。

Sep 30, 2022 6 tweets 1 min read
まだわからないけど、ロシア軍のようにすさまじく負けていく軍隊と言うのは士気が低いとか戦略が間違っているというレベルではない傾向があるんだよね。
もはや通常の軍組織が維持できなくなって崩壊していく。 現実と理念が乖離するというのは企業でも個人でもあるどそういうレベルではなく、もはや現実と指導が分離していて、弾がないのに攻撃命令が出るとか、食料が送れないのに前線を維持しようとするとか、組織的な行動が実行不可能になるレベルでめちゃくちゃになっていく。
Sep 28, 2022 4 tweets 1 min read
ノルドストリームの破壊工作の件、冬に向けてエネルギー危機を煽って欧州の分断を図ろうとしているんだろうな。いかにもFSBが考えそうなプランだ。
しかし逆にいえば、そのような破壊工作に頼るという事はウクライナの戦況を軍事的に逆転させる見通しが立たなくなったという事ではないのか。 ノルドストリームを破壊すると海水が入ってすぐには直せない。不可逆操作だ。
やったら取り返しがつかないのだから「やるしかない」という状況でないとやる意味がない。
動員兵で戦局を逆転する自信があるならこんな事をやる必要は全くない。
Sep 25, 2022 5 tweets 1 min read
サーモンのレーザー寄生虫駆除ロボット、記事になっているね。非常に興味深い。

The Laser Battle Against Blood-Sucking Parasites of the Deep | WIRED wired.com/story/the-lase… 映像はこちら。iphoneの顔認証と同じ画像認識でサーモンの表面をスキャンし、ウロコに付着したウミシラミをレーザーで焼き殺す。
これまでは薬剤で対処してきたけど、ウミシラミは世代交代が早いから耐性の獲得も早く、イタチごっこになってた。

Sep 25, 2022 6 tweets 1 min read
「ドローン役立たず論」は間違っていたというより、「かつて正しかった」というべきなのかもしれない。

ほんの数年前まで、ドローンはあまりに性能が低かったし、ドローン妨害システムがカバーしている場合にはほとんど役にたたなかった。 しかし無人航空機全般の進歩とともに民生用ドローンでさえ性能は格段に進歩したし、アゼルバイジャン軍とアルメニア軍の戦争が示したように、ドローン妨害システムがカバーできない広さの戦場が生まれると、途端に防御することは難しくなった。
Sep 25, 2022 10 tweets 1 min read
「どうして近代兵器を持つはずのロシア・ウクライナが第一次世界大戦レベルの歩兵戦を」という話、ようするにロシア軍の実力が80年代から対して進歩していないので同レベルのウクライナ軍と膠着しているのが真の原因では。 すくなくとも90年代以降の西側軍事兵器と偵察衛星の技術向上により、西側の軍隊では衛星情報を元にした作戦立案から航空優勢の確保、火力集中と敵拠点への強襲が可能になっている。
ロシアはいますべてができない。ウクライナには国力上、元々そのような能力がない。
Sep 25, 2022 4 tweets 1 min read
さぁそれはどうなんですかね。
今回の戦争がNATO対ロシアだったら全く違う結論が出たでしょう。
少数投入されただけであれだけ効果がある西側兵器を扱うプロフェッショナルの集団がNATOなわけで。 ロシア軍はどうしても兵力量が必要な関係で少数のプロとほとんど最低限の訓練を受けた軍だったし、ウクライナ軍はそもそも財政的、技術的に最先端兵器が持てないから動員で兵力量を確保せざるを得なかった。
Sep 25, 2022 4 tweets 1 min read
詳細については戦後にならないとわからないだろうが、補給の失敗が次官の采配だけで起きたとはとても思えないのだが……。 開戦以降、南部クリミア方面、東部ドネツク、ルガンスク方面ではそれほど補給は滞っていなかったし、キエフ撤退後の東部方面ではむしろ潤沢な前線への砲弾の供給でウクライナ軍は苦境に立たされていたわけで。
Sep 24, 2022 5 tweets 1 min read
差し当たってどうするか、というのは自頭の良い人が向いている。
目前の課題を整理して適切な行動計画を練るのには。

しかし根本的に問題を解決するには、もっと本質的な知的能力が要求される。 第二次大戦の時、日本の海軍ではなけなしの戦力を割り振って商戦の護衛をした。
しかし護衛が少なすぎるので敵の潜水艦が通る海域を機雷で封鎖したり、レーダーで見張って、浮いた戦力で航路を守ろうとするなど、様々なプランが作られた。
Sep 24, 2022 4 tweets 1 min read
ブリンケン米国務長官が、イランの人々の自由を求める声が高まっている事に配慮し、検閲が強化されることを見越してイランからのインターネットを接続しやすくする措置を講じると発表。
イーロン・マスクは「スターリンクを(イランで)使用可能にした」とこれにリプライ。 スターリンクから提供される全地球通信の力によって、
もはやアメリカ以外の国家の力では、インターネットを遮断できなくなりつつある。
近いうちに権威主義国家ではスターリンクアンテナの輸入が禁止されるようになるだろう。