喜多野土竜 ⋈ Profile picture
ジャンプSQ.連載の『MANZEMI』と、誠文堂新光社の⭕️❌式で解説 誰でもかんたん!!シリーズの『パースがわかる本』と『構図がわかる本』の原作と構成を担当。 ヘッダーは平田弘史先生の揮毫。Twitterがロック・凍結された時はnoteに避難。お仕事の依頼はDMでお願いします( ´ ▽ ` )ノ
Mar 4, 2023 5 tweets 1 min read
戦後ずっと、軍事を情緒論で語ってきたツケが、吹き出してるよね。日本の悪い癖で、都合の悪い未来を考えたくない言霊信仰で、先送り先送り。
二進も三進も行かなくなってから、泥縄式に動くから、粗や歪みが出る。
『海国兵談』を発禁にし、正論を語った林子平を弾圧した昔から、変わっていない。 でも、弾圧は悪い権力者がいて、勝手にやってることじゃなくて。
その背後には日本の不都合な未来をシミュレーションしない言霊信仰や、軍事を忌避する穢れの文化と、それを支えてる大衆がいるんだよね。
非武装中立論みたいなお花畑平和論は、核武装論のような極端な意見とコインの裏表だから。
Mar 4, 2023 4 tweets 1 min read
文章の巧拙って、基準が曖昧ですからね。
パッと思いつくだけでも、以下の巧さがありますから。

・描写力
・解説力(理解力とセット)
・イメージ喚起力
・レトリック
・文体(識別記号)
・構成力(主観表現・時間表現)
・展開力(語り口)

生硬で小難しい文章を、上手いとありがたがる人も。 ちなみに自分、代ゼミの全国模試で国語は最高で4番だったし、日本文学科卒で出版社勤務10年を経て、物書きを20年やってるけど、誤字脱字を以てオマエは文章下手だと言ってくる人がいますね。
それも、巧拙の内ではありますが……枝葉ですね。過去に書いたnoteですが。

note.com/mogura2001/n/n…
Jan 18, 2022 4 tweets 1 min read
宮崎勤死刑囚は特殊な事例で、実際に彼のような犯罪者がこの33年間で、何人出たって話。
もっと言えば彼の人格形成には、手の障害と地方紙を発行していた父親との確執が大きい。

宮﨑死刑囚をオタクと認識している人でも、
・手の障害
・マスコミ人の子弟
・富裕層
の事実を知らない人間は多い。 なぜ知らないのか?
マスコミが報じないから。
なぜ報じないのか?
手の障害が原因と報じると、身障者差別を助長するからという判断。
なら、オタク差別は助長して良いのか?
父親がマスコミ業界人と解れば、マスコミの信頼に傷が付く。
Jan 18, 2022 4 tweets 1 min read
秀逸だけど、歴史的にも面白い内容で。
日本は、平家・海軍・国際派は出世できないんだけど。そのルーツは聖徳太子の対中華対等外交にある。
黄巾の乱で、後漢末の人口は3分の1とも10分の1とも言われる大激減を起こし、大陸は三国時代から五胡十六国時代、南北朝時代と、分裂と騒乱時代が361年続く。 結果、中華王朝の周辺国への干渉や影響力が減り、民族意識・国家意識の萌芽が生まれ、これが対隋対等外交の遠因に。
だが、聖徳太子は失脚から暗殺を疑われる最後で、子孫も滅亡。
それを主導した蘇我氏は、総本家が乙巳の変で滅亡。
だが、天智天皇らの対唐強硬外交は、白村江の戦いでの大敗へ。
Jul 13, 2021 4 tweets 1 min read
不思議な現象だけど、考えられるのはどれだろう?
・出版社や編集者が紙に拘る
・読者が紙に拘る
・読者がスゴい勢いで減少

大量に買う層は蔵書スペースの限界から、あんがい電子に移行してる。老眼などの問題で、電子に移行する層も。
アメリカでさえ、電子書籍で新規読者を開拓してるのに。 日本の本好きって、古書コレクターが初版本や帯の有無に拘るように、情報としての本ではなく、物体としての本が好きという特殊な性癖なのだろうか? んなアホな。
たぶん、紙に拘ってるのは出版社の上層部や編集者だろうなぁ。
写研がシェアに胡座をかき、DTPの時代に対応できず、衰退したように。
Jun 10, 2020 7 tweets 1 min read
こも剣道の打突データで興味深いのは、両手打ちの力積が明らかに大きいことかな? 中部大学の吉福教授の研究でも、松田隆智氏の発勁が、最大値は大きくないが力積が異常に大きいという、特殊な特徴を示したけれど。
jstage.jst.go.jp/article/budo19… ヌンチャクや三節棍って、鞭に似た効果が得られるのでスピードや衝撃力に優れるんだけど、当たった瞬間に反作用も生じるので、力が抜ける。野球なら詰まった打球に似た感じ。
これが棍だと、スピードや衝撃力は三節棍に劣るけれど、反作用を力で押し込むので、力が伝わる。野球なら押し込んだ打球。
May 15, 2020 6 tweets 1 min read
手塚先生も、アイデアはバーゲンに出せるほどあるが絵柄が時代について行けなくなるが怖い旨の発言をされたけれど。
実際は、記号化された手塚作品は、50年以上前のどろろを小学生や大学生に読ませても、普通に読める。
逆に、80年代の漫画の方が古く感じたりする。流行を追うのは諸刃の剣。 興味深いのは、中島史雄先生やダーティ・松本先生などベテランのエロ系漫画家の方が、70年代の劇画調から80〜90年代の美少女風と、劇的に変えていってるんだよなぁ。
ダーティ先生とか、読者に細かいアンケートを取って、目や鼻のパーツの細部まで作例を示して。
70歳でも現役の、理由だろう。
Apr 26, 2020 13 tweets 1 min read
>>前RT
文章の上手さと一口にいっても、

・キャッチコピー的な上手さ
・詩文的な上手さ
・散文的な上手さ

は似て非なるモノだしね。散文の上手さはさらに、

・描写力
・解説力
・レトリック
・文体
・構成展開

などの巧拙があるし。で、芥川龍之介と谷崎潤一郎の文学論争なんかあったりする。 この論争はかいつまんで言うと、

・作為や技巧に富んだ小説
・話らしい筋のない小説

どちらがいいかという論争。
こう書くと白か黒か二者択一のように感じるけれど。作為や技巧ってのは、キャッチコピー的な上手さやレトリックの上手さ、物語の展開や構成の上手さも含んでいて、ややこしい。
Feb 24, 2020 8 tweets 1 min read
これさ、弁護士時代の福島瑞穂センセーが、坂本弁護士一家失踪事件の犯人がオウム真理教という証拠もない(推定無罪)の状況の時に、犯人はオウムに決まってるから別件逮捕して泥を吐かせろ(大意)とプレイボーイ誌上で口走ったのと、構造はまったく同じ。
別件逮捕にうるさい人権派弁護士がだよ? その時、弁護士が拉致される社会は怖いとか、特権意識も無自覚に吐露していて、呉智英夫子の著書で徹底的に批判されてた。
呉智英botに断片的に引用されていたので、以下に寄せ集めておく。