抜井規泰 Profile picture
新聞記者。公正中立とは、真実とデマの両論併記ではない。真実は真実、デマはデマだ。元大相撲三賞選考委員。元ベストナイン&ゴールデングラブ賞選考委員。朝日新聞で「角界余話」「広重が描いた江戸」連載中。趣味は「芝刈り」と靴磨き。ベストスコア79。ホールインワン1度。プロフの背景写真は実家の金木犀。アイコンはシャンシャンの父
Apr 30 17 tweets 1 min read
最近発見し、日々のポストに釘付けになっている男性がいる。
自称36歳。彼女いない歴36年。長年のバイト生活から、数年前に正規雇用にありついた。現在、手取り月収20万円。ボーナス40万円×2回。手取り年収320万円。

で、ここからが大問題。
ギャンブル中毒で、借金総額271万円。 昨年末のボーナス40万円は全額、借金返済にあてるつもりだったが、ギャンブルで一瞬で溶かしてしまった。
昨年末の借金総額は242万円。
しかし、2度とギャンブルには手を出さないと誓ったのに、この4月下旬に再びギャンブルに手を出した。
4カ月後のいま、借金はなぜか膨らみ271万円。
Apr 28 38 tweets 1 min read
豊洲の「千客万来」について、思うことを

誤解をおそれずに、さらに「ざっくり」と言えば、なのだが。
ざっくりと言えば、あの施設は、江東区の故山崎区長が提示した「交換条件」として誕生した。

その話をしたい。
築地にあった東京都中央卸売市場・築地市場は、移転が「待ったなし」となっていた。 築地市場は、なぜ移転しなければならなかったのか。
理由は、簡単だ。時代遅れの築地では、「物流革命」に対応できなくなっていたのだ。

生モノを扱う「魚河岸」では、鮮度が最優先される。
だから、江戸時代の魚河岸は、物流拠点として最も利便性のいい場所に開設された。
それが、日本橋だった。
Jan 21, 2023 6 tweets 1 min read
貴景勝、所作が早いですね 豊昇龍が嫌ったか。
でも、貴景勝は、後から手をつくのがいつもの所作では?
Jan 21, 2023 31 tweets 1 min read
まともな寿司屋は寝る時間がありません。
知り合いの寿司職人は、毎朝5時に自宅を出て豊洲へ。仕入れを済ませ、市場で食事をし、店に入るのは8時。仕込みを始め、11時にひと段落。11時30分からランチ営業で前日の売れ残りをさばく。14時にランチ営業を終え、仕込みを再開。16時に仕込みを終え、仮眠。 1時間の仮眠。17時に起きて、開店準備。18時に開店。営業終了は23時。後片付けを終えると0時。自宅に帰り、夕食をとり、布団に入るのは1時過ぎ。4時間後には家を出る。

常に新鮮なネタを出す寿司職人は、寝る時間がありません。
僕の知り合いは、体が持たないのでランチ営業をやめたい。でもーー
Jan 20, 2023 5 tweets 1 min read
大相撲初場所13日目。
土俵の錦木は、「1人飲み」が好きでして。
下町の某駅近くの飲み屋街は、一部の店からこう呼ばれています。
「錦木通り」

勝ち越し、おめでとう! それを僕が知ったのは、まだ錦木が幕下の頃。
ある焼き鳥屋で、
Jan 19, 2023 4 tweets 1 min read
電車の架線に触れて感電死した事故。

実は、非常に恐ろしい電車の架線。
鳥が架線に止まっても感電しないのは、鳥の体が架線以外に触れていないからです。
人が地面や線路など足場に立って架線に触れると、感電します。

→肥薩おれんじ鉄道の鉄橋で作業中の男性が感電死 news.yahoo.co.jp/articles/43a1a… 水が高い所から低い所に流れるように、電気も電圧の高い所から低い所へと流れます。
鳥が架線に止まっても感電しないのは、両足で同じ電圧の架線に止まり、それ以外どこにも触れていないからです。
人が、地面に立ったまま手にした釣竿で架線に触れると、架線から地面への回路が生まれ、感電します。
Sep 28, 2022 5 tweets 1 min read
味はそれほどでもないのに、祝いモノとして需要があるーーというと、個人的には、この大鯛と、もう一つ、伊勢海老ですね。

エビの味そのものでは、なんといっても、クルマエビですよ。かつては大正海老というのが最上等とされていましたが、資源枯渇でマーケットからほぼ絶滅しました。 そんな頃、大変美味なクルマエビの完全養殖が確立され、エビの女王様となりました。

伊勢海老、食べたことありますよね。
うまいですか?

それほどうまみのあるエビではありません。調理する人も分かっているから、伊勢海老にはウニのタレを塗って焼くなどして、なんとか旨味を増幅させています。
Sep 28, 2022 17 tweets 1 min read
お相撲さんの大関昇進や横綱昇進、幕内優勝などの際に、タイを持ち上げるじゃないですか。
あのタイは、マダイなんねすが、実はすべて天然モノです。というのも、養殖ではあんなにデカくならないんです。 マダイは「目の下一尺」といいまして、目玉から尻尾までが1尺=30センチくらいが一番うまい。それより大きいと大味になってしまうんです。
エサ代をかけて時間をかけて大きくしても、うまくないんじゃ元も子もない。ですから、養殖のマダイは「目の下一尺」、つまり40センチほどで出荷してしまいます。