つむぎ | 自由気ままな音楽家 Profile picture
趣味でギター15年 | 音楽〜最新X運用、メンタル系・ストテリ等、幅広いジャンルを発信 | 車・作詞・作曲 | たまに気まぐれでオリジナル曲や、ギター動画上げてます🎸🎧⇒ロックバンドが大好き🔥
Jan 17 6 tweets 2 min read
「ちょっと、あんたそんなに
沢山もやしばっかり買って…
一体どうするんだい?」

「え?
あーこれですか?
一週間分のご飯ですよ。」

「まさか…食べ盛りの若い子が
もやししか食べないわけじゃ
ないだろうね!?」

「…そうですけど?
まぁ、貧乏なんで仕方ないですね。」

仕事帰りに家の近くのスーパーで
買い物をしていると、
見知らぬ女性Iさんが
話しかけてきた。↓ 「お金がないって…
あんた働いてるんだろ?
一体何に使ってるんだい…」

「いや、
ちょっと色々あって
自暴自棄になっちゃってた
時期がありまして…
その時に趣味に費やしすぎて
気付いたら多額の
借金を背負っちゃって…笑」

「そうなのかい…
詳しくは聞かないけど、
色々大変だったんだね…」

お互い話しながら買ったものを
エコバッグに詰めていると
Iさんから思わぬ事を言われた。

「あっ!そうだ!
ウチに食べに来なよ!」

「…はい?」

Iさんは旦那さんと2人で
小さな食堂屋を営んでいて
旦那さんが仕込みをしている間に
買い出しに来ていた。

「いやいや!
さすがにそれは…
僕本当にお金なくて…」

「いいんだよそんなの!
あ、何なら今から来るかい?
丁度これから旦那が
お店開けるからさ!」

僕はスーパーまで
徒歩で来ていて、
Iさんは車で来ていた。

(本当に行っていいもの
なのだろうか…)

そんな事を考えつつも
僕はIさんの車でお店まで
乗せていってもらった。

お店の場所は
買い物をしていたスーパーから
さほど離れておらず、

何なら僕の済んでいる
マンションから
徒歩10分圏内だった。↓