倒産したらリーマンショック級とも言われる中国の恒大集団について、どれぐらいやばいのか財務数値を見ながら解説します。

まずは注目される負債の内訳ですが、流動負債が26.7兆円もあります。仕入債務や有利子負債がメインなので、この体部分は短期的に支払期限がやってきます。 一方で、流動資産は33兆円もあります。これだけあれば、流動負債が26兆円あっても問題なさそうです。

実際、これまでは保有不動産の売却と借り入れによってキャッシュフローはちゃんと回ってきました。

しかし、近年は不動産融資の規制が強化されており、だんだんと資金繰りが苦しくなってきました。

クレジットカード業界の収益構造を図でまとめてみました。

①消費者がカードで買い物をする
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②加盟店がアクワイアラとイシュアに3.24%の手数料を支払う（イシュアの取り分は2.3%）
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③アクワイアラとイシュアがカードブランドの会社に0.05%のライセンス手数料を支払う クレジットカード業界についてもう少し深掘りします。

まず、国内の個人消費は300億円弱あって、このうちクレジットカード決済は20%弱を占めています。

そしてクレジットカードの発行会社（イシュア）の市場シェアは画像の通りです。

三井住友、三菱、クレディセゾン、楽天が強いです。

テスラの株価がぶっ飛んでいますが、これはS&P500に採用されると市場で期待されているからです。

7/22に発表される決算で黒字になると4期連続での黒字が達成されて、S&P500の採用条件を満たすことになります。

S&P500に採用されるとどれぐらいの買い需要が生まれるのか、解説していきます。 S&P500に採用されると、S&P500と連動したインデックスファンドがテスラの株を買うことになります。

S&P500のインデックスファンドは運用額が4.4兆ドルあると言われており、ものすごい買い需要が生まれることが簡単に想像できます。

どれぐらいの買い需要が生まれるのか、ざっくり計算してみます。