役人｢納税の取立だが…｣
老人｢申し訳無いですだ…凶作で払うものが｣
役人｢不足分として兵役に1人出せ｣
青年｢俺が｣
役人｢君は家の後継者か。法では禁止だ。他の者は｣
青年｢弟達はまだ子供で無理です｣
老人｢ワシがせめて動ければ…｣
娘｢私がいくよ｣
役人｢ふむ、年齢は問題ないな…｣ 青年｢し、しかし…｣
娘｢兄ちゃんは皆を養わなきゃダメでしょ。私なら大丈夫｣
老人｢すまないねぇ…｣
役人｢では後日、指定の場所に準備を整えて来るように｣
娘｢分かりました｣
弟達｢ねえちゃん…｣
娘｢いい?みんなお兄ちゃんとお父ちゃんを助けるんだよ?家の事は手分けして協力するんだよ?｣

ドラゴン｢なんだ矮小なる者｣
子供｢た、宝をよこせ!｣
ドラゴン｢…誰に吹き込まれたか知らんが今なら見逃す。帰れ｣
子供｢や、やだ!｣
ドラゴン｢…宝をどうする気だ?｣
子供｢お母さんの病気を治す薬を買う!｣
ドラゴン｢…では聞くが…お前は宝をどうやって金に変えるつもりだ?｣
子供｢え…?｣ ドラゴン｢うちの宝、知恵と知識なんでな。モノはないのよ｣
子供｢全然何もない!?財宝があるって言われて来たのに!?本当にないの!?｣
ドラゴン｢そこになければありませんね｣
子供｢こんなん嘘だーｯ!!｣
ドラゴン｢…ということで諦めて命がある前に帰れ｣
子供｢ダメ…このままだと帰れない…｣

とある王国の領内に、10年怒り続けて暴れるドラゴンがいる。民に被害が出るとして王より命じられて、それを退治にしに向かったが数々の騎士や冒険者など名だたる英雄は力及ばず倒されたり逃げ帰ったりと散々な結果であった。とかく怒りに我を忘れるくらいに大暴れするから手に負えないというのだ。 あまりにも恐れられてしまってからは誰もが退治に行かなくなり、ドラゴンがあまり領内を荒らさぬようにい祈るだけの日々が続くようになる。そこへ高名なドラゴン狩人がやって来て私が退治しましょうと申し出た時は国中が大喝采、大喜びでその者に希望を託し大層にもてなした。今度こそ人々は期待した。

リプ欄には仏教の教えに基づく行為であるという、実に奥深いお話もあって成程と唸った。完成された仏の世界を模す仏教建築は現世あるので完成であってはならないから、こういうモノを残す…。お陰で当時の事を知る手掛かりも残るという。完成されぬゆえの奇跡とも。

https://twitter.com/livedoornews/status/1582504221848453121

ただそういう仏教のお話にしても真偽が定かではないという指摘もある。他には職人が仕事をした証として置いていくという話も。はて、実際はどれが正しいのかわからないが、こういう面白い話は実に興味が尽きそうにも無い。

”生前体が弱く不治の病で亡くなったら転生神に呼ばれて何になりたいかを書けと言われて、でっかくて丈夫で堅い大地のドラゴンに憧れて土竜と書いてしまったが故に｢モグラ｣となってしまった私ですが、転生先で世界唯一の幻獣となって大地を豊かにする土地神様になって祀られる”みてーな話を考えた。 生まれつき体が弱く不治の病で自由に動く事も適わなかった主人公
贈られた絵本や小説でドラゴンの存在を知り特に大陸を背負う巨大なドラゴンの力強さと雄大さに憧れるようになる
誰かの世話ばかりになる人生であった故に誰かの役に立ちたいと叶わぬ願いを抱えていた
そしてその人生では叶わぬまま死亡

王｢魔王の悪辣な手段による侵攻から世界を救うのだ｣
勇者｢それっと本当に魔王の仕業だと証明されているんですか?｣
王｢部下からはそう報告を受けている｣
勇者｢万が一、そうでなかった時の保証を形にして下さい。冤罪であったり誤解であった場合もありますし｣
王｢ええい、帰れ面倒くさい奴め!｣ 勇者｢って感じで追い返されたんだ。ひどいよね｣
魔王｢わざわざそれを話す為に長い旅の果てに難攻不落だったはずの魔王城を単騎で容易く攻略するんじゃねぇ｣
勇者｢いや、気になったら確認したくなってさ。実際はどうなのって｣
魔王｢向こうの王には怒りと同時にお前を相手した事には同情はする｣

グエルパイセンは4話以降はどこかで必ずスレッタにお熱な関わりをしてくれると信じて入る。同時に降りかかる困難からサポートして支えるイイ男になってくれ。スレッタからは真っ直ぐに強いと認められるほどなので、決闘の訓練相手したりミオリネとは違う方向で悩みとか相談されてほしい。
#水星の魔女 次回以降エランから決闘を申し込まれて惜しいと所で敗れ色々と困ったスレッタに、戦術や決闘でのアレコレ、エランの戦い方のクセなど必勝法から伝授してくれるとか。で、ミオリネからは｢そんな暴力男のいう事は~｣って言われながら口喧嘩する二人に挟まれて困惑する光景を見たいなー。
#水星の魔女