ぶっちゃけ別の論文探してたのだが、今更目を通したので少しだけ。
・感染者の2%が感染広げてる疑惑
・無症状も有症状もウイルス量変わらん
medrxiv.org/content/10.110…
2%が感染広げてる疑惑は左の図。
ウイルス量とCt値の相関から、Ct値をウイルス量に変換→その集団の全ウイルス量を100%としたときCt18.2以下の人たち(2%)だけで90%達成できる。
まぁスーパースプレッダーはヤバいよと言うこと。
・右、症状関わらずウイルス量変わらん(無症状スーパースプレッダーいる)
集団内のウイルスの90%が感染者の2%の人に保持されているのはまぁスーパースプレッダーがいる以上そうだろう。
この論文は別にゲノム解析して、ほら殆どの二次感染者は2%の感染者から来てた!と証明した訳ではない。
感染必要量があれば感染は成立する。
ウイルスが100倍あっても2人にしか会わなければ
感染する上限は2人までだ。
という点で、注意は必要だが、少なくともCt値低いスーパースプレッダーが感染広げやすいのは鳥取県の取り組みからも明らかなのでそれだけは確かだ。
むしろ無症状のCt値分布が衝撃で、なにも有症状者と変わらない←!!!
つまり、無症状スーパースプレッダーがいる。
Ct値11報道にビビったのだが、この3月に出てたらしい報告でも普通にCt値11がいる。やばい。一人で集団合計の4.8%にのぼるウイルス量を保持している。やばい。
筆者らはCt値28.3以下を「感染性あるウイルス(Live virus)」としている。ちょうど半分のとこなので、仮定かな。
どうせ「半分の人しか2次感染させない論文」からの仮定だろうと思う。引用文献読んでないけど(失礼
現実世界では、もう少しマージンが必要なのはまぁ言うまでもないか。
関係ないが1つ。
誰か筆者らにPCR を教えてあげようぜww
Saliva DirectのRNasePおかしいやん。マルチが悪さしてるのか?
絶対PCR 効率おかしいだろwよく論文にこれ載せたなwwまぁ結果に関係ないとこだからええけど。
筆者らに何故補正しないでCt値そのままにしたの?と聞きたかったが、Ct値なのにqPCRと書いてるあたり分かってなさそうかな。
おそらく補正して定量PCR すればもう少しウイルス量との相関は綺麗になるだろう
大事なのは、
・スーパースプレッダーの周りに資源投入できれば、「全飲食業20時規制」なんていう馬鹿らしい一律規制しなくても高効率に感染抑制できるのでCt値で抑揚つけて対策すべきと言うこと
・無症状者も全く変わらず高ウイルス量持つ人もいるので、検査範囲をできるだけ広げて掬い上げること
この2点の重要性を再認識しただけではある。
この図が一番大事かな。無症状者がこの感染症の病巣と言ってもいい。
無症状者を捕まえろ!だなマジで
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