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作家のはしくれでございます。「戦うパン屋と機械じかけの看板娘」(HJ文庫)全10巻。「剣と魔法の税金対策」(ガガガ文庫)全6巻「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(ストーリー担当)」ガンダムエースにて連載中です!

Nov 22, 2021, 7 tweets

そういやフィギュアーツ「暴れん坊将軍」、オーズと並べて「あの作品のあのシーンを再現しよう」と、ちょっとふわっとした宣伝文句なんだが、あれかな、版権が微妙に違うのかな。
「暴れん坊将軍」であって「仮面ライダー」では取ってないと。

これややこしいもんで、「暴れん坊将軍」も「仮面ライダーオーズ」もどちらも「制作・東映」なんです。
ですが、この二人が共演した「劇場版仮面ライダー 将軍と21のコアメダル」は制作委員方式で作られているんですな。

なので「仮面ライダー」キャラの亜種として出すと、ここらへんの権利関係が複雑になってしまうので、東映一本で管理されている「暴れん坊将軍」の方で出したのでは・・・というね。

こういった事例は他にもありまして、プリキュアシリーズでもありまして、「HUGっとプリキュア」の15周年記念回で、歴代プリキュアが集結したのですが、映画版のみのプリキュアのキュアモフルンは、足のみの登場で、これがギリギリでしたw

またオールスターなどで登場する際も、映画オリジナルキャラの場合は、そちらでの使用申請がいろいろと大変なため、同じく映画のみのプリキュアだったキュアエコーの不遇はここらへんにあったといえましょうw

ただそれでも、先述の「HUGプリ」では「祈り」の形でとは言え参加し、これも制作陣の熱い思いの賜物と言えましょう。

ただ更に言うと、「オーズ劇場版」に出てきた松平健は「暴れん坊将軍」の上様ではなく、「たまたま街をうろついていた徳川吉宗」という解釈でもあるので、「仮面ライダーキャラとして暴れん坊将軍を出してしまうと、元の劇場版での権利問題がややこしくなる」もあったのかもしれませんw

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