世界観次第ではあるけど、個人的にはロストチルドレン編(だったと思う)で使徒に吹っ飛ばされたガッツが
「ゴドー親方の甲冑が無ければ背骨がへし折れていたな」
とか言うシーンが好き。
飛んできた破片とか投げ飛ばされた時の擦り傷とかを防げるだけでも、十分効果はあると思うんだよね>鎧
ゴブリンスレイヤーとかグリムガルとか、そりゃドラゴンとか巨大モンスター相手に鎧など気休めにもならないけど、別に敵はそんな大物だけではないから前衛を務める戦士はしっかり甲冑を着こむ方が望ましい。
グリムガルの主人公は、身軽さや隠密行動が身上の盗賊(スカウト)だから布の服だけど。
まあ、それはそれとして鎧とか無くてもぶっちぎりで人類最強なトゥバン・サノオとか好きよ。
万の軍勢を相手にしてもトゥバンが強すぎて軍勢の方が避けていくし、ガンダムみたいなビームを連射してくるラスボス森守あいてだと、鎧とかただの足枷でしかないしね。
あと、こういう熟練の戦士の鎧を使うテクニックとかいいよね。
トールズの武器破壊狙いに気が付いたアシェラッドが、打ち合いでボロボロになった剣をわざと同鎧で受けて折らせるやつとか。
>現実でも板金鎧を着込むなんて人はまず居ないですから、隠蔽や回避を主眼に敵わない状況からの逃亡にも全振りが良いと思います。
その「現実」というのが現代社会ではなく鎧が実用品であった時代を指すのなら、戦場では板金鎧が様々な形式で広く用いられていました。
また、板金鎧ではなくても鎖帷子や鉄の小札を綴り合わせた鎧(いわゆるラメラ―アーマー)や布地の裏に鉄板を裏付けした鎧など、さまざまな鎧が古今東西広く用いられています。
もちろん、これら鎧は非常に高価な武具であり、所有するには相応の地位・財力が必要でしたが。
>フルプレート、「刃が通らないなら殴ればいい」の精神があるから、生存性あまり変わらないかなぁと。重いし目立つし機動力に欠けるし
装甲騎兵は当然として、重たい鎧兜で身を固めた装甲歩兵は戦場の主役として重要な役割を果たしていました。
具体的には、(続く
鎧兜を着た歩兵が横隊を組み、壁となって敵の攻撃を食い止め切り札である弓兵を守ったポワティエの戦いやアジャンクールの戦いなどが有名
もちろん、装甲歩兵が横隊で前進して敵を粉砕したりもします。
徒歩で思いたい鎧兜を着ていると機動力に欠けるのは事実ですが(続く
そもそも歩兵は走ることよりも隊列を維持することが大事なので、そこら辺はそこまで問題にならなかったりします。古今東西、よく訓練された重装歩兵はつおいのです。
こんな装甲歩兵が一列横隊で鉄の壁になって押し寄せてきたら、軽装の兵士ではひとたまりもない(´・ω・)
>これで「よし、火砲で吹っ飛ばすか」ってなるから、多分自分は中世の装備や戦術に口突っ込んじゃいけないんだろうなぁと……
大正解です(`・ω・´)
百年戦争後半、フランス軍は大砲でイングランド騎士を吹っ飛ばしてから騎士が突撃しました。
ベルセルクとかでたまにガッツ以外の人が大砲をぶっ放して魔物とかに対抗しているアレ
日本で言えば室町時代ぐらいにはこういう大砲が戦場で使われるようになる。とはいえ、射程は短いし連射もできないで、滅多に当たらないから鎧兜を無意味にするほどではない。
当たれば鎧兜など気休めにもならないけど、滅多に当たらないからやっぱり刀槍とか弓矢とか、運が良ければ鉄砲の弾も防げる鎧兜が欲しいよねという。
ここら辺、漫画「乙女戦争」とか「イサック」を読むとイメージしやすいです。(ステマ
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