私の #性犯罪被害 について書いておきます。相手は当時医学部学生。その男とは2年前私が18才の時に知り合っています。しかし、私は医学部に進学する事で医学を学び何らか自分の家族がそうだったように何かが出来たらと思っていたのに対して、その男は金儲けがしたいと言っていました。
何回か一緒に話したり歩きながら物を見たりしていた時、印税で喰って行きたい。1所にいるのつまんないから船医になりたい。と言っていました。また、些細なこと例えば道を歩いていて老舗の練物屋さんをみて「毎日食べるのではなくて月1回に減らしてもこう言う丁寧で美味しい物が食べたいな」と私が言う
と、「訳分からない。こんなんじゃなくていいから食べたい時食べただけ喰える方がいいに決まってる」と言ったのが結構印象的です。とにかく、何から何迄、私とは感性が違いました。それで自然に連絡もしなくなり2年経過していました。私が20才になった秋のことです。私は従兄弟姉妹たちとほぼ一緒に
住んでいました。従兄弟姉妹のアパートで下も従兄弟姉妹たち、隣も従兄弟姉妹たち。そこへ何故私の電話番号を知っていたか分からないその男が電話をして来ました。「偶々、近くに来ているんだけれどちょっと顔見に行っていいかな」「久しぶりね。別に構わないけれど」その男は私の父や叔父、従兄弟たち
の後輩にもあたりました。全く心配していなかったのです。無防備にドアを開けてしまいました。ドアを開けた途端いきなり突き飛ばされ、向こうは下半身脱いで襲って来ました。私は部屋中逃げ周り叫び、物を投げでも組み伏せられました。「馬鹿じゃねーの。小学生とでも付き合ってれば？」
身なりを整えてでていきました。私は真っ白でした。腕と顔にすり傷を作っていて痛みました。どうしよう。誰かに言わなくちゃ。途方にくれたまま夜になりました。事は昼間に起こったのです。夜、母から電話がかかって来ました。「〇〇君って幸子のお友だち？お父さんがとても喜んで電話して来たわよ。
お父さんの所に後輩が訪ねて来てくれたって」その加害者は当時今でいう准教授、当時の助教授だった父の勤務先に私を襲った直後、電話をしてアポイントを取り出掛けて行き自分は父の後輩で私の友人であると名乗り、部活のカンパを頼んだそうです。後輩が勤務先に訪ねて来たのを喜んだ父は当直中であった
のに、その娘を襲った加害者の為に鮨をとり、ビールを買いに走り少なくはないお金をカンパとして手渡した。ということでした。私は両親にその男にされたことを話せなくなりました。悲しむと思ったからです。その後、私がどこに派遣が変わり住居が変わっても既に結婚していても1年か2年に1度電話を
して来ました。その男はお産で赤ちゃんを亡くした女性たちの為の活動をして派手にやっていました。ある時、私に「俺はこれだけ活躍している。それに対してお前は何をやったと言えるの？」と言いました。その時からです。性暴力や性犯罪について自分の話をする時に実名で加害者の話をし始めました。
するとメールやメッセージが届くようになります。同じ男にレイプされた。という話です。手口は様々ですが何でも宗教がかっていて弱ったお互いに触れ合うことで心を癒す…みたいなことがその男の開催するセミナーみたいので行われたそうです。そこでその男に心頭した人の良さそうな女性を選んで
こと細やかに相談にのったり頻繁にメールなどのやり取りをして女性がすごい先生にあたかも特別に心配してもらったと思い込んだ頃個人的に相談にのることを提案されるのだそうです。そして個室で相談にのりセミナーでやったようにお互いを触れ合い、そこからはもう分かってんだろ大人なんだから。
という圧力をもって性暴力に及ぶそうです。被害にあった女性たちは先ず子どもを亡くすという辛い経験をして立ち直れない状態の中で性暴力にも遭う為、家族、殊に夫に相談する事が出来ません。しかも、何故1人で有名な先生とはいえ男1人の場所に行ってしまったのだろう。何故、途中からおかしいと思い
始めたのに逃げられなかったのだろう。と独りで悩むことになるそうです。分からない人は警察に行けば良いじゃないかと簡単に言いますし、その人が警察に行かないから被害者が増えたじゃないかと責めることまで出来ます。でもそう簡単なものではないのですよ。ご存知のように例え警察に届けても
が多いです。
