関心が政治ばかりになってはいけない。

なぜなら、世界中で経済は正常運転しており、大統領選挙で影響を受ける企業は極一部。

さらに言えば、政治が経済に与えることができる影響は、確実に縮小している。

これが米国民主党衰退の遠因であるからだ。
まず国際社会を見る上で人口は重要。

中国13億、米国3億。

つまり、中国が世界の工場を脱し、中国人民が消費者として成熟していけば、やがて経済力は米国を抜く。

よってITにおいても、#BATH が、#GAFA をいつか追い抜くのは、今となっては、当然予測可能な未来だ。
米国経済を主導する #GAFA は、当然米国3億人だけを相手にしていれば未来はなく、中国に切り込む必要がある。

ここで起きる様々な提携は、交渉上、中国側が優位となり、米国から著作権が中国に流れる現象を後押ししている。

全体で見れば、これは自然な理だ。
まず全体の経済の流れはこうだと認識し、政治はどうあるべきかを考えるのが政治家の仕事。

安倍さんのインド太平洋戦略や、日中友好も、この視野から考案されている。

頭が政治でいっぱいで、社会活動が疎かになれば、それは所詮マニアであり、実社会では変な人になってしまう。
今回の大統領選挙の最大の問題は、米国でグローバル企業が政治を支配していることにある。

特にグローバル化した金融が、自社の利益、通貨支配、それが齎した国際機関(IMFや国連等)への影響力の低下を恐れ、米国を捨て中国資本で世界経済を動かす、という戦略へシフトした事が本質だ。
この米国から中国への戦略シフトは、キッシンジャーが現役の頃から、中国共産党と画策されており、当時田中角栄自氏が生命を落とした原因はここだろう。

見方を変えれば、米国は国民ではなく、常に金融とそこに付随する軍事、エネルギーの資本に政治を独占されてきた。

これは問題である。
また、この米国の政治を金の力で支配してきた資本から見て、最も理想的な政治統治モデルが中国共産党だ。

結局のところ、経済と政治の関係において、資本が政治に、独裁やマスコミを使い、必要以上に介入してきたことが問題なのだ。

まず優先されるべき最も理想的な解は、中国共産党の解体である。
「金のためなら何でもやっていい」

新しい世代の価値観は、これにNOだ。

これは、日米だけでなく中国も同じだ。

優秀な若きエリートの価値観も、変わっている。

政治への関与より、純粋にビジネスを楽しみたいのが本音だろう。

仮に今回バイデンが勝っても、先は見えている。
政治を語るなら、経済や企業がどのような動きをしているか、世界全体を広く見る。

政治を語るなら、中国市場の成長がひと段落し、インドが台頭してくる未来まで想定して見る。

目の前の局地戦だけを見て、熱くなる。

これでは所詮、人生歩兵である。

• • •

Missing some Tweet in this thread? You can try to force a refresh
 

Keep Current with 弓月恵太

弓月恵太 Profile picture

Stay in touch and get notified when new unrolls are available from this author!

Read all threads

This Thread may be Removed Anytime!

PDF

Twitter may remove this content at anytime! Save it as PDF for later use!

Try unrolling a thread yourself!

how to unroll video
  1. Follow @ThreadReaderApp to mention us!

  2. From a Twitter thread mention us with a keyword "unroll"
@threadreaderapp unroll

Practice here first or read more on our help page!

More from @ssomurice_local

7 Dec
選挙で不正があったか、トランプ大統領の発言が陰謀論なのかを決めるのは、#朝日新聞 ではない。

米国の司法である。

さらに現在、トランプは大統領であり米国政府の最高責任者だ。

それを発行部数が激減しているチンケな新聞社が否定するとか何様だよ👎
news.yahoo.co.jp/articles/712a7…
ちょっとこの手の記事をヤフーに上げてみて、日本国民の反応を見てみようかな、みたいな意図だろう。

残念ながら結果は見えてるし、そんなことをする暇があったら、朝日新聞は不動産事業の金でどこまで新聞の赤字を補填するか、議論した方がいいと思うけどね。

ヤフーポータルも効果落ちてるだろw
▫️ドミニオンに中国瑞銀証券が、選挙1ヶ月前に44億投資をしたこと

まずこの事実。さらに、

▫️スーツケース事件

これを物理的証拠でないと感じる人はさすがに少ない。

この2つで、もうマスコミのトランプ陰謀論説は、実質的に終わっている。

バイデン大統領既成事実化はもはや無理。
Read 5 tweets
6 Dec
日本に核兵器を投下した系譜。

オバマやバイデンに代表される米国民主党。

保守、愛国などを口にしながら、彼らを攻撃できない人がいかに多いことか。

もう、トランプ大統領を見れば、容易にそれがわかるだろう。

中国や韓国には威勢がいいのに、真の敵を前に口籠る奴の愛国心など信じられるか。
私は3年前からビジネス保守とは距離を置いてきた。

米国の金融や民主党と中国共産党、この関係を見ずに、線で中国や韓国を批判することに何の意味もなく、単にマスコミに操られているだけだからだ。

そして、今の国際情勢を見て、日本国民に必要な視点は何かを、今一度再考いただけると有り難い。
米国民主党に支配された自称保守でしかない。

威勢がいいのは国内と近隣諸国だけ。

一歩東アジアの外に出ると、共産主義者のポチになる。

毎日毎日、中国、韓国。

民主党を批判もしない、インドやASEANは報道しない。

これが産経新聞の正体。
sankei.com/world/news/201…
Read 5 tweets
6 Dec
こういう何か政変があるというと、すぐ「戦争」という人、まったく信用できない。

保守系は見事なまでに金融無知。

米ドルを持つトランプ政権は戦争をする必要がない。

それを中国共産党もわかっている。

国際社会をこんな人が分析できるわけがない。
また、米国金融と中国金融は、密接に資本で結びついている。

その金融マネーを米中で分断することが、トランプの狙いだ。

あくまで主導権は米国政府にある。

そして、トランプが中国に仕掛ける最終手段は、四大銀行のドル封鎖だ。

これで中国経済はすぐに麻痺する。
はっきり言って、北朝鮮政変時に戦争を煽っていた青山繁晴氏などの分析は、トンデモに近い。

今見るべきは、ドミニオンへの瑞銀証券の投資と、スイス金融(←本丸)の関与だ。

(金正恩がスイスで育てられた事実で察しろよ、とw)

これが立証されれば、トランプはいつでも米ドルを武器に使える。
Read 4 tweets
6 Dec
ドミニオンはベネズエラの選挙を操作し、マドゥロを大統領に押し上げた。

その結果がこれである。

米国民主党とCIAは、なぜこのような選挙介入を行うのか。

米国に移民(民主党支持者)を人工的に増やすためである。 ImageImageImageImage
2019年の記事。

ベネズエラ移民7万人を救うべきか。

人道的にこの現象だけ見れば救済すべきであり、オバマであれば手放しで米国へ受け入れただろう。

しかし、なぜ移民が発生するのか。

この薄汚い米国民主党の戦略は語られることがなかったのだ。
newsphere.jp/national/20190…
今、トランプ政権は直接ベネズエラと対話し、ベネズエラという国家自体の救済をしている。

しかし、日本の #NHK は、トランプ政権の移民受け入れに消極的な側面ばかりを取り上げ、徹底的にトランプ大統領を攻撃してきた。

この極めて卑劣な連中が、日本の公共放送を支配している。 Image
Read 4 tweets
5 Dec
『脱炭素へ2兆円基金』

環境問題、ちゃんとやりますよー。

米国民主党には逆らわずポチに徹し、
日本国民を守るのが、自民党の伝統的な歴史である。

しかし、かっこ悪いとも思わない。

皆さんが職場でしている苦労と同じだ。

今はまだ様子見の時期。
news.yahoo.co.jp/articles/90afe…
このままバイデンが当選すると、この2兆円は、民主党の息がかかったザ・グローバル企業に使われます。

これ、きれいに言えば、日本企業からバイデンへのご祝儀。

悪く言えば、ゆすりたかり。

いつか見た景色。
さくらチャンネル

M氏「やっぱり日本も言うべきときは、ガツンとですね」


スイートなお花畑にいる昭和の情弱
Read 7 tweets
5 Dec
コロナ感染症は2020年米国大統領選挙に「郵便投票」を持ち込み、バイデンを勝利させるための、中国共産党からの贈り物だ。

これがトランプ大統領がコロナ感染症を「チャイナウィルス」と呼ぶ理由だ。

この戦略を実行するために、罪もない多くの国の人々が生命を落とした。
国際社会とは何を軸に動いているか。

真実は、マスコミ報道や歴史の教科書とはまったく違う。

国際社会は、通貨の国際決済シェア、基軸通貨の利権で動いている。

オバマ政権までこの利権を手にしていた米国金融街の経営者たちは、どんな手を使ってでも、ホワイトハウスを奪還する必要があった。
日本国民はインテリジェンス(諜報)に慣れていない。

そんなバカな!

なぜこう考えるかと言えば、この世界はある程度、善意で動いていると思っているからだ。

しかし、一度冷静に考えていただきたい。

善意がある人間が核兵器を投下するか?

この物語は、あの日から始まったのだ。
Read 6 tweets

Did Thread Reader help you today?

Support us! We are indie developers!


This site is made by just two indie developers on a laptop doing marketing, support and development! Read more about the story.

Become a Premium Member ($3/month or $30/year) and get exclusive features!

Become Premium

Too expensive? Make a small donation by buying us coffee ($5) or help with server cost ($10)

Donate via Paypal Become our Patreon

Thank you for your support!

Follow Us on Twitter!