ツイッターランドではすっかり悪評が定着してしまったらしい、小泉進次郎議員についての雑感というか寸評というか、「ツイッター世論と現実はまたも不一致してますね」的なお話です。
「プラスチック製スプーン有料化」にて、またインターネットから大顰蹙を受けてしまい、「無能」「いらんことしい」といった評価がほぼ確定的になってしまった感があるものの、しかし実社会では小泉氏は不人気どころか、向かうところ敵なし状態の政治となっている
j-cast.com/2021/03/094067…
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「何か言っているようで、何も言っていない」「無能な働き者」「災厄」「セクシーおじさん」――など、インターネット世界では散々な言われようの小泉議員であるが、しかし地元である神奈川県横須賀市では、初当選以降もはや無双状態で連続当選している。また地元だけでなく全国的にも人気が高い。
ツイッター民たちの低評価をよそに、小泉議員の人気が高いのは、彼は政治家としての手腕がどのようなものであるかはともかくとして、いまという時代精神にフィットした人物であるからだ。まさに現代社会の時代精神の最大公約数的な存在だからこそ、小泉氏は強い。
「うっすらネオリベで、うっすらエシカル」という、いまの現役世代の社会感覚にかなり近い感じのスタンスを打ち出しているからこそ、小泉氏は強い。この絶妙な「政治性の塩加減」の調整に長けているからこそ、小泉進次郎は人気を得ているのだ。
ツイッターではほぼ無能として確定的になっているとしても、実際にはかなり「優秀」で、むしろ今後どんどん重要なポストを任されるようになり、最終的は総理大臣だってありえるのではないか、というのが個人的な見立てです。その理由についても書きました。ぜひ読んでみてください。
月に１～２回登場する政治系時事ネタの回です。月曜日ですので、ライトな感じのお話ですが、楽しんでもらえると嬉しいです！
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「政治・経済思想的にはネオリベで、社会思想的には意識高めのリベラル」という組み合わせは、まさに現代社会の時代精神の最大公約数的なポリシーであるといえる。そこを小泉議員は絶妙に突いている。完璧といってよいさじ加減で。
小泉氏、「なんとなーく自己責任論で（再分配が嫌い）で、なんとなーく環境問題などのエシカルな話題にキャッチアップしている感を味わいたい」という市民社会の最大公約数を完全に理解しているから《わざと》ああやっているんですね。
選挙結果とか見てわかると思うんですが、小泉氏を落選させるとかほぼ不可能なので、彼を怖がっている人は、彼の太い支援者になって彼に薫陶を授けるとかの方がよほど現実的だと思いますね。
いっぱいスキしてクレメンス！！！
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