「アーモンドクロワッサン計画」という曲の略称が「アモクロ」か「アークロ」かをめぐるやりとりをしているうちに、2013年ごろ、出稿先の某テレビ局のディレクターとして3期生の取材をしていた当時のことを思い出しました。この曲、当時の取材チームの中で大人気を博していました。中毒性あるのかも。
取材チームの一員だった若いAD(オタク寄り)がよく、この振り付け(腕をトントンするやつ)を真似していて、それがなんとなく周りのADやらディレクターにも広がって、なんともいえない「ええじゃないか感」があった2013年。
深夜の編集作業で皆が煮詰まったときに突然始まる…みたいなことも。
何かにつけてテンションの高いテレビの現場。NMBを知っている人もよく知らない人も、編集ブースから繰り返し流れてくる「アーモンドクロワッサン計画」に躍った日々でありました。
当時、同局の報道フロアで仕事した人たちは、NMBに詳しくなくとも「アモクロ」だけは耳で覚えているはずです。
で……一連の取材した成果が立派なドキュメンタリーになり、放送も終わって、打ち上げの場だったか……。
カラオケで歌われるのは当然「アーモンドクロワッサン計画」。誰かが「もうおなかいっぱいだって!」というにも関わらず。
若いADが、

♪将来を考え始めたの
そういつまでもADじゃないし!

と替え歌して歌って、周りがはやしたてる……みたいな、そんな2013年。拙アカウントも含め、みんなバカだったなあ……と呆れるような気持ちで思い出します。
そんなアモクロの思い出も拙アカウントの中ではセピア色になりつつありましたが、こないだの新チームBⅡ研究生公演で再び鮮やかな原色を取り戻し、「ああ、これこれ!」となった2022年。
あのときのADにひさびさ連絡をとって「懐かしのアモクロをやってたぞ!」と伝えたら、
すでに立派な中堅ディレクターになって番組の中で重責を担っている元AD氏、「アーモンドクロワッサン計画? 僕らの青春じゃないですか!」とやや興奮気味に言。しばらくアイドルオタク界から遠ざかっているようだったので、これを機にBⅡ公演見たら、と勧めておきました。特にオチはありません。

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Feb 22
たくさんご応募いただきました。
メッセージも。
推しが卒業して芸能界からも去ってしまうというのは、猛スピードで走っていた車が急停止するようなもので、すぐに気持ちは切り替えられないうえに、しばらくは現実感なくぼうぜんとしてしまうもんですよね…。
行き場をなくした「好き」の気持ちがたくさんつづられたメッセージをいくつも拝受し、プレゼント企画でこんなこと初めてだったのでびっくりしました。
拙アカウントは単なるいちオタクなので、これらの尊いメッセージをどう受け止めたものか思案しつつ、もらい泣きに暮れました(またか…)。
プレゼントの当落に関係なく、お預かりしたメッセージについては、なんらかのかたちでご当人のお手元に渡るよう取り計らいたいと思います。ご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。
Read 4 tweets
Feb 19
今日2/19、チームBⅡ研究生新公演が幕を開きました。初日は7期生から浅尾桃香さん、李始燕さん、瓶野神音さん、黒田楓和さん、佐月愛果さん、隅野和奏さん、早川夢菜さん、芳野心咲さん、8期生から坂田心咲さん、田中雪乃さんが出演。公演の様子を簡潔にご紹介します。
※写真は@asahi_nmb48撮影
簡潔に…とは書いたものの、撮った写真を選びながらのつぶやきになりますのと、終演後に何人かのメンバーさんに感想をお聞きした動画の編集作業と同時並行なので、ちょっとそれなりに時間かかります……。
明朝午前9時までに簡潔に完結させたいと思います。
簡潔に、きょうの新公演を振り返る前に、チームBⅡの源流について少しご紹介。
この新公演を取材するにあたり、弊アカウントは10年前、2012年4月にあった3期生(のちに「チームBⅡ」が結成される)公演初日の様子を取材した際の映像を改めて見返してみました。
Read 80 tweets
Feb 11
きょう11日、原かれんさんが率いる新チームM( #原チームM)の新公演初日がありました。公演名は #恋は突然やってくる。「恋」というキーワードを軸に、練りに練られたセトリを披露しました。原チームMのカラーも濃厚に反映。ごく簡単に新公演初日の様子をご紹介します。
※写真=(C)朝日新聞社
第一次ナンバトル以降、少人数の6グループで活動していたNMB48ですが、今年初めの「大組閣」で、再び3チーム制に回帰。公演に出るにも競争があるという厳しい環境のもと、3チームに振り分けられたメンバーさんたちは新公演に向けて短期決戦の修練を積んできました。
原かれんさんをキャプテン、安部若菜さんを副キャプテンとする新チームMは、「バラエティー事業部」(安部さん談)たる初代M時代からの伝統を受け継ぎ、才知あふれるメンバーの集まり。
公演名やセトリもさぞセンスのいいものに……というファンの期待。メンバーさんたちにも緊張の色がありました。
Read 60 tweets
Feb 5
吉田朱里さんが7期研究生のためにプロデュースした「Will be idol公演」がきょう5日、千秋楽を迎えました。初日公演(2020年11月21日)を取材してから1年余り、7期生さんと仕事を一緒にさせて頂くことが多かった弊アカウントにとっても感慨深い舞台でした。夜公演の模様を簡単にご紹介。
(C)NMB48 Image
さっきRTしましたが、プロデューサーの吉田さんが「我ながら最高のセットリストだと思う」と、今日この千秋楽というタイミングに際して改めて述べたのは、なかなかに示唆的でした。同時に、7期生さんたちの今日までの頑張りにちょっと目頭熱くなるところも(=いつものことですけども)ありました。
というのは。2020年11月21日のウィルドル公演初日を取材した際の率直な印象としては、新人アイドルに演らせるにはやや高度で、「吉田さんのなかなかにスパルタな一面が表れたセトリ」だと感じたためです。
選曲も、スタンダードなところを押さえたかと思えば、隠れた名曲を発掘し、

(C)AsahiShimbun Image
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