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Mar 19 • 4 tweets • 1 min read
COVID-19患者では,Nrf2遺伝子発現経路が抑制されており, Nrf2アゴニストである4-オクチルイタコン酸とフマル酸ジメチルは, インターフェロン非依存性の細胞·抗ウイルス·プログラムを誘導し,細胞株で,SARS-CoV2の複製を強力に阻害することを明らかにする。
Published 2020/10/2
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33009401/
- フマル酸ジメチル (DMF; 乾癬や多発性硬化症治療薬)と4-オクチルイタコン酸(4-OI)との効果は,I型IFNに依存しないメカニズムにより, 単純ヘルペスウイルス-1/-2, ワクチニアウイルス, ジカウイルスなど他の病原性ウイルスの複製の抑制にも及びます。
- 結論として, Nrf2アゴニストである 4-OIとDMFは, SARS-CoV-2を含め様々なウイルスの複製を阻害し,ヒト病原性ウイルスの炎症反応を抑制する上で有効で, まぎれもくIFN非依存の, 抗ウイルスプログラムを誘導することがわかった。
メチレンブルー(MB)は,Nrf2遺伝子発現をアップレギュレートします。(pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24556215/)
光なしのMBにSARS-CoV-2抗ウイルス活性があることや(pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34452480/),
COVID患者のMB吸引で,速やかに肺の炎症を改善できたのも,そのためだと思います。

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Mar 21
- 驚くべきことに, 好中球の活性を阻害することは, 鼻腔のSARS-CoV-2感染の低下につながった。- 我々の結果は,ウイルスの拡散を促進する好中球の非生産的役割を示唆している。

Posted 2022/3/15
ハムスターによる試験で, SARS-CoV-2感染中に好中球は嗅覚上皮の破壊を開始する
biorxiv.org/content/10.110…
- 嗅覚上皮は, 主に, 支持細胞および上皮全ての細胞タイプになることができる基底細胞とに囲まれた嗅細胞(嗅感覚ニューロン)から構成される。
- 支持細胞が感染する間に,ミクログリアは活性化され, 嗅覚上皮に浸潤し, 続いて好中球とマクロファージになる。 Image
- 好中球は,エラスターゼ様プロテイナーゼを放出し,上皮構造の不安定化と非感染の嗅細胞を含む細胞たちの鼻腔内腔への排出をもたらす。剥離した細胞たちは,細胞接触を失った後,核の断片化を伴うアポトーシスを起こす。感染細胞たちが放出されることで鼻腔内でのウイルス拡散が促進される可能性がある。
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Mar 19
- ビタミンB群の摂取量が比較的少ない集団で実施された我々の大規模な前向きコホート研究は, 非喫煙女性におけるビタミンB2と肺がんリスクとの 逆相関 を示唆している。

Epub 2012/10/12
中国の非喫煙女性における食事性Bビタミンおよびメチオニン摂取量と肺がんリスク
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23065072/
腫瘍がビタミンB2で染まります。

- PDD内視鏡システムとビタミンB2を用いる蛍光肺マーキング技術は,最高の安全プロファイルを提供しながら,正確な腫瘍局在を実現可能にします。

Published 2020/9/17
光力学診断内視鏡システムとビタミンB2を用いた新·蛍光肺マーキング技術
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32940688/
リボフラビン(ビタミンB2)は, 肺のがん細胞に吸収されやすいということだと思います。ビタミンB群の中でビタミンB2だけが, 肺がんリスクとの逆相関します。これらが無関係とは思えません。
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Mar 18
- 抗ウイルス自然免疫受容体(RIG‐I)の標的刺激は, (新しい未知のウイルスに対しても作用する) 幅広い抗ウイルス応答を誘発する可能性がある。

Epub 2022/2/13
RIG‐Iが誘導する抗ウイルス自然免疫は, 致死的SARS-CoV-2感染からマウスを保護する
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35186439/
- 本研究では, COVID-19のK18‐hACE2マウスモデルを用いて, 抗ウイルスRNA受容体RIG‐Iの活性化がマウスを致死的SARS-CoV-2感染から保護し,疾患重症度を低下させるかどうかを検討した。
- 我々は, (SARS-CoV-2)ウイルス曝露試験の1~7日前に,予防として,I型インターフェロンではなく,特殊なRIG-Iリガンドである3pRNAをマウスに全身投与することで,マウスの生存率が最大50%改善することを見出した。また,ウイルス感染の1日後から3pRNAを治療的に投与したところ,生存率が向上した。
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Feb 26
- マスト細胞(MC)は,宿主の環境界面に戦略的に配置され,非アレルギー的な病原体の監視の役割が最近注目を集めているが, MCが引き起こす有害な免疫炎症は,ウイルス侵入を促進する可能性がある。

Pub 2022/2/7
レトロウイルスに誘発されるMC活性化は急性ウイルス感染を促進する
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35197951/
(本題と離れますが, 免疫に必要な病原体を監視する役割も, 過ぎたるは及ばざるが如しなのだと思います, 大気汚染物質もマスト細胞を刺激します。)
- マスト細胞(MC)からの炎症性メディエーターの放出は, 組織病理を引き起こし,ウイルスの侵入を促進する。
- 日本脳炎ウイルス感染では, MCから放出されたキマーゼがタイトジャンクション蛋白を破壊し, 血液脳関門の破壊を引き起こし, 中枢神経系に多くのウイルス感染をもたらし, 神経障害を増強する。
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Feb 26
分子ドッキング/分子動力学シミュレーションの結果,ビタミンB2がSARS-CoV-2メインプロテアーゼ(3CLpro)を高い結合エネルギーで阻害することが明らかになり, 更なる試験が必要ですが, 抗ウイルス薬として今の段階では有望であると述べています。

Published online 2022/2/18
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35194243/
ビタミンB2(リボフラビン)と紫外線によって血液製剤などの消毒ができるようです。メチレンブルーの使われ方と似ています。B2は着色料としても使われているようです。水に溶かすと黄色。何か似ているものを感じます。
リボフラビンとメチレンブルーを混ぜると緑色か黄緑色の鼻スプレーができるのでしょうか? たぶん, なりますね。
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Feb 25
- (インフルエンザ,呼吸器合胞体,コロナなど)呼吸器系ウイルスは,上気道粘膜の表面で感染を開始しますが,そこでは,常在性の呼吸器微生物叢が重要な門番機能を担っています。

Posted 2022/1/25
呼吸器ウイルス抑制とインターフェロン経路誘導が目的の生きた微生物の喉スプレー
biorxiv.org/content/10.110…
- 本稿では,インターフェロン調節経路を誘導し,呼吸器ウイルスを阻害することができる,生きた乳酸菌を用いた,広範囲に作用する喉スプレーの選択と処方を報告します。
- 乳酸桿菌(ラクトバチルス)属の株は,上気道の安全性,適用性,潜在的な抗ウイルス性,免疫刺激効果に基づいて合理的に選択されました。
- ラクトバチルス(カセイ AMBR2, ラムノサス GG, プランタルム WCFS1)の3つの株は, 細菌とウイルスと宿主細胞の共培養モデルにおいて, RSウイルス,インフルエンザ(A/H1N1,及び B)ウイルス, ヒトコロナウイルスHCoV‐229Eの細胞病原性の効果を有意に低下させました。
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