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デッサンが多少狂っていても塗りが綺麗ならプラスマイナスでプラスに見える……みたいな話をしばしば耳にしますが、Niji5くんはそれを狙ってやっていそう。画像生成AIの性質上どうしてもデッサンは崩れがちだけど、塗りでそれをカバーしよう！みたいな。
Midjourney(Ver.3)がバズった昨年8月ごろにも盛んに言われていたけど、画力が高い人――専門教育を受けて絵の〝基礎体力〟を訓練で身に着けている人――は、AIのせいでむしろ忙しくなりそう。これから膨大な数のAI画像が生成される時代になるはずだけど、いったい誰がデッサンの狂いに赤ペンを入れるの？
ControlNetを使えばポーズを指定できるしデッサンの狂いは少なくできる……ってのはその通りなのだけど、この半年間の猛烈な進歩にもかかわらず「細部の崩れ」や「全体の歪み」は残り続けている。そもそもControlNetでイケてるポーズや構図を指定するためにも、作画の基礎知識が必要になるわけで。
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