Chap.10 L. Lappinの論考
”コロナは茶番。生存をすべてに優先させる例外状態が常態化されあらゆるものが犠牲にされる”と権力のあからさまな公衆衛生学的介入を批判したアガンベンは、間違っている。日常を継続した自由放任で集団免疫に国民をこっそり誘導することこそ批判すべき生政治Biopoliticsだ。
第10章 集団免疫の生政治 by L.Lappin 要約
1)生政治は死んだか?
コロナを理由にしたロックダウンのようなあからさまな公衆衛生的介入に反対して、コロナや非常事態宣言は例外状態を常態化させようとする茶番だと論じたAgambenは批判を浴び、Agambenのみならず生政治批判自体が時代遅れに......