数々の海外メディアがコロナ禍でのオリンピックの危険性を指摘してきましたが、このブルームバーグの記事は海外の専門家の意見を集約した素晴らしい記事です。
「オリンピックは世界的なスーパースプレッドイベントの引き金になると専門家は懸念」
#Superspreader
bloombergquint.com/coronavirus-ou…
オリンピックが開催される7月23日には、まだ新型コロナは「世界の現実」として存在する。海外からの観戦者を排除しても、6万人以上の選手および関係者が200以上の国から東京に集結する。それぞれの国で感染率、ワクチン接種、変異株の状況も異なる。
#COVID19
#SARSCoV2
#Covidvariant
テキサス大学オースティン校の感染症研究員のSpencer Fox さんは、「オリンピックは絶対に、かなりの数の感染を引き起こす超拡散イベントになる可能性があり、人々が帰国すると国際的に広がる」と述べている。
We will take your advice seriously
Mr.Spencer Fox @FoxandtheFlu
スポーツによってもリスクの程度は異なる。米国で行われたNFLの最新シーズンの調査では、選手が試合中にウイルスを感染させることはなかったが、高校のレスリング大会の試合では、致命的な超拡散イベントとなった。オリンピックでは、日本国内の42の会場で33の競技が行われる。
オリンピックの「社交性」はさらにこの課題を複雑にする。選手村のような場所は人と人が出会い、交流することを目的としている。長時間の会話や集団での食事は禁止されているが、そのルールがどのように適用されるのかは不明だ。アスリートの中には10代の若者もおり、彼らの平均年齢は通常20代だ。
平時であっても、オリンピックでは病気の発生が多い。2018年に開催された平昌冬季大会では、約200人の選手がノロウイルスに感染。その2年前のリオ五輪では、ジカ熱が発生した。2012年のロンドン五輪では、出場する1万568人のうち、300人以上の選手が呼吸器系の病気にかかった。
日本は他の先進国と比較してはるかに低い感染率と見られているが、そのワクチン接種はまだ始まったばかりで、英国、米国、さらにはアジアの他地域からは数ヶ月遅れている。多くの不明な点があり、主催者はまだ何人の国内観客が会場に入ることができるかを決定していない。
リスクを減らす最良の方法は頻回検査である。ジョンズ・ホプキンス大上席研究員のAmesh Adaljaさんは「全員にワクチンを接種する以外には、連続した検査とバブルの組み合わせが最良の方法である」と述べている。
Yes I think so. Serial testing is very important.
Dr. @AmeshAA
しかし、誰もが納得しているわけではない。スクリプス研究所のEric Topolさんは「すべての参加者とスタッフがワクチンを接種するのは理想的なことだ。バブルモデルはNBAでは成功したが、この五輪のシナリオで再現できるかどうかは不明だ。」と語った。
Thank you for your advice.
Dr. @EricTopol
最後に、この記事を書いてくれたブルームバーグ東京支局記者の Lisa Du @lisadont さんと、同紙のメディカル・テクノロジー・レポーターのMichelle Cortez @FayCortez さんに多大なる感謝を。
Thanks for the great article Ms.Lisa Du and Ms.Michelle Cortez.
この記事は、@NOlympicsLA
さんのTwitterで紹介された事がきっかけで知る事が出来ました。有難うございます。
#オリンピックより命を守れ
#東京五輪の中止を求めます
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