#拡散希望 速報🔔 G2P-Japan🇯🇵の論文第21弾「組換えによって誕生した新しいオミクロン亜株XBBの特性解析」を、Nature Communications @NatureComms に発表しました。本研究では、#遺伝子組換え で誕生した #オミクロン XBB株(俗称 #グリフォン)の特性を解明しました。 1/
nature.com/articles/s4146…
2022年後半、BA.5株以降、世界を席巻する新しい変異株の出現が見られず、また逆に、世界中でさまざまな #オミクロン亜株 が多様化していました。2/
本研究ではまず、@jampei2 と@SpyrosLytras による分子系統学と流行ダイナミクスの学際融合解析によって、XBB株は、昨夏、BJ.1とBM.1.1.1(BA.2.75の子孫)というふたつのオミクロン亜株の組換えによって誕生したことを明らかにしました。4/
また、XBBの実効再生産数(Re)は、もうひとつの流行株BQ.1.1と同程度に高いものの、流行地域が異なることを明示しました。2022年末までの状況としては、BQ.1.1系統では西半球で、XBB系統は東半球で流行拡大していたことがわかります。5/
中和実験の結果、XBB.1は、BA.2に比べ、BA.2ブレイクスルー血清に対して30倍(!)、BA.5ブレイクスルー血清に対して13倍というきわめて顕著な抵抗性を示すことを明らかにしました。6/
さらに、XBB.1株の融合力は、BA.2.75株よりも2.2倍高いことを明らかにしました。
G2P-Japanによるデルタ株(第5弾@Nature)、オミクロンBA.1株(第7弾@Nature)、BA.5株(第12弾@CellCellPress)などの研究から、スパイクの融合力とハムスターでの病原性には正の相関があることを見出しています。7/
しかし、予想に反し、もうひとつの「オミクロンBA.2一家」の子どもであるBQ.1.1(第20弾 @NatureComms)と同様、XBB.1の病原性は、BA.2.75と同程度か、それよりも低いことがわかりました。8/
XBBは、組換えによって流行拡大に成功した初めての株と言えます。本邦におけるXBB系統の頻度は高まってきています。5類移行、PHEIC解除と、パンデミックもひと区切りな風潮ですが、今後の流行の動向は、やはりみなさんの感染対策次第と思います🙏 9/9
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
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