medrxiv.org/content/10.110…
以上のようなことを言いましたが、このプレプリントに掲載した各種データは、BCG仮説に興味をお持ちの方もそうでない方にも、興味深いデータが盛りだくさんだと思いますので、少し長いですが説明させていただきます。
BCGは生ワクチンであり、牛の結核菌を弱毒化したものです。つまり結核菌です。
しかし、年間入国者数がBCGありなしの群間でほぼ同じになるようなレンジ(点線の間)をとって、BCGありなしで患者数(b)、死者数(d)を比較しても、差が残ります。
しかし、肥満率がBCGありなしの群間でほぼ同じになるようなレンジ(点線の間)をとって、BCGありなしで患者数(b)、死者数(d)を比較しても、差が残ります。
ともかく、マラリア感染ゼロの国のみ抽出して(図の左端のみとる)、BCGありなしの群間で、BCGありなしで患者数(b)、死者数(d)を比較しても、差が残ります。
or BCG株)の効果は残るということですね。しかしながら最初にも注意しましたように、まだ隠れた混交要因、真の原因がある可能性は否定できません。
jamanetwork.com/journals/jama/…
1. このサイトからデータを取得し、その年代の人口あたり患者数を比較してみると、BCG接種を受けていない20-29歳の患者数が、BCG接種を受けている40-49、50-59、60-69、70-79歳のレンジの患者数のどれよりもずっと多くなってます。
science.co.il/medical/corona…
4. 患者数よりも信頼性の高い死者数で見ることが重要かと思われますが、死者はそれぞれ1名ずつで参考になりません。
apps.who.int/gho/data/node.…
これらのは事実関連の単純(でかつ科学的に深刻な)ミスである可能性がかなりあります。
また、イスラエルでは、特定の地域で感染爆発が起きており、そのような特定地域では宗教上の理由などから、ワクチン接種率がまとまって異なる可能性もあります。
france24.com/en/20200422-is…
こちらに引用した理由で、「人種差仮説」で説明できる可能性はたいへん低そうだ、と思ってます。