Thread by @yukou_takahashi

【トランプ大統領とペンス副大統領】、
【ジョゼフ・バイデン候補とカマラ・ハリス候補】を相手に【ウィスコンシン州ミルウォーキー郡巡回裁判所】で訴えを起こした模様。

これより、訴えの内容を抜粋して訳してみたい
beta.documentcloud.org/documents/2042…

「原告/控訴人であるドナルド・J・トランプ、マイケル・R・ペンス、およびドナルド・J・トランプ・フォー・プレジデント社（以下、総称して「原告」という)は、弁護士のTroupis Law OfficeとConway, Olejniczak & Jerry, S.C.によって、以下のように主張し裁判所に提示する。

(1) 原告ドナルド・Ｊ・トランプは、アメリカ合衆国の現職大統領である。トランプ大統領は、フロリダ州の住民であり、住所は1100 South Ocean Boulevard, Palm Beach, FL 33480である。

⇒なんとトランプ大統領、フロリダ州に移住していた！？

(2) 原告マイケル・R・ペンスは、アメリカ合衆国の現職副大統領である。ペンス副大統領は、インディアナ州の居住者であり、住所はインディアナ州インディアナポリス、インディアナポリス46208の4750 North Meridian Streetである。

⇒ペンス副大統領は地元にお住まい

(3) 原告ドナルド・J・トランプ・フォー・プレジデント社は、現職の米国大統領の大統領キャンペーンである。トランプ・キャンペーンの主たる事務所は、725 Fifth Avenue, New York, NY 10022に所在する。

⇒トランプ大統領の選対本部も原告に加わっている
こちらはＮＹ

続いて被告サイド紹介

(4) 被告ジョセフ・R・バイデンは、民主党の米国大統領候補者であり、前副大統領である。バイデン前副大統領は、デラウェア州の住民であり、住所はデラウェア州ウィルミントン、ウィルミントン、デラウェア州19807の1209 Barley Mill Roadである。

(5) 被告カマラ・D・ハリスは、民主党の米国副大統領候補者であり、米国上院議員である。カマラ・D・ハリス上院議員は、カリフォルニア州の住民であり、住所は435 N・ケンターアベニュー、ロサンゼルス、カリフォルニア州90049である。

ウィスコンシン州の選挙管理委員会と、ウィスコンシン州デーン郡行政当局も被告とされている

訴えの主張から抜粋して紹介

・再集計の間、原告は、不完全または変更された認証不在者投票の集計に異議を唱えた。

・デーン郡投票委員会は、法律の問題として、2,238枚の不完全または変更された認証の不在者投票を再集計に含めたのは誤りである。

⇒不正な再集計疑惑を指摘している

・不完全な証明書や改ざんされた証明書に関連した投票用紙の集計を認めるというデーン郡投票委員会の結論と所見は、ウィスコンシン州法の誤った解釈に基づいていた。

⇒本来、同州の法律では住所が不正な不在者投票用紙はカウントできないことになっている

・不在者投票用紙17,271枚が 不適切に記入され マディソン市の職員に届けられました。
2020年9月26日と2020年10月3日に "Democracy in the Park "と呼ばれるイベントで 206の場所で行われました

⇒不在者投票なのに、イベント会場で市職員の指導のもとで記入させていた

・デーン郡徴用者委員会が取った行動および決定は、ウィスコンシン州の法律に反していた。

・特に、デーン郡開票委員会は、以下のものを再集計の結果から除外しなかったことで、法律に反した行動をとった。

a. 不在者投票の申請書を事前に提出していない選挙人が直接提出した不在者投票

b. 不在者投票証明書を提出した選挙人に発行された不在者投票用紙は、署名の欠落・書記官のイニシャルの欠落・目撃者の住所の欠落、および市区町村書記官または書記官の従業員がウィスコンシン州法に違反して改ざんした不在者投票証明書という不正を含んでいる

bの補足：
ざっくり言うと、不正な不在者投票用紙を集計に含めたことが、違法であるという主張である

c. 不在者投票を申請した選挙人は、必要な写真付き身分証明書を提出せず、かつ、ウィスコンシン州法に違反して、高齢者、身体的障害者、体調不良の者、または無期限に監禁されている者ではなかった

cの補足：
州法で定められた不在者投票の要件を満たさない者が、不在者投票をしていたという主張である
例：高齢で自宅から遠くに行けない、身体に障害がある、体調不良で動けないなど

d. 州法に違反してマディソン市の「Democracy in the Park」イベント開催場所で提出された不在者投票の封筒と投票用紙を集計に含めているのは不正である

⇒イベント会場で市職員の指導の元で書かせた投票用紙を不在者投票扱いでカウントするのは不正であるということ

長くなったので、いったんこの辺りで。

裁判文書なので表現は厳密で長文になるが、
訴状全体を覆うニュアンスとしては、
「ふざけた不在者投票用紙をこしらえて、集計に入れるような真似は許さん！」という主張

訴状を読むと、実に【あの手この手】で不正票を製造する実態が浮かび上がってくる