Thread by @myrmecoleon

VRスペースでのイベント参加、仕組み的には世界中から参加可能と言いつつ、実際には各国向けのドキュメントが未整備なので閉鎖的になりがち、というのはけっこうクリティカルな問題なのかもなあ。

言語の壁だけなら英語でOKとか機械翻訳とかもあるが、それ以前に各国のウェブサービスや制度が違い。
VRはアクセスオープンな動画を見るだけじゃ済まないので会員登録や認証等は不可欠だが、そのへん各国事情が非常に絡むので、入り口は開かれててもネイティブと熱狂的ファン以外は参加しづらそう。

中国や韓国なんかはウェブサービスの登録に日本で言うマイナンバー的なものを入れるのが普通になりすぎてて、逆に日本人がはじめてするとき面喰らうんよなあ。この点は日本の方が遅れてたパターンだが、似たような制度上の違いは各国多々ありそう。

逆に、日本だとニコ生がプレミアム会員じゃないと使えないが、海外で若者はクレジットカードもWebMoneyも一般的じゃないところは支払いできなくて参加できなかった、みたいな障壁もあったっけ。

じゃあ登録する項目を減らせばいいのかと言えば、各国のウェブサービスはそういう一つ一つの要素で制約を設けることでコントロールしてるので、無限にアカウントを作られたりすることにどう対応するかみたいな問題もあったりで一概に言えない。

そういうのもあるので各国向けのドキュメントなどを整備していくのが国際的なサービス普及には常道なんだけど、そのためにはまず飛び込んでいく熱狂的なユーザーたちが不可欠で、それがいたから日本はVRChatとかまだ参加しやすいけど、各国にいるわけじゃないんよね。

このあたり、VR SNS的なものがメールやウェブサイトやSNSや動画投稿サイト的に普及していくさいのハードルとして、クリティカルになっていきそう。