Nikkei Asia がズバリ「東京五輪は安全に開催できるのか」をテーマに特集モーメントを作成。各種関連記事が集められています。 #東京2020
twitter.com/i/events/13948…
まずは東京五輪開催の要否をまとめた記事。
「開催する価値はあるのか?」となかなか挑戦的なアングルです。
次になぜ開催しても安全なのかを専門家観点で紐解く記事。ジョンズホプキンス大学の疫学士を取材し「競技は屋外で行われるし、誰が競技場に入れるかも限定している。こうしてリスクが最小化されている」だとか、「ワクチン接種完了した人が感染させる確率は極めて低い」等、開催「できる」理由を列挙。
そして、これは確か私もかつてまとめたこのある記事。入国する関係者たちにどのような制約が課せられ、安全保護措置が取られるか。テスト陰性の証明書を二点示さなければならないだとか、詳細な行動計画の提出、毎日のPCR検査義務と公共交通機関の不使用などが「原則」としてあると。
どうらや違う記事だったよう。この記事では選手たちは2週間隔離措置の対象外となることが明らかにされ物議を呼んだのでした。
そしてこの批判を受けて実際に5月に実施されたテスト五輪に関する記事。主催者側は、陽性者ゼロで全競技(ダイビング、バレーボール、陸上、マラソン)を全て完了することができたと自信を見せたと。一件だけ陽性だったケースがあったが、それは入国直後に発覚し直ちに隔離されたのだと。
次にちょこっと批判的記事も掲載。テニスの錦織選手が「選手村には1万人もの人が集まる。今日本で起きていることを考えると、決して容易ではないと思う」と述べたことなど、日本で最も著名な選手たち(おそらく大阪なおみ選手も含まれる)が『疑念』を示したこともバランスをとって紹介。
選手の次は企業人。ソフトバンクの孫会長、楽天の三木谷会長などが、公然と「不安」を漏らしたことに関する記事。わざわざこう付け加えている。

「いずれもオリンピックスポンサーではなく、公式スポンサーの中で中止を訴えた企業は皆無である」と必死にアピール。もはや涙ぐましい。
そして最後にアリバイのように「反対する世論」があることを示す。しかもそれが日本のパブリック・プライベートセクターを説得するに至っていないと、かなり挑戦的。またIOC側から幕引きが行われるはずもなく…放送権者やスポンサーへの賠償責任が生じると、いつもの論調。
結局、「開催せざるを得ない」という結論ありきな方向に導くための陳腐な誘導モーメントでした。さすが日経。腐っても日経です。

ここまでまとめたけど利用されると癪だから全消ししちゃおうかね。

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More from @tkatsumi06j

21 May
#東京五輪中止 ボイコフ教授投稿の各動画の即訳(書き起こしなし)

1-1. キャスター「東京医師会は医療システムの崩壊を懸念して #東京2020 開催に反対を表明。殆ど全国が #緊急事態宣言 下にある中、ワクチン接種が完了しているのは人口のおよそ1、2%程度。五輪に反対する世論は80%に達しています」
1-2 キャスター「IOC側は追加スタッフを派遣して運営を支えるとしていますが、五輪運営には1万人の医療従事者が必要だとされています。ゲストは、五輪中止を訴え続けているジュールズ・ボイコフ氏。五輪研究者、政治学者で、『東京・ロスでの巨大スポーツ資本主義との戦いの実情』の著者でもあります」
1-3a キャスター(以下ー)「教授は五輪大会は中止されるべきだと公然と訴えてこられましたが、最大の懸念は何なのでしょうか。またなぜそのようにお考えになるのでしょうか」

ボイコフ氏(以下省略)「基本的に現在結束して五輪中止を求めている医療側、そして日本の大多数の人びとと同じ立場です」
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21 May
#Tokyo2020 2021/5/21🇨🇦@CBCNews#東京五輪中止 を求め続ける元オリンピアンのボイコフ教授にインタビュー。教授自ら4分割投稿。

1/4 “東京五輪開催への反対機運が高まっている。国民の83%が今夏の五輪を開催を「望んでいない」としている。医療従事者らは公然と反抗し、開催中止を求めている。“
2/4 ボイコフ教授“医療の立場からすれば #東京2020 を中止する理由は明白だ。だがアスリートたちはどうか?大会出場を決めているオリンピアンがある文書を私に共有してくれた。彼らに対し、 #新型コロナ 感染により病気を併発したり死亡することがあっても主催者側の免責を求める内容だ。”
3/4 ボイコフ教授“#東京2020 開催に部のアスリートが公然と疑問を唱えていることについても語った(そう出来る者は大坂なおみのような一握りの経済的余裕がある者だということも)。だが忘れてはならないのは、中には夢を叶えるためにクラファンで参加資金を集めようとする者もいることだ。“
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21 May
🇺🇸ブッシュJr.大統領時代だったか。ダーウィンの進化論を否定する論調が現れたのは。キリスト教福音派によるものだったと言われていたが、結局、時の権力者が科学を無視して自らのアジェンダを進める戦略だった。だがこれをLGBTQに対する政策・立法のレベルにまで高めた国がかつて存在した。
それが🇨🇦カナダだ。

今のカナダを見れば信じられないだろう。だが実際に恐ろしい迫害が法の名の下に行われていたのだ。その詳細な内容を含め、近年カナダ政府はようやくその過ちを正式に認め謝罪した。だがそれで済む問題ではないのだ。

絶対に進んではならない道がある。
note.com/tkatsumi06j/n/…
“われわれは、同性同士の間で行われる個人的で同意のある性交を刑法上の犯罪行為としました。これにより、カナダ人が不当に逮捕、起訴され、投獄されました。この犯罪化により、就職や社会奉仕活動、渡航を行う上で、長く消えない傷跡を残してしまいました。”
note.com/tkatsumi06j/n/…
Read 4 tweets
20 May
すみません。妻が大爆笑してしまったので世界に届けたいと思います。
妻曰く「私に笑われたら終わりだよ(笑)」
Read 6 tweets
20 May
“パンデミック発生後1年が経ってもまだ感染していない人“

私たち🙆🏻‍♀️🙆🏻‍♂️だ。コロナは感染率が低く回復率が高い。🙆🏻‍♂️は重症化リスクが低い(🙆🏻‍♀️は不明…まだ寛解していない)。でも必死に対策してる。たまの外出はしてもマスク・SD・除菌は徹底。家庭内では換気を欠かさない(花粉/PM2.5/黄砂があっても…)
・🙆🏻‍♂️の仕事は440日以上テレワーク
・🙆🏻‍♀️は飲食だけど電車移動を避け自転車のみで片道30分往復
・🙆🏻‍♀️は勤務先でも客の協力のもと感染対策を徹底
・🙆🏻‍♂️は在宅中換気を徹底して空気清浄機もフル稼働
・🙆🏻‍♂️🙆🏻‍♀️共にに帰宅したら玄関で除菌してから更に手指顔洗い

全部やってる。それでも感染することはある。
🙆🏻‍♀️は自分のリスクとして、でも今の生活を守るために、食の楽しみを奪われないために、飲食で働き続ける。感染のリスクはある。でも互いに対策をとっていることを信頼して仕事を続けてもらっている。
🙆🏻‍♂️は重症化リスクは低くても🙆🏻‍♀️を絶対に感染させられない。だから🙆🏻‍♀️以上に感染対策に注意している。
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19 May
しばし放心状態… #RapeaXe の販売担当の方と直接話してみた。Twitterではそれほどでもないのだが、あのBrut動画はインスタやFBでは既に500万ビューを超えており文字通り全世界から物凄い反響が届いてるのだそう。ただ、直接購入したい声はあっても支援には結びついていないのだとか。
現在の資金繰りはその担当の男性(50代)がほぼ自費で賄っていて既に100万ドルは投資してきたのだとか。それが遂にあのトゲトゲしかった外見をここまで小さく収めた。まさにコンドームのサイズに折り畳めるまでになった。世界中の女性たちが、サバイバーたちが欲しがっている防姦具Rape-Axe。
日本からも関心の声は上がっているそうだが、肝心の女性権利団体やサバイバー保護団体の関心は薄い。5年前に話題になった時も、そういった団体は薄かった。でも世界では、そういった団体が積極的に購入を働きかける活動を行っている。この違いは一体どこから生まれるのだろう。
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