Thread by @terrakei07

「オタクが政治的にチョロい」 とか「俺はその他のオタクと違ってチョロくない」みたいな逆張りとか、そういう喧々諤々の争いも、いまの20歳前半くらいまでの若い人には通じない世界観な感じがあるな。

若い人は普通に「ゲーム音楽じゃん、面白いなー」で終わっているという。まあ一定の年代以上の人たちのミームバトルみたいなところがあるだろう。

ツイッターではこれ以上書きませんが、だいたいの話はここにまとめた。
note.com/terrakei07/n/n…

一定以上の年代のオタクのなかには、ある種の被害者意識や抑圧経験がオタクとしてのアイデンティティに根差している人がいるので、それが開会式に対する不快感みたいな心性とつながっているのはわかる。

ただそのアイデンティティは、いまの若い人にはほぼほぼ連続性を持っていないので、「チョロい！」「いやチョロくない！」みたいな水掛け論自体が、そろそろノスタルジーを帯びつつある。

そういう伝統的な「めんどくさいオタク」的なしぐさが、2020年代に10～20代前半を生きているゲームもひとつの趣味として普通に楽しむ「陽」な若者たちの雰囲気が遠い過去のものとして押し流していくことは、いいのかわるいのかはよくわからない。流れは止まらないだろうが。