Thread by @Theloveliestdog

「男はセックスを買う権利があるのか」by Julie Bindel

Does a man have a right to pay for sex? spectator.co.uk/article/does-a… via @spectator

「今日行われたある控訴審裁判では、障害を持つ依頼者が買春“サービス”を要求した時、介護者は女衒業務を行うべきかどうかが決定されることになるだろう。

今年4月、ヘイデン判事は学習障害を持つCの介護者が買春ほう助を行ったことは犯罪行為に当たらないと判決した。」

「法務官は控訴。Centre for Women's Justice（CWJ）の他、売春に関与している、あるいは関与した事のある少女や女性と直接関わっているNGO、Women at the WellやNIA Projectもこの裁判に介入した。

Cの弁護団は自称”障害者のための社会的慈善団体”、「アウトサイダーズ・トラスト」の証拠に頼った」

「アウトサイダーズと連携しているのが『TLCトラスト』で、”セックスワーカー”が”障害者の顧客”を予約するのを支援している。TLCのウェブサイトでは、障害のある男性に対して、介護者から受ける不安に対処する方法をアドバイスしている」

「『質問：介護スタッフがセックスワーカーと会った後の洗浄介助を拒否しているのですが』『回答： 敬意を持って洗ってくれないと通報すると脅してください』。

つまり、勤勉で低賃金の介護者は、セックス後の体液を洗浄したくない場合、解雇される可能性があるということだ」

「『アウトサイダーズ』の証拠に言及し、政府側の法廷弁護士は、女性が第三者からの強制を受けずに自由にサービスを宣伝していることを保証する上での『リスク評価』を指し、第三者の関与が無い事や、売春した女性が搾取を経験していないことを保証することはできないと指摘した」

「英国の法のもとでは、『搾取的行為』の被害対象となる人との性交渉に対価を支払うことは犯罪である」

「ある男が売春の害に関する本のインタビューで言ったように、有料セックスを利用できなければ「本物の女性をレイプしなければならない」と買春客は常に主張している。別の客は「もし障害者男性がNHSで（買春を）利用できればレイプを防げるかもしれない」と言った。なんと凶悪で危険な神話だろうか」

「英国控訴局（CPS:Crown Prosecution Service）のガイダンスでは、「性を売る人は犯罪者としてではなく、犯罪の被害者になる可能性のある人として扱うべきである」とされている。CPSは女衒、または売春婦を搾取する者を起訴する事に力を入れてるのだ」

「傷つきやすい女性の体を買うことを奨励したり、正常化したりするのではなく、性産業から抜け出すルートを発展させることで売春女性の命が救われる事は、全ての刑事司法機関で知られている」

「その背景には売春を扇動し支配する者（大半は男）が、性を売る者（大半は女）を支配するために、権力を乱用するからだ」

「障害者男性の為に法や職場で例外を設けるべきなのか？深刻に魅力のない健常者男性はどうなのか？彼らが実際にデートするのがいかに難しいかを認識し、彼らの為にも女性を提供すべきなのか？障害者には魅力が無い為他者への性的アクセスは金で買わざるを得ないという暗示それ自体が侮辱的なものだ」

「介護者は顧客の性的満足を確保する責任があるという理念は、決して法に反映されるべきではない。1999年に売春が合法化されたデンマークでは、障害者のカップルの介護者は求められればカップル間のセックスを介助すべきだと既に考えられている。これが低賃金で重労働の介護者に求める事なのか？」

「障害のある男性がセックスを買う権利は、売春している女性や介護者の権利だけでなく、本当のデートができないという思い込みを不快に感じる大多数の障害者の権利を明白に覆すものである。

4月の公聴会では、Cが過去に「性的な内容の脅し」を口にしたと報告されたことが明らかになった」

「子供の頃、「Cは非常に挑戦的で、行動が攻撃的で危険なこともあった」という。売春をしている女性は、日常的に客から被害を受けているが、ヘイデン判事はそれにもかかわらず、Cはセックスの対価を支払うことができるようにすべきだと判断した」

「数週間後に予定されているこの裁判の判決は、女性の権利が男性の権利と同等になることはないと確認するものになるか、あるいは買春はいかなる国家も是認すべきではないという明確なメッセージを送るのか、そのどちらかとなるだろう」

終