FTCがもう一度Facebookに独占禁止法に該当するのではないかと訴えた。数ヶ月前に訴訟したが、もっと詳細のデータがないと判断ができないためもう一度エビデンスを抱えて戻ってくるように命じられた。

axios.com/ftc-accuses-fa…
今回はTikTok、Twitter、YouTubeはFBの競合ではないと指摘し、最も近しい競合のSnapchatはFB・Instagramと比較して圧倒的にユーザー数が少ないことを主張。
2011年以降、滞在時間、DAU、MAUなどのデータに基づくとFBが市場を支配していることを証明しようとしている。細かくいうと、2012年以降はSNS業界の8割の滞在時間をFBは占めていると計算している。
FTC側としては会長のリナ・カーンさんがより関わるとのことだが、正直FBが独占禁止法に該当すると言い切るのは難しそう。
FTCとしてはCambridge Analyticaみたいなスキャンダルがあっても、FBがプロダクトのクオリティを下げても大幅にユーザーのエンゲージメントが落ちないのはFBの市場の権力を証明していると言っている。

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3 Sep
Steve JobsがAppleの戻った時にAppleはかなりヤバい状況に陥っていた。90日以内に倒産するレベルだったが、そんなAppleを救ったのがMicrosoftだった。

以下はそのストーリーの詳細↓
Steve Jobsは1983年に当時PepsiのCEOだったJohn Sculleyさんを採用する。

そこでの有名なJobsのピッチは「Do you want to spend the rest of your life selling sugared water? Or do you want a chance to change the world?」。
そんなJohn Sculleyなどから裏切られて、1985年9月にSteve JobsはAppleを辞めて、NeXT Computersを立ち上げたり、Pixarを買収する。

そこからAppleはDellやIBMなどの競合に勝てず、潰されそうになる。
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3 Sep
過去のbytesなどでも話したことがあるが、Google Chrome拡張機能はまだまだ可能性のあるチャネル。

拡張機能をアンインストールする人はほとんどいなくて、インストールする障壁も低い。そして常に拡張機能はオンになっていて、場合によっては課金してくれる。
Google Chrome拡張機能から生まれたユニコーン企業

・Loom
・Honey
・Grammarly
Chromeの拡張機能のストアは20億人のユーザーが対象となっているが、20万個の拡張機能しか存在しない。1拡張機能あたり1万人のユーザーの割合。
Read 5 tweets
1 Sep
Allbirds S-1解説

サマリ
・2020年売上:$219M
・2021年1月〜6月売上:$117M
・オンライン売上の割合:89%
・リピートユーザーからの売上割合:53%
・全体リピート率:43%
・27店舗
・NPSスコア:86
・他のスニーカーより二酸化炭素排出量が3割少ない

詳細は以下スレッドにて↓ ImageImage
1/ プロダクト

・フットウェア
・アパレル
・素材 ImageImageImageImage
2/ 歴史

・2014年:Kickstarterキャンペーンで3日間で$120K調達
・2015年:会社設立
・2017年:SFで店舗開設
・2018年:累計100万足の靴を販売、SweetFoamの開発、ヨーロッパ展開
・2019年:アジア展開、アパレル展開
・2020年:カーボンフットプリントラベルのローンチ Image
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20 Aug
AppleはAppleの決済ルールに該当するのはデジタルサービスだけで、UberやLyftなどオフライン要素が強いサービスは手数料を取らないといつも主張しているが、実は2018年にUberやLyftがサブスクプランを作る際に手数料を取ろうとした。
メンバーシップサブスク = アクセスを売っているので、アプリ内課金制度に該当するという理論。

メールを見る限り、明らかにこれは大きなマネタイズチャネルになると理解してた。そしてUberやLyft以外にも他の無料アプリでのマネタイズに繋がるので、早めにこのスタンダード作りが必要と書いてある。
2018年7月にAppleはUber CEOのDaraさんとMTGをする。そこで、予想通りUberは嫌がり、30%を避けられる方法がないかと聞くが、受け入れてくれるとAppleは考えていた。
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20 Aug
ちょうど1年前にBella Poarchさんが世界で最もいいねされるTikTokを作った。

この一本の動画で彼女に人生が変わる。

TikTokにジョインしてから4ヶ月が経ったタイミングでBella Poarchさんが「M to the B」の動画をアップする。

・いいね数:5,150万回(TikTok記録)
・再生回数:6.3億回
・音声を利用した動画数:520万作
2016年の「M to the B」曲を一気に有名にさせた。2020年ではかなり人気のトレンド音声となり、16歳の時に曲を作ったMillie BracewellがSpotify上で2,800万再生をその一曲だけで達成することとなる。
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20 Aug
Epicが何故Googleを訴えたのかがようやく明らかになった。

今回訴訟資料が公開されるように命じられたが、GoogleはEpicがPlay Storeを離れるのが他の開発者を影響するのを恐れて、多くの開発者をキープするため多額の資金を支払ったと主張されていた。

以下スレッドにて一部の訴訟内容を解説します。
背景として、2018年にAndroid版のFortniteがリリースされた際にはEpic GamesはPlay Storeを使わなかった(30%手数料を払うのを避けるため)。

2020年4月に最終的にPlay Storeでアプリ提供をしたが、その前にGoogleはかなり危機感を感じてたと主張する。
2019年にGoogle PlayチームがEpicがSamsungなどと提携してSamsungストアにEpicストアをプレインストールする恐れがあると社内レポートがあった。

そこではAndroid版のEpic Games StoreはGoogleの売上を2022年までに$350M〜$1.4B下げる可能性があると計算していた。
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