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今日の「#地理お役立ちニュース」は、ニュージーランドで行われた羊の毛刈り大会について。
ニュージーランド北島の南東部に位置する町、マスタートンで行われた、羊の毛刈りコンテストについて。
世界有数の牧羊大国、ニュージーランドでは、この時期に毛刈り大会なるものが行われているようです。
まず、ニュージーランドの牧羊がどれくらい盛んなのかを見てみましょう。
実は羊の頭数ではトップ10に入っていません。いきなり雲行きが怪しいのですが、上位を見ると中国、インド、オーストラリア、ナイジェリアなど。
つまり、広大な国土面積を持ち、人口も多い国が上位を占めており、国内の
羊毛や肉の需要を満たすためと見て取れます。
ニュージーランドも決して小さな国ではなく(国土面積27万㎢)、ヒツジの飼育頭数もおよそ2,700万頭。
人口が500万人程度であることを考えると、一人当たりの頭数は非常に多いことがわかります。
なお、1980年ごろの頭数は7,000万頭に達しており、
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今日の「#地理お役立ちニュース」は、イラク南部、ティグリス・ユーフラテス川の水位低下について。
先日、ヴェネツィアの運河で水位が低下し、運河の底の泥が露出、悪臭も発生して大変なことになっているというニュースがありましたが、そちら(異常な降水量の少なさ)とはやや原因が異なるようです。
ティグリス・ユーフラテス川といえば、世界史で一度は耳にする古代メソポタミア文明を育んだ大河です。
源流域は近いですが、ティグリス川とユーフラテス川に分かれており、イラク南部で合流した後はシャトルアラブ川と呼ばれています。
メソポタミアという言葉は、ギリシャ語の「川の間」という意味で
まさしく両河川の間の地域がメソポタミア文明の中心地だったことを示唆しています。
源流域はトルコ南部を走るトロス山脈から連なる山地の東端付近にあたり、雪解け水も多く供給されています。そのため、春になると洪水を繰り返していました。
この辺りはナイル川と話が似ています。
しかし近年は、
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今日の「#地理お役立ちニュース」は、タイで行われたトレイルランニング大会について。
写真では幻想的な山岳地帯が映し出されています。タイと言えばチャオプラヤ川の流域とデルタ地帯、稲作のイメージが強いですが、マレー半島にもかなり深く領域が食い込んでいます。
今回はそちらの地域のお話。
今回記事で取り上げられている「深南部」ヤラー県は、タイの最南端にあります(図で示した場所)。
深南部はマレーシア国境付近のパッターニー・ヤラー・ナラーティワートの3県にソンクラー県の一部を含みます。
この地域は1世紀から14世紀頃までランカスカ王国というヒンドゥー教系の王国、その後は Image
マレー系のパタニ王国が支配した地域で、16世紀頃にはイスラム化したと言われています。
そのため、この地域は現在のタイ王国の中でもマレー人、イスラム教徒が多い地域になっており、文化的にも一般的なタイのイメージ(仏教徒)とは一線を画しています。
ちなみにパタニ王国はアユタヤ王朝と対立し、
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