昨夜の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の #博士ちゃん 」を見てくださった方々、どうもありがとうございます🦒
科博の収蔵庫は、年に1度一般公開日があります。「羨ましい〜!」と思った方々、コロナが終息した暁には、ぜひ一般公開に遊びにいらしてください。剥製の部屋も人骨の部屋も入れます!
そして、剥製室に保管されていた標本の一部は、オンラインやVRでも観察することができます!→kahaku.go.jp/3dmuseum/yoshi…

番組内で紹介したハーテビーストやゲレヌクといったウシの仲間たちを見ることもできますので、是非是非。製作者は @rojohaku さん。
科博のオープンラボは、例年だと4月の第3土曜日に開催しています。研究員のお話や、日常の研究作業のデモもあります。
昨年は新型コロナの影響で秋に延期して、収蔵庫のツアーだけ開催したのですが、今年もそうなってしまうのかな・・・。
kahaku.go.jp/event/2019/04o…
標本は虫やカビに弱いため、日常的にたくさんの人が出入りしてしまうと、その分標本が痛むリスクが上がります。収蔵庫は、年に一度、薬剤を使った燻蒸作業(防カビ・防菌・害虫駆除作業)を行うため、その直前ならば人が入っても影響は少ないだろうということで、そのタイミングで一般公開しています。

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12 Jan
昨日話題になった「ミニキリン」について。
自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪められたのかがよくわかりました。二度とない経験かもしれないので、メモしていきます。1/11
まず、元の論文の内容は「2014-2019年の観察調査により、ウガンダとナミビアで低身長症という病気のようなキリンが2頭見つかった」というもの。2頭はどちらも一歳ほどで、同年代の普通のキリンに比べて、肘から先の骨が明らかに短い」という報告です。背丈の話はどこにも載っていません。2/11
論文の著者が属するキリン保全団体の研究者のビデオインタビューでは、「ウガンダとナミビアで見つかった2頭のキリンは、どちらも一歳ほどの若い個体で、明らかにdwarf giraffe(ここは専門家の発言ですが、本当は論文で使っているdwarfism=低身長症という表現が正確と思う)だ」と発言しています3/11 Image
Read 15 tweets
12 Jan
確かに今回報告されたキリンは脚が異常に短いですが、このキリンたちはまだ成熟しきっていない子どもです。それを「背が平均の半分のミニキリン」と呼ぶのはNGだと思います。

背が平均の半分しかない「ミニキリン」発見、脚が異常に短いと専門家(ロイター)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/0270d…
論文中で言及しているのは「中手骨(手のひらの骨)と上腕の骨が顕著に短い」ということであって、身長についてなど言及していません。
bmcresnotes.biomedcentral.com/articles/10.11…
記事についている動画の中で、キリン保全財団のJulian Fennessy博士ははっきりと「1歳ほどに見える若いキリン」と言っている。1歳のキリンの背丈は3mほどなので、2.5m、2.7mのキリンを「背丈が半分」は明らかに言い過ぎ。「脚が短い分だけ身長が低い」だけ。
Read 10 tweets
30 Oct 20
「サメの歯は、形が違うと性能も変わるのか?」を調べるために、サメの歯を使ったノコギリを作って、シャケの切り身の切りやすさを比較した論文!この研究、やってる最中めちゃ楽しかっただろうな〜!
(実験で分かったことは、スレッドへ!)
実験でわかったこと

・歯の形によって切れ味に大きな差がある。カグラザメ(前ツイートの下2つ)に比べて、イタチザメ・メジロザメ(前ツイートの上3つ)は三倍の深さまで切れる!
・何度も実験すると、イタチザメ・メジロザメでは切れ味が落ちたが、カグラザメはあまり変わらず
サメの歯には、「鋭くて切れ味が良いけどすぐ摩耗して性能が落ちるもの」と、「それほど鋭くないけど、摩耗しにくく性能が落ちづらいもの」があるらしい。面白いなぁ〜

royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rs…
Read 7 tweets
11 Aug 20
1930〜60年代、基礎研究によりアルマジロが低体温であるが発覚
1970年代、低体温の人はハンセン病が悪化しやすいことから、「平熱が低い動物はハンセン病になるんじゃ?」と着想し、アルマジロがハンセン病にかかる数少ない動物だと判明
→人工培養が困難だったハンセン病原因菌の大量培養に成功
それまではマウスの掌で培養していたので、一気に大量のらい菌を培養することが可能になったそうです。
なお、ハンセン病研究に利用されたココノオビアルマジロは、必ず一卵性の4つ子を産むことでも知られ、実験動物でもないのに「クローン」を扱えるという点も研究上の大きな利点だったようです。
こういうの見ると、役に立つとか立たないとかそんな議論意味ないと思ってしまうのです。あらゆる知識を積み重ねていくことの先に、想像もしないような成果が訪れるんだろうと思います。
上の画像はこちらより→jstor.org/stable/3015268…
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