Thread by @genkuroki

#超算数

【超算数をインストールされた人、なぜか再生産を行う傾向にある】

そうなる理由↓

日本で算数教育で飯を食って行きたい場合には、ちょー算数マスターになると、就職先が増えたり、出世できる可能性が増えたりする。

ちょー算数には100年以上の伝統に支えられた社会的基盤があります。

https://twitter.com/novlude/status/1362605747964579840

かけ算順序問題が新聞で話題にされても、ダメージも受けない理由は、社会的に硬い基盤を持っているから。

子供の保護者側は自分ちの子が被害を受けずに通過すれば発言を続ける意欲は減ります。

ちょー算数マスターになると算数教育界で出世してより良い地位に転職できるかもしれない。

この対比。

例えば、算数の教科書の著作者リストに載っている人達がちょー算数についてどのような考え方を持っているか、どこでその考えを身につけたのか、どのような経歴で算数の教科書の著作者まで出世できたのか、などについては調べる価値があります。

これ面倒な作業で結構大変。

いずれにせよ、「小学校の先生はバカだから、算数についておかしなことを教える」という見方しかできない人達は、この問題の解決において極めて有害であり、ちょー算数を間接的に応援しているとみなせます。

「ちょー算数の伝統に支えられた社会的基盤」も批判しないとこの問題は解決しない。

教科書に、ちょー算数を教えることを前提にした記述を、それとはわからないように入れて、教科書検定を通るようにしておき、教科書のマニュアル本を一般人購入不可の形で別に出版して小学校にちょー算数教育を普及させる。

算数の教科書出版社はこういうことをやっているのです。何十年間も続けて！

その影響下にある小学校や教育委員会内では、ちょー算数が正しいことは「共通の了解」(常識)になってしまっており、その中で楽に生きて行くためには、ちょー算数に従うしかなくなる場合さえあるようです。

こういう現状を無視して「教師はバカだからそうなる」的な偏見を強化する流れを作るのは有害。

悪質なカルトの信者達が目立つときにその信者達を批判することは確かに必要なことでしょう。

しかし、末端の信者達をどんなに批判しても、その悪質なカルト内部のカースト上位の人達は安泰なままです。

数千万人単位で子供達に悪影響を与えた人達を批判しないとまずい。

この話をするときに、私はいつも「なんて大袈裟なことを言うんだ！ついにこいつは妄想で頭が狂ってしまったのか？」と思われてしまうことを心配しています。

私はそういうことを心配しながら書いています。