小泉家のボンボンの「いいこと考えた!」案件なんだが、鳩山家もそうだったが、ボンボンのアカンところが炸裂しているなぁと・・・ってか、先のレジ袋に続いて、今回のスプーンもそうなんだが、こういう人、町内会とかPTAに、絶対一人はいるよね。
ウチの地元の近所にもそういう人いてさぁ。
町内で、共同のゴミ捨て場があるの。
鍵かけられるようになってて、地域の住人なら、二十四時間、曜日に関係なく燃えるゴミも燃えないゴミも粗大ゴミも捨てに行けるの。
便利になったって、みんな喜んでたんだ。
ところがそこに、バカな「無能な働き者」が現れてな、「いいこと考えた!」とばかりに、
「古雑誌や古新聞は資源交換にまとめて出せば代金がもらえる」
「そのお金を、地域の子ども会の費用にしよう!」
って言い出したの。
念の為に言っておくけど、子ども会、別にそこまで金がないわけでもなかった。
ただ、一度、なんかのボランティアの関係で、古雑誌古新聞を集めて換金し、それを募金しようみたいなことしたのね。
その際に顔役気取ってた町内会のオッサンが、ええ顔しようと始めたの。
まぁゲスい話ですよ。若いお母さんたちに「ありがとうございます」とかやられて、気を良くしたジジィの暴走ですよ。その結果、「毎月決まった日の決まった時間に、街の外れの公園まで持っていく」になったの。
古新聞とか古雑誌とかダンボールとか、全部、一ヶ月分!
住人みんな「ええ~」ってなったんだが、「子どもたちのためです!」って言うんだから逆らえない。
ただ困ったのは、地域に住んでいる高齢のお年寄り。
毎日、買い物に行くついでとかに、近場のゴミ捨て場に少しずつ捨ててたのに、離れた場所に「一ヶ月分まとめて」って言われたわけよ。
足腰悪いジジイババァが、一ヶ月分の紙束を運べるわけないだろうと、それを言っても譲らない。
「近所の人たちが助け合えばいい」とか返す。
自分はなにもしねぇの、そのくそオヤジ。
なのに、回収の時はその場所にふんぞり返って、「協力していない奴がいないか」見てんの。ヒマか!
んで子ども会のお母さんたちもね、「そこまでやらなくても・・・」とはやんわり言うんだが、「任しとけ任しとけ!」みたいなノリで聞かない。
だもんで、お母さんたちも、やむなく毎月誰かしら同席して、お礼を言わなきゃいけない。
もう完全にオッサンの自己満足!
足腰悪い、中には一人暮らしの婆さんとか、「ご近所さんに迷惑かけられないから・・」って運べるギリギリをがんばるけど、どんどん家に溜まっちゃう。
さすがに見かねて行政側が出たが、私有地の問題なので、「ご配慮」くらいしか言えない、オッサン当然聞かない。
「みんな私の提案に賛同してくれた、自発的にやっている。私の声かけで、皆が協力してくれている」と言いやがってな、完全に裸の王様。
その結果どうなったかって、「捨てたくても捨てられない」古新聞とかが、やむなく近隣の公共のゴミ箱にこっそり捨てられるようになった。
で、さらに救いのないのが、子ども会側も、半ば無理やりそうやってイヤイヤ顔で協力させられたはした金を受け取るわけだが、ある時お母さんたちが、慰安会として、旅行に行ったのよ。
それ知って、「ええ身分やな」的な目で見られるようになったの。
結果、関係に溝生まれた。
気持ちいいのは「自分の鶴の一声でみんなが動いた!」の快楽を得たオッサンだけで、周りはみんな不便になって迷惑になって関係がギスギスしちゃったのよ。
きれいなまでの「無能な働き者」案件。
自分はなんもせずに、美辞麗句で周りを支配する、エゴイストンの局地よ。
なんでこんだけ腹たっているかって、ウチの婆さんも住んでんだよ。膝わずらっている八十後半。毎月その日に、自分の運べる限界量を、何往復もしてんだよ。
前帰った時手伝って、「今日は一回ですんだから助かったわぁ」って言われたよ。
ふざけんじゃねぇぞチクショウ。
まぁ小泉家のボンボンも、似たようなモンよ。
手前で買い物とか殆ど行かねぇ人だろ。
んで、先代からのお付きの三太夫も同様でな。
「庶民共はこのような使い捨てスプーンを用いております。これを用いることを禁じましょう、さすれば皆目を覚まし、若の評判はうなぎ登りでございます」
「左様か、よしそのようにせい」
ってなもんよ。
オヤジは「劇場」と呼ばれたが、ジュニアの方は「茶番劇」だよ。
自分に関係のないからと、いくらでもきれいごと言える人間は、一番政治家向いてないよ。
役者になった兄貴の方がずっとマシだよ。
人に迷惑かけない分。

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10 Mar
そういえば、「うっせぇわ」のあの歌が、自分の子どもがハマっているのを憂慮する親御さん続出で、それに対し、「まぁまぁ俺たちもあの子達くらいの年は、尾崎の『15の夜』とかに傾倒してたんだから」的な話題が出てくるんですが・・・違うくね?
その年代だと、「おどるポンポコリン」じゃね?
今現在、11~3歳くらいのお子さんお持ちの親御さんって、平均出産年齢から計算して、四十代前半、だいたい1980年以降生まれで、尾崎世代ってもうちょい上で、もう五十代くらいじゃね? 多分ナイナイくらいが直撃世代よ。
盗んだバイクで走ったりしなかったじゃないか。
お鍋の中からボワッ(ぼわっと)としてたじゃないか。
校舎の窓ガラスなんて割らなくて、インチキおじさんが登場してたじゃないか。
もう忘れちゃったのか、エジソンは偉い人だと。
Read 5 tweets
9 Mar
そういやもうすぐ東日本大震災の日だしね、震災の時に多くの援助をしてくれた台湾産のパイナップルが、今年はたくさん入っていると聞いたので、一つ求めてみんべぇかと思ったんだが・・・想像以上にどこでも売り切れてんな。結局買えなくてねぇ、ポップだけ見て帰ったよw
パイナップルのアジアへの伝来は1600年頃で、台湾ではその時期から作られている。よく言われる「酢豚のパイナップル」も、100年以上の歴史を持ち、清朝の頃に生まれた。実はちゃんとした中華料理なんだよな。
台湾が日本統治下にあったこともあって、日本でも戦前から「パイナップル缶」などの形で入ってきていたのだが、やはり戦中のアレコレでそれらは断絶、日本のパイナップル文化は一旦ここで閉じる。
Read 12 tweets
9 Mar
「夜の巷を徘徊する」終了かぁ・・・でもしょうがねぇか、ロケできねぇもんな。見通しも立たずだしなぁ。
「夜の巷を徘徊する」地味に好きだったんだよ。ともすれば地味な絵柄な回とかが、すごく好きでね。
マツコの対人スキルの高さを改めて感じさせる番組でもあったのよ。
いろんな街の人達を絶妙な感覚と距離でいじって、時に謙虚に、時に豪胆に、それでいて愛嬌と優しさを加えて不愉快にさせない巧みさはすごいすごい。
「ありがとうございますお母さん」
「あ~いいのいいの、ありがとね」
「お前・・・がんばれよ! ありがとな!」
的な。
Read 4 tweets
9 Mar
まぁあんまり知られていないんですが、ライトノベル作家は、基本的に熊を殺しています。
とはいえ、この数年・・・いや、もうこの十年くらいですかね、廃れた感があるのは否めません。
私がデビューした頃にはもうやらない人も増えていましたから。 >RT
「なんでラノベ書くのに熊殺さなきゃいけないんだ!」
「熊を殺すことになんの意味があるんだ!」
的に言われるんですがね、じゃあ、二冊ラノベがありましてね、片方熊殺したやつが書いた、もう片方は熊も殺したことのないやつが書いた、どっち読みたいかと言われれば・・・まぁ聞くまでもありません。
昔はですね、新人賞受賞し、デビューまで、一年・・・場合によっては二年くらい掛かる人もいたんですが、そういう人は大抵理由は熊です。殺せなかったんじゃないですよ? いい熊が居らず、山に籠もってたんですね。
ザスニが紙だったころは、読者ページの前に記事載ってたもんですがね。
Read 8 tweets
7 Mar
今日はネタでも、エバーの話はしないほうが良さそうなので、代わりに「未来少年コナン」のネタバレをしよう。
実は、のこされ島は大陸だったんですよ。 Image
ラナ「ここは・・・どこ?」
コナン「エロマンガ島だよ!」
ラナ「エロ・・・? あ、あの、他に人は・・・」
コナン「このエロマンガ島には、僕とおじいしかいないんだ」
ラナ「あ、あそう・・・」
コナン「案内するよ、このエロマンガ島を!」
ラナ「うん、いちいち島名言わなくていいわよ!」 Image
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7 Mar
こういう話ねぇ、昔は結構多かったんですよ。
ただのおばちゃんだと舐めてかかって、適当にあしらって、粗品の皿渡して帰らそうとして激怒され、実は大手企業の重役婦人だった、とかねw

news.yahoo.co.jp/articles/e49db…
なんで「昔は」ってつけるかって言うと、さすがに昨今銀行さんの教育ちゃんとしているんで、そういう失礼な事件も減ったってのもありますが、もう一個大きなのが、「団地」なんですね。 Image
団地ってんのはねぇ、都市部の労働者たちの住宅問題解消のために造られ、比較的低家賃で、保証人や仲介手数料その他無く借りられる、「低所得者用物件」のイメージがあるんですよ。まぁ実際、そういう方たちのためのものでもあるんです。日本はホラ、「住所がないと仕事が得られない」ですから。 Image
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