Thread by @okadaic

我がことのようにつらい。（※我がことではありません）（※今のところまだ）（※幸いにして）

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続）でも私も、身を切られるような思いで昨年、作詞家を一人アンフォローしましたよね……。

続）引き際は大事だと思いますね。自分が何か理不尽に害されたときパッと怒りを表明できるようにしておかないといけない、同様に、推しが推せなくなったときはその瞬間に「推せない！」と声に出して担降りしないと、愛を捧げたファンのほうが苦しむばかりだと思います。言うは易し行うは難しだが……。

続）あの人やこの人は私をオタクとして一回り大きく成長させてくれたと思いますね。オタクが愛の力で変えられるのはせいぜい表に見える推しのキャリアだけ、それだって推し本人が何かで台無しにしてしまったのならもう打つ手はない。配偶者や仕事仲間ならまだしも、ファンは離れることしかできないよ。

続）どこまでなら許せるかイメージトレーニングしておこう。私は推してる芸能人が験担ぐのは平気。ニセ科学を信じるくらいなら許せるが物売り始めたら即アウト。政治的発言は歓迎だし言葉遣いも気にしないが差別的言動は無理。嘘も前科も実刑判決もいいけど謝罪文がダメだと無理。被害者未成年は無理。

続）どんな仕事受けても気にしないが、本人が個人的に従事する社会活動は賛同できるものしか推せない。どんな悪名高い宗教の信者だろうとファンに布教しなければヨシ。本人が教祖にジョブチェンジした場合は……経験無いので難しいが、距離は置く。てか基本的にジョブチェンジしたら一度は距離を置く。

続）……こうして思い返してみると歴代いろんな推しがいましたね……。陰謀論までならギリいける気もするが反ワクチンはキツいな。本人よりその奥のマネジメントが怖くて推せない。ファン側から使えるのは「推す」「降りる」二種のコマンドしかないのだから、非常手段としての選択は一つしかないよな。

続）実際は「イエローカード出しながらもレッドカードにだけはならないようにする」くらいで甘やかしてしまうと思いますが……。でもやっぱり、まだ年若い子が、今いま世界がこの状況下にあるとき、そちらの思想に傾いちゃうというのは、本人責めるというよりマネジメントの機能不全が怖くて推せない。

続）「そんな簡単なことも研修教育できない営利企業が若者の未来預かって前線に立たせるような商売していいのか」と考えると怖すぎる。マネジメント体制が変わった途端なぜか昔のように推せなくなり、「私が推してたのは出役ではなく、前の事務所の担当サンだったんだな」と気づくこととかザラにある。

続）オタクが言う「うちの推しは何をしてもかわいい！！」は「いまいま締めたばかりの今期までの査定結果」みたいなものであって、それは「来期以降も続く全肯定の品質保証予測」では、ないんですよね……。

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続）このあたり私は今まで「恋人」のほうが手切れが悪く未練だか惰性だか諦念だかでズルズル関係続けて最終的に大失敗ばかりしてきたので、似て非なる「推し」は一人で祈って夢見て崇めて勝手に担降りすればいいだけなのが、すごく気楽でいいな、精神が安定するな、と思います。人それぞれでしょうが。

続）これがもし付き合ってる恋人が陰謀論と反ワクチンに染まったとしたら私は「ここで愛する彼くんを切り捨ててはならぬ」と必死で説得試みて大喧嘩した挙句に心身ズタボロになってもうどうでもいいやと捨て鉢気分で爛れた関係を続け最後は接近禁止令に頼る羽目になると思うので（恋愛、向いてない）。

続）恋愛の駆け引きは私の肉体と精神の健康を損ねるが、「推す」「降りる」二種のコマンドしかない推し活はとにかくひたすら健康にいいし、それでいうと結婚は恋愛よりも「相互推し活」と捉えたほうが近いので続けていられるんだよな……（※個人の感想です）。