#CoronavirusUpdate 2021/6/1🇫🇷仏AFPが新型コロナ変異株のファクトファイルを公開。これまでの変異株をWHO指定の呼称「アルファ」「ベータ」「ガンマ」…で表記。興味深いことに #B16171 「カパ」についてはそこから派生した #B16172 を「デルタ」と表記。これではすぐに24字を使い果たしそうだ。
AFPはWHOが「懸念される変異株」(VOC)としてαアルファ・βベータ・γガンマ・δデルタ型とした4株のうち最初の3つと4つ目の「デルタ」を明確に区別。 α型 #B117 β型 #B1351 γ型 #P1 ら3変異株はいずれも #N501Y レセプターに変異がある型で、β型、γ型は #E484K #K417N レセプターに変異がある型と。
一方、δデルタ型 #B16172 変異株は #E484Q #L452R レセプターに変異がみられる型であり、なぜかκカッパ型が #B16171 を指すようだが、このインフォグラフィックを正しく読めているのならば、 これら2種のレセプターに変異がみられる型が3系統存在する。
変異株の“進化“は止まることを知らない。
これら4つの型の変異株の主な懸念点について、AFPはそのTransimissibility(感染力)については #B117 α型と #B1351 β型がより“容易かつ早く感染する“こと。そしてスパイクの形状・性質に対して起こる変化により、「細胞に対するウイルスの感染力が影響を受ける」とした。
Severity of illness(疾患の重症性)については #B117 α型変異株について、今年1月英国の NERVTAG (新型呼吸器系ウイルス脅威諮問グループ)に提出された研究報告によると「死亡おbリスク増加と関わりがある」可能性があるとされている。
Vaccine efficacy(ワクチン有効性)については、一部の研究で #B1351 β型と #P1 γ型変異株に対しては「抗体の機能を抑制する変異がみられる」との結果が報告されているものの、「更なる研究が必要」としている。その他の研究によると、α型とβ型に対してはワクチンの有効性が確認されているという。
#B1617 δ型 によるIndian outbreak(インドでの感染拡大)については、同国の巨大な感染の波がこのδ型に起因するかは「不明」だとし、WHOでも「感染力が強まっている可能性がある」と述べるに留まり、「中和抗体の減少」についても「ワクチンの効果が弱まっているとするのは時期尚早」だという。
(参考報道)英BBC #B117 アルファ型変異株について(2021.1.23)
bbc.com/japanese/55777…
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