少女抱えてホテルへ 防犯カメラに復興庁職員の姿 news.tv-asahi.co.jp/news_society/a… え、伊藤詩織さんの時と同じ？まさかコイツも不起訴になるんじゃないだろうな。逮捕は早かったが証拠不十分で不起訴と。山口某氏の手口を模倣した模倣犯だったとしたら山口某氏の社会的罪は更に重くなるな。
一晩置いて。
ここで私が反応したのは、『少女抱えてホテルへ 防犯カメラに復興庁職員の姿 』という記事のタイトルだったのですが、山口某氏が伊藤詩織さんを”抱えた”のはタクシーから降ろすときでしたか。今回の防犯カメラの報道を知った時はデジャヴュかと思いました。
ここで私が反応したのは、『少女抱えてホテルへ 防犯カメラに復興庁職員の姿 』という記事のタイトルだったのですが、山口某氏が伊藤詩織さんを”抱えた”のはタクシーから降ろすときでしたか。今回の防犯カメラの報道を知った時はデジャヴュかと思いました。
山口某氏は刑事事件については裁判に至らず逮捕もされず証拠不十分で不起訴。旧准強姦罪では嫌疑はあるものの立件には不十分ということでした。実際の犯行を除く他の行動については、それ自体が准強姦罪を構成しないため、他の行動の嫌疑については依然潔白が証明されたわけではありません。
伊藤詩織さんは不起訴を不服として検察審査会に異議申し立てを行い、不起訴相当という判断を受けます。そこで伊藤さんは民事訴訟に切り替え、事件の全容を明るみにしようとしました。審査会のみの判断では真相は明らかにされないからです。結果、第一審は伊藤さんが勝訴。現在山口某氏は控訴中です。
その民事訴訟の中で明らかになったのが、伊藤詩織さんがホテルを引きずられていく様を捉えた防犯ビデオとそれに対する両者の証言。”どう泥酔したか”に関わりなく《泥酔した女性を本人の意思の確認なしにホテルに連れ込んだ》という行為では今回の事件と同じ。そう連想した人も多いでしょう。 
伊藤詩織さんの場合は成人女性ということもあり、流石に「抱えて」ホテル内を歩くことは難しかったのだろうと推察されます。しかし完全に正体をなくしている年下女性をその意思を確認すること無くホテルに連れ込んだことは事実。そして部屋で性行為に及んだことも事実。連想するなというほうが難しい。
違いは、今回の事件では被害者が被害後すぐに届け出ていること。それにより即逮捕に繋がり得る物証も得られた可能性が高いこと。被害者が成人女性ではなく未成年であること。尚未成年を飲酒させただけでも十分罪深いこと。共通点はホテルへの連れ込みと性行為。
被疑者は両事件で否定。今回の事件では「何もしてない」、伊藤詩織さんの事件では「同意の上の性行為だった」と。日本の性同意年齢は13歳以上のため1被害少女が13歳以上ならば同意能力があったと認められる。しかし酩酊常態では意思表示もできません。同意もできなければ拒むこともできないわけです。
法的にこの状況を『抗拒不能』といいます。故に準強制性交等罪が成立する余地がある。被害者が抗拒不能であれば、抵抗しようがなかったとみなされるからです。今回の事件がなぜ即逮捕に繋がったのかは情報が不足していてわかりませんが、未成年と飲酒が関わるので嫌疑を固めやすかったのでしょう。
山口某氏は伊藤詩織さんへの準強制強姦（旧）については不起訴となりましたが、酩酊常態にある年下女性を介護するでも送り届けるでもなくホテルに連れ込んだという行為の点では社会的に問題があります。それは今回の事件の容疑者も同じ。それを端的に『伊藤詩織さんの時と同じ？』と形容した次第です。
もし今回の容疑者の意図が酩酊した未成年少女への性的暴行でありその行動が山口某氏の問題ある行動に影響を受けたものであるならば、それは山口某氏の司法では裁かれていない問題行動が害悪な社会的影響を与えたということを意味します。その場合の社会的罪は重いと言わざるを得ません。以上です。
思わぬ反響をいただいたので本スレにて趣旨説明しましたが、山口某氏の社会的罪についてその筆頭に挙げられるべき点「不貞行為」への言及を忘れていました。山口某氏は当時、妻帯者でありながら仕事の斡旋対象をホテルに連れ込み、性行為に及んでいました。これは法廷で確認された事実です。
妻帯者が、仕事を斡旋する対象の女性が酩酊状態にある時に、送り届けるでも介抱するでもなく、個人の都合（仕事）のため、タクシーに乗せ、ホテルに連れ込み、同意であるという主張の下、性行為に及ぶこと。これは多方面から社会的な問題行為と受け止められるべき行為です。
仕事を斡旋する対象の女性が酩酊状態にある時に、その斡旋者が個人の都合のみでその対象をホテルに連れ込み性行為に及ぶことについては『就活セクハラ』という観点から問題であるとすべきという声もあります。しかし社会ではこの観点からは殆ど語られていません。
biz-journal.jp/2019/12/post_1…
biz-journal.jp/2019/12/post_1…
当の山口某氏は、自ら行った会見の場で『悪い選択だった。伊藤さんは酔っており、自力で家に帰れない状態だったが、私の泊まっていたホテルに来てもらったことはいいアイデアではなかったと今は反省しています』と述べており、『悪い選択』であったことは認めています。hochi.news/articles/20191…
しかしその反省の軸がどこにあるのかは定かではありません。不適切な「就活セクハラ行為」であったかもしれないという認識が語られたことは、公判の場でもなかったように思います。刑事上は不起訴とされ民事では係争中の案件であっても、社会的に不適切な行為を問題視できるのが世論（社会）です。
adire-bengo.jp/basics/kiso.ht… また不起訴には段階があり「嫌疑不十分で不起訴」と「嫌疑なしで不起訴」の間には大きな隔たりがあります。前者は「犯罪の疑いが完全には晴れていない」ことを示します。法の届かない範囲であってもこの「嫌疑」が晴れるまで問題にし続けるのが責任ある社会の責務でしょう。
民事の第一審では、「山口氏が、酩酊状態にあって意識のない伊藤氏に対し、合意のないまま性行為に及んだ事実、伊藤氏が意識を回復して性交を拒絶した後も、伊藤氏の体を押さえつけて性交を継続しようとした事実を認めることができる」と結論付けられました。
news.yahoo.co.jp/articles/14764…
news.yahoo.co.jp/articles/14764…
刑事的には「嫌疑不十分により不起訴」相当でも、民事的には、『合意のないまま性行為に及んだ事実』が認定されました。共同の記事にあるように、不起訴処分は無罪判決ではなく、嫌疑なしではないため公訴権も消滅していません。今後も広く議論されるべき事案であることの証左です。最後に、
故・三宅雪子氏が述べたように山口某氏が「罪ではない」と信じ込んでいることは『マスコミという特殊な空間で、しかもそういうことに寛大な環境で許されてきたこと』『「一般的には通用しない」ことだとまったく気がつかずにいる』のでこれを気付かせる必要があると思います。
mag2.com/p/money/331785
mag2.com/p/money/331785
下記スレは別件で行った考察ですが、以上のことから私は「嫌疑なし」は無罪放免ではないと主張し続け、法の及ばない問題も追及し、被害者が法の瑕疵と不十分な救済によって不当に社会的正義を享受する権利を損なわれ続けていることを社会に訴え続けます。
ここまでのご精読ありがとうございました。
ここまでのご精読ありがとうございました。
@threadreaderapp unroll this please.
以上の考察、まとめました。
threadreaderapp.com/thread/1285077…
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