Thread by @takuramix

再エネに適した条件が揃っている国では、再エネを主力級の電源にしていく事が出来る可能性が見えてきた。その技術革新は素晴らしいが、あくまでもそれは「再エネに適した場所」での事に限られる。
非常に恵まれた条件のオーストラリアでさえ、やっと最近目処が付き始めたところだ。日本では当分先の話

…80年代、日本に再エネブームがあった。香川県の仁尾町には巨大な太陽熱発電所が作られた。金属の帆船も造られた。だが、それは続かなかった。
90年代、米国でも夢が語られ、燃料電池株が高騰したが、短期間でその熱狂は過ぎ去り、今や見る影もない。
はるか先の事を明日起きるかのように語る者が多い

…冷静に調べてみればわかる事だ。再エネ100％で有名なアイスランドと同じ事が、地熱資源に恵まれていると言われる日本でなぜ出来ないのか？少し調べればわかる事だ。オーストラリアで出来る太陽光と風力発電と蓄電システムが、日本ではなぜそのまま使えないのか、少し調べればわかる。

…アイスランドは人口が日本のように分散しておらず一部に集中しているので、発電だけでなく熱供給も活用出来る。
オーストラリアは安定した風力を得られる地形の利があり、太陽光では年間日照時間が日本で最も恵まれた地域の2割増しぐらいで人口は日本の4分の1程度、設置に適した広大な土地もある。

…日本がオーストラリアと同じ条件の国であるならば、電力供給が逼迫している昨今の議論に、再エネや最先端の電池技術を持ち出すのは妥当だろうが、残念ながら、今の日本においてはそれらは解決策とならない。もう数十年ほどの技術革新が必要だろう。人命がかかっている時に必要なのは「今使える方策」

…太陽光について、他国での成功事例を持ち出して、「日本でも！」とやるのなら、その国の気候や地形を考え合わせた上でやってほしいものだ。そのあたりを「既得権益のせいで進展しない」といった安易な陰謀論で誤魔化して世間煽り商売やってる環境活動家のせいで、失望が繰り返されている現実。

…このスレッド書くのに参考にした資料の一部
renewable-ei.org/activities/col…
uub.jp/pdr/g/w_6.html
grading.jpn.org/SRB02401.html
travel-zentech.jp/world/infomati…
top10.sakura.ne.jp/Australia-p11.…
ja.weatherspark.com/compare/y/1436…
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2…