Thread by @ramos262740691

今日は(正確には昨日)ワクチンに関する大事なニュースが2つありましたので、紹介します。

1つ目はJ&Jの例の汚染、Baltimore工場のものです。
FDAは8ロットの廃棄を決定。これにより世界中で届いてはいるが保留されていたワクチンが廃棄されていきます。
正確な数は分かりませんが南アでおそらく30万回分が廃棄された模様。
残りはおよそ世界で6000万回分です。
aspenpharma.com/2021/06/14/asp…

とある企業による培養バックの買い占め等があり、思った以上にファイザー、モデルナの一人勝ちに世界は傾いたなという印象ですが、AZ、J&Jは苦戦と見ていいでしょう。

そういえば去年の今頃、僕に有望株はどこですか？と答えたどなたか、儲かりましたか？
モデルナと答えた僕は$100ちょいで売ってしま

い悔しい日々です笑

さて、悪いニュースはこれくらいにして。
次はいいニュースを

ir.novavax.com/news-releases/…

もう1つの有望株Novavax。とは言えずっと遅れまくっているNVAX。
完璧な臨床データを出してくる予定(論文投稿はまだなのかな)。

去年12月も変異株(南ア株)への臨床データがあるのはNVAXのみだ。と紹介しましたが、今回、多くの変異株に対する有効性が93%という臨床結果を発表しました。

試験規模は3万人。発症例の82%がVOC/VOI変異株。このVOC/VOI変異株(主にB117)に対する有効性が93.2%

予想より遥かにいいです。
やはり免疫回避は南ア株系の変異によっている模様。何故なら以前の南アフリカ治験での南ア変異株に対する有効性は55%だったから。
jp.reuters.com/article/health…

今回中身変わった？と思うくらい。

因みにNVAXを期待していた理由は、彼らが当社の技術！と自慢しているアジュバントとワクチン成分を同じナノ粒子に入れるDDSです。

ワクチンで望ましくない副作用を起こすのはだいたい新規アジュバント(免疫反応強めるための異物)

bloomberg.com/news/articles/…

ですので、それをワクチン成分と一緒に脂質膜に包み、ワクチンの標的細胞のみに届けるのであれば、理論上はアジュバントの目的(ワクチン効果増強)だけ得られるはずでアジュバント由来の副作用については軽減が見込めます。

ま、商業製造されたワクチン分析して本当にどこまでできてるのか

見なきゃ本当のところは分かりませんがね。

で、オチですが、今日早速、「ヤバい！刺しっぱなしの売りを解除してNVAX上がるの待たなきゃ！」とPCに向かったところ、既に売ってしまっていました。

ファーーーww

さて、かなり株のせいでやる気なくなってますが。もう少し説明すると、中等度以上の発症予防100%、懸念変異株への有効性93.2%、65歳以上or基礎疾患持ちのハイリスクグループの場合有効性91%、なお同定できなかった変異株に対しては70%程度になる模様でこの中に南ア系免疫回避株がいる可能性あり。

認められた変異株は主にB117。残りは画像をどうぞ。副反応(全身性)は2回目接種でやはり最大40%程度まである感じです。