Thread by @SakamotoFumie

米国

医療に関わる50以上の組織（≒アメリカ全医療界）による医療・介護従事者の予防接種義務化に関する声明文がここから読めます。
acponline.org/acp_policy/sta…

翻訳↓　（続きます）１/

最近の新型コロナの急増と、安全かつ効果的なワクチンの入手可能性を考慮し、我々、医療に関わる組織・協会は、全医療従事者および長期介護施設の従業員に対する、新型コロナ予防接種の義務化を提唱する。2/

これは、全医療従事者が、患者や介護施設の入居者を第一に考え、

その健康と幸福を保証するために必要なあらゆる手段を講じるという”倫理的コミットメント”を、論理的に履行することを意味する。3/

米国では、デルタ株を含む感染性の高い変異株の出現や多数のワクチン未接種者により、感染、入院、死亡が再び増加している。

予防接種は、パンデミックを終息させ、厳しい公衆衛生対策への逆戻りを避ける鍵となるが、残念ながら、多くの医療・介護従事者は未接種である。4/

現在利用可能なワクチンがFDA完全承認に向かうなか、全医療従事者は、自身の健康のために、また同僚や家族、長期介護施設の入居者や患者を守るために、ワクチンを接種する必要がある。5/

特に、未接種の子どもや免疫不全者など、脆弱な状態にある人々を守るために（医療・介護従事者の）予防接種は必要である。

多くの医療機関や長期介護施設がインフルエンザ、B型肝炎、百日咳の予防接種を義務付けているのは、まさにこのためである。6/

我々は、すべての医療機関や長期介護施設の雇用者が、従業員に新型コロナ予防接種を義務付けることを要求する。

医療従事者への予防接種義務化を支持する多数の専門家や組織に我々も賛同する。7/

医学的理由で接種できない医療従事者がいることは認識しており、義務化を免除すべきであるが、そのような従業員はごく少数である。 8/

雇用者は、適用される州法をケースバイケースで検討する必要がある。

新型コロナ予防接種義務化の有効性はすでに証明されている。だが同時に、医療に対する歴史的な不信感が、医療業界にも多々あることを我々は認識している。 9/

ワクチンの受容性を高めるには、医療従事者の懸念を払拭し、社会から疎外された人々に働きかけ、信頼できる発信者と協力していかなければならない。10/

医療界が従業員への予防接種義務化を先導するなかで、国内の他のすべての雇用主が我々に倣い、予防接種を奨励する効果的な政策を実施することに期待する。

米国の労働者、家族、地域社会、そして国家の健康と安全が、そのことにかかっているのである。11/11