ロシアにちょっかい出す度に3倍返しされてきた西欧(+アメリカ)帝国主義とロシアの歴史的関係/ジェラルド・ホーン教授 (ヒューストン大学、歴史学)

“History Doesn’t Repeat Itself, but It Often Rhymes” – Mark Twain
「歴史は繰り返さない。しかし、しばしば韻を踏む」– マーク・トゥエイン
①私は次の三つの時間的フェーズで捉えています。
❶〜1917年:ボルシェビキ革命以前
❷1917年〜1991年:ソビエト時代
❸1991年〜現在:ソ連崩壊から現在

❶〜1917年:ボルシェビキ革命以前
過去数世紀にわたってヨーロッパ諸国はアフリカ大陸やアメリカ大陸を略奪・搾取する事で繁栄してきました。
②イギリス、フランスなどに代表されるそれら列強は地球規模のスーパーパワーでしたが、しかし、ヨーロッパ内部においては際立ったヘゲモニーを持ちえなかったのです。そのためにヨーロッパは内部に常に不安定性の危機を抱えていました。その矛盾を解消しようとしたのがナポレオン・ボナパルトでした。
③つまり、ロシア征服によってフランスを頂点とする安定したヘゲモニーをヨーロッパに構築しようとしたわけです。しかし、その試みはこっぴどい敗北に終わりました。
ナポレオンのロシア遠征失敗から数十年後の1850年代に同じ試みが繰り返されます。ロンドンとパリで仕組んだクリミア戦争です。
④オスマントルコを相手にしながら、実はロシアの弱体化を狙ったものでした。
そして、1905年、ロンドンは歴史上最も愚かな間違いを犯します。それは日本を唆してロシアと戦争をさせたことでした。そのためにロンドンは日本に多額の経済的支援さえしました。
⑤そして、その結果としてヨーロッパが受け取ったものが、皮肉にも1917年のロシア革命(ボルシェビキ革命)だったのです。そのうえロンドンは支援した日本からは、金の生る木だった香港と上海を強奪される取られる(1941-1942)という[ありがたいお返し]をされることになりました。
⑥この間、ロシアはただぼんやり指を咥えて傍観していたわけではありませんでした。凡アフリカ共同体を支援することで西欧植民地主義体制の弱体化を狙っていたのです。
⑦1890年代、エチオピアがイタリアの侵略軍を撃退するという快挙を遂げますが、エチオピアに武器を送り強力に資金援助していたのがロシアだったのです。そしてそのトレンドはボルシェビキ革命後も継続されていきました。
⑧キューバ革命やニカラグア・サンディニスタ革命を支援し、またアパルトヘイト国家南アフリカ解放のために戦っているキューバ軍に武器支援していますし、それが1994年のネルソン・マンデラの大統領選勝利につながっていきました。
⑨ヨーロッパの地図を見るとわかるのですが、ヨーロッパの大部分が実はロシアであって、西ヨーロッパはその西端にちょっことくっついているに過ぎないのです。しかも単に土地の広さだけでなく、地下資源のほとんどがロシアの地にあります。
⑩そこにヨーロッパの国で約二カ国分の、例えばドイツの二倍の人口が住んでいる。ヨーロッパの中でロシアの位置がプリエミネントなのは、南米の中でブラジルがプリエミネントであり、北米の中でアメリカ合衆国がプレエミネントであり、東アジアの中で中国がプレエミネントであり、
⑪南アジアの中でインドがプレエミネントであると同様にあまりにも明らかです。しかし、その事実が西欧中心主義には受け入れ難いのです。そして西欧のコンプレックスの根源でもあるのです。
⑫❷1917年〜1991年:ソビエト時代
欧米帝国主義は、すでに1970年代〜1980年代にかけてソ連を弱体化させるために、宗教的過激派(ムジャヒディーン)を養成しはじめていました。それは部分的であれ結果的にソ連崩壊に貢献したかもしれません。
⑬しかし、自ら養成し、強大となった宗教的過激派によって9.11世界同時多発テロを起こされてしまいます。そしてアフガン戦争を始めましたが、膨大な費用とエネルギーと20年の歳月を注ぎ込んだ挙句、けっきょく敗退する(2021年8月)という屈辱的な結果に終わりました。
⑭ところで2022年2月のロシアのウクライナ侵攻は、ちょうどニクソン訪中から50年目に当たります。ニクソン訪中の目的の一つは中国を反ソビエト勢力として抱き込み、ソ連を弱体化することでした。
⑮ちょうど20世紀初めにイギリスがロシアを弱体化する目論見で日本を支援したように、アメリカは中国を支援したわけです。そして、その結果はどうなったでしょうか。イギリスが支援した日本は破竹の勢いでアジア・太平洋地域を侵略し、欧米帝国主義を脅かすファシスト国家になったし、
⑯そしてアメリカが支援した中国は、ご存知のようにアメリカを脅かす巨大な経済大国になり、政治的にもアメリカを凌ぐ影響力に成長しつつあります。
⑰レジーム・チェンジでプーチンを倒すという試みはもしかしたら成功するかもしれません。プーチンが倒れれば、現在の※QUADの一環にロシアが加わわって中国包囲網が完成するだろうという、取らぬ狸の皮算用です。
⑱※QUAD:日米豪印四カ国(+韓国・台湾)による中国包囲網。2007年、安倍晋三首相によって提唱され、ディック・チェイニーベイ副大統領の支援を得てジョン・ハワード豪首相とマンモハン・シン印首相が参加し、マラバール演習の実施に繋がった。日本がもはや戦争放棄の国でないことがよくわかる一例。
⑲※マラバール演習
⑳しかし、プーチンの後に来る政権がワシントンの友だちになってくれるという保証はないし、決してそうはならないでしょう。唯一、ワシントンの友人だった酔っ払いのボリス・エリチェンの後継者がウラディミール・プーチンだったように、プーチンの後に来る政権はひょっとしたら共産党かもしれません。
㉑すると、皮肉にもワシントンは、共産党を返り咲かせるためにレジーム・チェンジをすることになってしまうでしょう。
㉒❸1991年〜現在:ソ連崩壊から現在
ソビエト崩壊は、率直に言って、欧米帝国主義のカタストロフィックな勝利でした。その勝利が世界をアメリカの一局支配の時代に導いたからです。そしてそれはアメリカの好き勝手を無制限に許すことになりました。
㉓ちょうど甘やかさせたいじめっ子をお山の大将に据えたようなものです。イラク、シリア、アフガニスタン、リビア、…と膨大なドルを注ぎ込みながら暴虐のかぎりを尽くしていきます。そしてそれがアメリカ自身をカタストロフィに導いていくのです。
㉔一方、ソ連解体以後のロシアに目を向けてみると、モスクワはもうモルドバやジョージアやトルキスタンを援助する必要を感じなくなっていました。支援によってラテンアメリカにキューバやニカラグアをもう一つ誕生させなくてはいけないと感じることもなくなっていました。
㉕そしてその分、モスクワは資源を自国のために節約できるようになったわけです。
㉖この30年間はNATO(北大西洋条約機構)拡大・東進によって象徴されます。
NATOは1949年に反ソビエトを目的として設立された軍事同盟です。
㉗しかし、冷戦の設計者であった故ジョージ・ケナンがすでに1946年2月22日のフォーレン・アフェア・ジャーナルの[長い電報]の中でNATO東進拡大に反対の意向を表明していました。ニューヨークタイムズのトム・フリードマンでさえ、拡大に反対していました。NATO拡大が非常にまずいアイデアだからです。
㉘NATO拡大でどうなったかというと、まず旧東欧諸国に新自由主義が流れ込み、国家インフラが民営化され、極端な貧富の差が生まれるようになりました。
㉙そのうえ北マセドニアやモンテネグロのような小国さえ軍事的互換性のために大量の武器を購入しなければならなくなったので、それがさらに国民の生活を圧迫するようになりました。
㉚そして最近のドイツで起きた例の見せ物です。オーラフ・ショルツ首相がついに1945年以来装ってきた偽平和主義の仮面を自ら剥いで大幅な軍備拡大を宣言したのです。これなどはロンドン、パリ、ブリュッセル、そしてアメリカ合衆国を震撼させるべき事件ではないでしょうか。
㉛ところが何の抵抗もなく受け入れられてしまいました。彼らは過去の二つの世界大戦の教訓をすっかり忘れてしまったのでしょうか。
㉜けっきょくNATO拡大は旧東欧諸国をアメリカの基地として軍事化し、再びドイツの軍事力増強を許し、それによって潤ったのはアメリカ合衆国国防省長官ロイド・オースティンがいたレーシオン、ロッキード・マーチンなどの軍事産業です。
㉝ロシアからの天然ガスを断つ事の結果は、価格の高騰です。オーラフ・ショルツが北アメリカから天然ガスを輸入するための港湾建築計画を公表すると、アメリカの天然ガスの株が上がりました。ペトロ・メトロ・ヒューストン・テキサスでは毎日シャンペーンの栓を抜いて町中お祭り騒ぎだと聞きました。
㉞ロシアの天然ガス会社ガスプロムの株価が90%下落したことで逆に株価が上がったからです。世界は全く目先のことしか目に入らない人々の打算によって動かされているようですね。そして、ドイツ人がはるかに割高な光熱費を払わなければならなくなることに変わりはありません。
㉟天然ガスだけでなく、ロシアはアルミやチタニウムの主要産地です。それが途切れることで欧米の工業は大打撃を受けることでしょう。
㊱また、ロシアは世界最大の小麦供給基地であり、そのほか五種類の主要穀類の一位二位を争う主要産地です。今回の混乱でそれらの供給が途絶えると、とうぜん価格が高騰します。
㊲ヨーロッパで貧困が起これば、北アフリカでは深刻な飢餓となって現れ、そこから大量の難民が地中海を渡ってヨーロッパに流入してくることになるでしょう。社会不安がさらに社会不安を呼び、それはすでにヨーロッパで顕著になっている極右勢力をいっそう強大にしていくことでしょう。
㊳ロシアに対する経済戦争で、ロシアをSWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)バンクシステムから排除しました。Apple Payも使えなくしました。しかし、これは現在すでに進行中の世界的な脱ドル体制の動きに拍車をかけることになるでしょう。
㊴ドル体制に代わる国際通貨体制が中国を中心として世界規模で構築されつつあり、ロシアも署名しています。これは冷戦の設計者ブレジンスキーが、すでに1970年代において最も恐れていたことでした。
㊵彼の最後の著書”The Grand Chess Board”の中で、ユーラシア大陸に西欧帝国主義を脅かす巨大な政治・経済・軍事・社会的ブロックが形成されることを阻止しなければならないと書いています。それは言うまでもなく、中国・ロシア・イランを中心とした共同体のことです。
㊶皮肉にも、その欧米が最も恐れていることを一番熱心に実現しようとして躍起になっているのが他ならぬ欧米自身なのです。🤷‍♀️🤷🤷‍♂️🤦‍♀️🤦🤦‍♂️
㊷ロシアは最初の最初から、NATO拡大・投信を「受け入れ難い」として警告を発し続けてきました。それが、ロシアの生存上の脅威だからです。1962年にソ連がキューバに核ミサイルを配備しようとした時、JFKの全ての将軍が核の先制攻撃を進言しました。生存上の脅威はそれほどまでに深刻なものなのです。
㊸それは当然、ロシアについても当てはまります。ところが最近、NATOのジェンス・ストルテンバーグが「NATOは安全保障の緊急110番です」とバカを言いました。彼は2011年に主権国家リビアを空爆してガダフィを殺したことを覚えていないのでしょうか?
㊹アフガニスタンを攻撃したことを覚えていないのでしょうか?1945年以来、ヨーロッパで最大の武力行使となった1990年台のユーゴスラビア攻撃を覚えていないのでしょうか?
㊺その時、ベルグレードの中国大使館を爆撃したことを覚えていないのでしょうか?私たちは忘れても、中国は覚えていますよ。当然、ロシアも覚えています。
㊻ウラジミール・プーチンは超音速ミサイルを持っていることを常に警告し続けてきました。 先日、「核兵器が一日で決着をつけるだろう」と予言しました。
㊼ところがこれほど危険な状況にありながら、紛争の原因である NATO拡大・東進について冷静に言及するメディアは皆無です。
㊽ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストなどは口を揃えて「プーチンはソ連の復活を狙っている。プーチンの野望はグレーター・ロシアを作ることだ」と見当はずれを言って一層火に油を注いで、恐怖と憎しみを煽っています。
㊾ロシアのメディアを締め出し、スポーツや文化交流から締め出し、ドストエフスキーまで締め出しています。ロシアにちょっかいを出し続けることで私たちが受けることになる最も不吉な結果は、人類の終わりということにもなりかねないということですね。
㊿メルビルの小説『白鯨』を思い起こさせます。白鯨への憎しみと復讐心から自己破壊に向かって爆進する主人公のようです。ロシアという白鯨にすっかり正気を失って自分の首を絞めて締めて本当に殺してしまいかねないのです。
(了)

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