Thread by @tkatsumi06j

五輪開催に備え色々想定している。

当初、経団連企業では五輪で各種公共交通機関の混雑が予想されるため一昨年前の夏期に「テレワーク・トライアル」が実施された。その成果もあって現在のコロナ下のテレワークが持続しているという背景がある。だがワクチン接種が進むとどうなるか。企業次第となる。

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想定はしていたが企業内での接種も実施されることになった。7月の五輪開催までに大半の大企業の従業員・家族が少なくとも一回目接種を終える。テレワークを維持する体力のある企業はワクチン接種後も継続するだろうが、そうでない企業は通常勤務に戻る。

人流は必ず増える。そう想定せざるを得ない。

すると人流が増えるリスクの上に増加する変異株感染のリスクが重なる。電車通勤が再開すればこのリスクは否応なく高まる。現在、東京の陽性者の9割が感染力の強いアルファ株に感染しているという。その上で、感染力とワクチン突破力の高いデルタ株が増加しており、その混合株が流入する恐れもある。

唐津の両親が観戦のため上京したら、移動手段は主に電車となる。タクシーも多用するだろうが、タクシー運転手に対するワクチン接種が進むかは未知数。上京した両親が万一デルタ株に感染した場合、ワクチンの効力は70%強。重症化リスクも高いので都内・埼玉県内で病院を確保しなければならない。

両親のデルタ株感染により家庭内感染が起き、私か妻のいずれか又は両方が感染した場合も想定する。妻がコロナに罹ったらひとたまりもない。高熱に耐えられないからだ。そこで私まで倒れたら万事休す。だから両親やがん患者の妻を治療する保健医療体制は万全でなければならない。だが望めるのか？

これから50日間弱の間に、都や県には万全の保健医療体制を整えて貰う必要がある。幸いにも県知事は感染リスク増大の可能性高いPVの停止を決めたが、そんなものはリスク要因の一つに過ぎない。万が一の時、自分の家族が五輪ファーストに絡めとられた脆弱な医療体制の犠牲になることは絶対に避けたい。

開催がもはや不可避となりつつある今、とにかく私たち個人は、家族を家庭を守るために、できることをして備えるしかない。ワクチン接種もその選択肢の一つだがまだ不安が募る。だが決して、お祭り気分で五輪開催を喜んで迎えることはない。なぜ開催国の民がこんな思いをしなければならないのだろう。

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