Thread by @tkatsumi06j

今朝未明に途中まで読むことができたWIRED.comの7月の記事。『台湾の不世出のデジタル担当大臣はどのようにしてパンデミックをハックしたのか』と題された記事。もしかしたら、既に日本語版記事が存在するかもしれないが、いくつかの下りを独自に和訳してみたいと思う。先ずはここから。

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1328091916404092928

「台湾では、ITオタク世代がデジタルなことをやっている一方で、他の世代が行政や政治を学び民主主義を実践している、という状況にはならない。ほとんどが同じ世代の人間だから。私たちにとっては、インターネットの前に民主主義は存在しなかった。民主主義はインターネットとともに到来したのです。」

“タン氏が求める調和は更に一歩進んでいる。「台湾では、デモクラシーそれ自体がテクノロジーなのです。常に実験的な繰り返しと漸進的な改善が施されます。1991年から2005年までの間に台湾の憲法は7回改正されました。我々の世代は、憲法それ自体がソーシャルテクノロジーだと信じているのです」

「要は、半導体の設計をいくつも試すのと同じです。憲法の設計も、いくつも試すことができるのです」タン氏

本来、民主主義はその本来の姿に到達することはできてもこれ以上の進化はできないと考えられていた。ところが、古い物は改善していけばよい。マイナーアップグレードの積み重ねで十分なのだ。