Thread by @tkatsumi06j

おはようございます。ウガンダ選手団について与党側から一連のの衝撃的な情報が入ってきましたね。
・一般旅客に陽性者が出ていた。
・選手団はビジネスとエコノミーを分けて使っていた。
・いずれもバブル状態になかった。
・トイレも普通に共用していた。
このことから類推されるのは…

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1410278327684718594

本件は、🇳🇿NZの新型コロナ対策顧問が言っていた「不均衡」。低所得国と富裕国の間の格差が如実に現れたケースなのではないか。と言うのも、航空会社に「バブル」待遇を求めるには、それなりの財力が求められるからーだからウガンダ選手団は、普通に一般乗客と座席を共にしていたーと考えられるからだ。

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1408668460578611213

つまり、IOCも組織委も、“日本の外“での防疫対策には何らヒト・モノ・カネを出していないのではないか。だから低所得国は、バブル策など全く実施できずに普通に一般客に混じって来日するしかない。当然、接種率の低い国では機内感染のリスクが高まり、翻って入国時に陽性となるリスクも増大する。

今回陽性となったウガンダ選手団のうち1人は50代のコーチと分かっている。彼は元オリンピアンでもあり、ウガンダにとって国の誇りと言える人物。

もし、佐藤議員の情報が正しくビジネスとエコノミーに選手団が振り分けられていたなら、このコーチはおそらくビジネスクラスに居ただろう。

残念ながらもう一人の陽性者（選手団）の身元が判っていないし、今回新たに判明した一般客の陽性者もビジネスとエコノミーのいずれの旅客だったか分からないのでこれも類推でしかないが、もし一般客“も“ビジネスだったとしたら、感染はビジネスで拡がっている可能性がある。ならばトレースできる筈だ。

この問題の本質は、「南北格差」にある。つまり資金が十分な富裕国はバブル措置を受けられるかもしれないが、そうでない国は普通に一般客に混じって入国するしかない。そして、「南北」と言う意味では五輪に参加する国の中では「南」に属する国が圧倒的に多い。バブルを保てるのは一握りの先進国だ。

ということは、日本の水際対策はよほどしっかりしたものでなくてはならないし、仮に入国時に検疫でスクリーニングできたとしても、一般客の中に今回のような隠れ陽性者がいれば五輪選手団の入国に付随する国内の感染拡大の恐れが増大する。さて、日本の水際対策。国内への陽性者流入を防げるだろうか？

【続報】ウガンダ選手団で最初に陽性とされた50代男性のコーチが施設療養解除の要件を満たして入国を果たし、大阪入りしたそうです。主催者側の発表ではこの男性は #デルタ株 で陽性とのことでした。ワクチン接種完了の効果か、重症化を免れたようですね。これは良かったです。

https://twitter.com/kyodo_official/status/1410364918075822082

【続報】野党・立憲側も厚労省に確認していました。東京新聞が報道。

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1410548044689403918

《補足情報》問題のフライトを特定し見取り図を入手しました。フライトは🇶🇦QR806/🇯🇵JL7994のコードシェア便。機体はBoeing 777-300ER (B77W)です。ビジネス（42席）は前部と中部にトイレがあり、エコノミー（316席）は前部・中部・後部の三箇所にトイレがあります。このうち埋まっていたのは半分以下。

🇺🇬ウガンダ代表団は総勢9名。残りの一般旅客は80名だったことが報道や政府発表で判っています。ということは、収容人数358席のフライトが90名程度（約1/4）のキャパシティで運航したことになります。トイレがこれだけ分散していればビジネスとエコノミーでトイレを共用する確率は相当減ります。

現在判明している一般旅客の同乗者がビジネス・エコノミーのいずれに座っていたかは明らかにされていません。しかし佐藤議員の情報によると、🇺🇬ウガンダ選手団は両方のクラスに分かれて座っていた。となると、1/4キャパで運航する便のトイレの「共用」は両クラス別々に行われたと見るのが自然。

幸い（？）今回判明した一般旅客の陽性者は80名中1名だけ。いずれのクラスに居たとしても、（現時点では）感染はそれ以上広がっていないことになり、QR806/JL7994便の機内感染の拡大という最悪の事態は避けれたことになります。問題は、ウガンダ代表団が便を“乗り継いで“来ていることです。

件の佐藤議員は自身のブログでより細かい内容を投稿し、防疫の観点で与党議員のあるべき姿を示しておりそれ自体は称賛に値する。だがやはり国内のみを考えていて「国際航空安全」の視点に欠ける。本来はその観点からウガンダ代表団の乗り継ぎ経路追跡を進言すべき立場にある。
ameblo.jp/satomasahisa/e…