#Shax_nichigei_1026 悪徳にこだわりすぎたので次いきましょう。ヘンリー八世時代の演劇は中世風の道徳劇を受け継いでおり、また意外と政治的な題材のものもあります。ジョン・ヘイウッド『天候の劇』(The Play of the Weather、1528–1533)ってのがありまして、これは題名通り天候調査の芝居です。
#Shax_nichigei_1026 『十人十色』(Every Man in his Humour)、『ヴォルポーネ』(Volpone)、『エピシーン』(Epicene, or the Silent Woman)、『錬金術師』(The Alchemist)、『浮かれ縁日』(Bartholomew Fair)、『悪魔は頓馬』(The Devil is an Ass)、『新聞商会』(The Staple of News)が代表作です。
#Shax_nichigei_1026 窮地に陥ったジョバンニはアナベラを殺し、その心臓を持って宴席に出てソランゾを殺します。ジョバンニも殺され、枢機卿がアナベラのことを‘Who could not say, ’Tis pity she‘s a whore?’「あわれ彼女は娼婦であった、と言えぬ者があろうか」と言って芝居が終わります。
#Shax_nichigei_1026 その他の著名な劇作家としては、フィリップ・マッシンジャー(Philip Massinger, 1583–1640年、『ミラノ公爵』The Duke of Milan、『町人奥様』The City Madam)、(続)
#Shax_nichigei_1026 リチャード・ブルーム(Richard Brome, 1590年頃–1652、『愉快な仲間またの名浮かれ乞食』A Jovial Crew or The Merry Beggars)、ジェイムズ・シャーリー(James Shirley, 1596-1666、『快楽夫人』The Lady of Pleasure、『アイルランドの聖パトリック』St. Patrick for Ireland)