バイデン大統領の就任演説を聞いて思ったこと。それは、ほぼすべてがアメリカという国をどうしていくか、何が問題か、どう正していくか、どう再び一つとなるか。どう再び世界の模範となる国になるかーと。皮肉なことに、前大統領がずっと唱えつつ実現しなかった「真のアメリカファースト」だったこと。
https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1351940127656824832
前大統領との最大の違いは「世界におけるアメリカの地位」という位置付けではなく「アメリカの問題を第一に考える」という姿勢だった。外交に関する言及はほとんどなかった。アメリカという国が、真に偉大な国であるために、自信を取り戻すために、一体であるために、UNCIVILなWARを終わらせるために。
この”End the uncivil war”という言葉はすでに語り草担っているようだ。これどう訳せばいいだろうか。civil warは「内戦」「内乱」を意味するが、バイデン大統領の言うuncivilとはどういう意味か。civilとは通常、「行儀がよい」とか、「文明的」と解される。大統領が言うのは、「非文明的な諍い」？
深い言葉だった。だが同時に、この「文明の道を外れた諍い」を止めないと、アメリカは前に進めないのだ。世界の模範となることもできないのだ。だから「アメリカファースト」なのだ。第一に、アメリカの中の問題を解決する。そのために全精力を傾ける。バイデン大統領はそう声高に宣言したのだ。
WE MUST END THE UNCIVIL WAR
“この文明の道を外れた諍いに終止符を。“
MY WHOLE SOUL IS IN THIS
“私はすべての魂をこれに注ぎ込む。“
WE WILL GET THROUGH THIS TOGETHER
“我々は共にこの試練を乗り越える。“
果たして、彼のこのメッセージは全米国民に伝わっただろうか。
“この文明の道を外れた諍いに終止符を。“
MY WHOLE SOUL IS IN THIS
“私はすべての魂をこれに注ぎ込む。“
WE WILL GET THROUGH THIS TOGETHER
“我々は共にこの試練を乗り越える。“
果たして、彼のこのメッセージは全米国民に伝わっただろうか。
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