Thread by @nohohor

「パラサイト 半地下の家族」見て来た。好物の怖くないハラハラ系(いやちょっと怖いw)。日本の作品だと万引き家族と比較されるけど、私は台湾の「大佛普拉斯」を思い出した。#パラサイト

映画 #パラサイト 半地下の家族 は感情描写や伏線が難しすぎず露骨すぎず、「韓国ならではの格差問題」を"象徴的に"描けている。もののけ姫やナウシカは欧米人にはスッと腹落ちしなかったらしいけど、パラサイトはたぶんちょうどいい分かりやすさ。カンヌに続きアカデミーも期待。

映画 #パラサイト 半地下の家族 、製作はプデュシリーズの八百長問題で渦中のMnetを擁するCJ E&Mだとエンドロールで知るなど。それで思ったのが、韓国人は輸出産業としてのエンターテイメント事業がホントに得意。（IZ*ONEはよ帰ってきて。待ってる）

韓国は台湾の倍の人口で国土も広く、でも厳しい冬があり農業漁業で最低限なら食っていける豊かさは台湾ほどはない。台湾エンタメは国内目線で作ってもその先に世界の華人市場が拡がってるけど、韓国は世界に対し言葉と文化の壁がある。だから自ずと外ウケを意識する習性が身に付いてる #パラサイト

エンタメって極論すると想像力の産物なので、物質的に豊かでなくても才能があれば一発アテられる可能性がある。
韓ドラの主人公があいも変わらず「貧しく気立てがよく賢く勤勉」なのは、韓国人はどんな状況でも夢見ることをやめない（むしろ夢しかない）からなのかなと思った。 #パラサイト

一方、大佛〜の主人公２は（オツムの出来も違うけど）大志など微塵もない所が台湾と韓国の違いだと思った。無茶してクビになっても敵わん弱者は弱者なりに細くしぶとく生きよう（まあ凍死はしないし）という感じ。同じ格差社会でも主人公の向き合い方は真逆 #パラサイト #大佛普拉斯

映画 #パラサイト 大雨のシーンは色んな人が感想書くと思うけど、ブラタモリ的な解説があったら読んでみたい。
去年9月の雨台風でムサコ高級タワマンの排水管が逆流して成金間にも格差ありと露見した事案、韓国ではあんなことは絶対に起きない(描かれない)と思ったけど、江南の海抜ってどうなんだろう

#パラサイト と #大佛普拉斯  の主人公からは飄々とした「Life Goes On」を感じるけど、 #万引き家族 はとどのつまり主人公達の心の傷の物語。
底辺家族にさんざん万引きさせて日本人監督が描いたのは終始ココロのありよう。さすが、おじ様が最後にとんでもないもの盗んでいっちゃうお国柄。

（寝落ちからの）鑑賞直後の感想はとりあえず書き終わった。やっと他人のレビューが読める

メタファーと伏線、撮影＆美術がすんごい賞レース総なめのパラサイト映画といえば「女王陛下のお気に入り」なのだが、調べたらカンヌは出品してない？のね（仕組みをよく知らん）。2018対象ならパルムドールは万引き家族。カンヌって評論家やマニア好み過ぎてもあかんのか。

「女王陛下のお気に入り」に比べたら「 #パラサイト 半地下の家族 のメタファーやどんでん返しは分かりやす過ぎるぐらい。台詞や文字でキーワードが呈示されるし、登場人物の感情がシンプル。
なので監督がエンタメを作ろうとしたという話は納得。キモくも醜悪でもないし。